こちらはDJ PMXの少し切ないビートにマッチョのブレない特有のフロウが人気の一曲。フューチャリングで参加しているCORN HEADの声がMACCHOの声とまた違ってこの曲を締めてくれます。ミュージックビデオもストーリ性がありそちらも見応えがあり!
Contents
OZROSAURUSのMACCHOの事故とDJ TOMOの脱退!新生バンド誕生まで
ここからはOZROSAURUSの転機の時と言われる時代を掘り下げていきます。事故や脱退など試練を乗り越えてもなおHIPHOP界の重鎮として走り続けるOZROSAURUS。そこにはMC MACCHOのHIPHOPへの愛がありました。
MC MACCHOがバイク事故に!
OZROSAURUSの人気が止まることを知らず、絶好調の中、MC MACCHOが大きなバイク事故にあってしまいます。この事故が原因で半身不随の危険性があったほどの重傷を負ってしまいます。
MC MACCHO半身不随の危機
肺を半分失うことになってしまい、ハンデを負ってしまった。とマッチョ自身も思っていたそうですが、命があるということは音楽をHIPHOPをラップを続けろ。という神様からの啓示だと思ったそう。彼は再びマイクを握ることを決意しました。
DJ TOMOが脱退!MC MACCHOソロに
事故後、肺の関係でシャウトをしなくなり声も少し変わりましたが音楽再開を決意したマッチョ。そんな中、ともに横浜045スタイルを生み出しHIPHOPシーンを駆け抜けてきたDJ TOMOが方向性の違いからお互いのため。とOZROSAURUSを去ることになります。TOMOはその後ニューヨークへ単身渡米、マッチョはソロとして、お互いの道を歩みだします。
OZROSAURUSは2015年に新生バンドとして生まれ変わった!
事故や脱退を経てソロとしてしばらく活動していたOZROSAURUSでしたが2015年、突如ロック界の実力あるメンバーを迎え入れ、新生OZROSAURUSとしてHIPHOPファンもロックファンも驚かせることになりました。HIPHOPだけではなくロック界にも進出し、ロックフェスティバルにも参戦しています。
OZROSAURUSのMC MACCHOがGrandmaster Flashに客演!
MC MACCHOはバイク事故、肺を半分を失ってしまうハンデに重ね、DJ TOMOの脱退など数々の試練を乗り越えてもHIPHOP界のトップを走り続けました。そんな中、Grandmaster Flashの20年ぶりとなるアルバムに参加することになります。
Grandmaster Flashとは?
HIPHOP創世記と言われるHIPHOPがまだ生まれたばかりの時代から最前線で活躍するアメリカの重鎮DJ、またHIPHOP文化の父。とも呼ばれる、HIPHOP界では彼のことを知らない人はいない伝説的存在のHIPHOP DJです。
名だたるヒップホップスターの豪華共演
そんなレジェンドGrandmaster Flashが手がけるアルバムですから、参加したアーティストたちも只者ではありません。世界中から実力と名声を共にした名だたるスターが、名を連ねる中にMACCHOの名前があるのです!
MC MACCHOが日本語のラップで参加!
参加するだけでも名誉あることですが、それだけで終わらないのがMC MACCHO。なんと、日本語のラップで参加しています。もともと英語圏で生まれた音楽が日本で進化し、MC MACCHOが日本のHIPHOPが世界に胸を張れるものだと証明しました。
日本語でラップをするのは難しい
MC MACCHOが日本語でアメリカの大御所DJ が手がけるアルバムに参加しましたが、それがどれだけすごいかピンと来ない人もいるかもしれません。ここからはどれだけ日本語でラップをするのが大変なのか解説していきたいと思います。
独特な発音
まずHIPHOPが生まれたのは英語圏。英語と日本語の違いから難易度は英語と比べて格段に上がります。発音の面では、日本語は全ての言葉が必ず母音で終わるのにも関わらず、母音の数が圧倒的にアルファベットと比べて少ないです。例えば、英語ではTやDなどで終わる言葉。日本語で発音するとはっきりと母音で最後終わってしまいます。そのため韻を踏める言葉の数が限られてしまうのです。
独自の発声法
音が同じ言葉を使うとき、意味を区別するために私たち日本語を話す者は音の高さ、いわゆるピッチで区別します。英語はまったく違った形、アクセントで区別します。どこで強く発音するのかで使い分けます。この違いから、音楽があるのでピッチで区別する日本語は韻を踏むのが醍醐味のHIPHOPジャンルでは不利となってしまいます。
表記の違い
日本語の中で特に漢字は瞬間的な認識率が非常に高く、漢字からその言葉の意味をなんとなく理解できてしまいます。第2言語を学んだことがある人は経験したことがあると思いますが、中国語の方が英語と比べて読むときの拒絶反応の薄さが明白です。私たち日本人は無意識のうちに識字からその言葉の意味を理解する習慣があるので耳だけで言葉の面白さを生み出すのは至難に技になります。
日本の元祖ラッパーは意外な人物
MC MACCHOはその高い技術とセンスで、初めて日本のHIPHOPが特別なジャンルとして世界のHIPHOP界に太刀打ちできると証明しましたが、そもそも日本でラップを始めたのは誰なのでしょうか?それは誰もが知る意外な人物でした。
意外な人物とは
1984年、昭和59年にシングル曲「俺ら東京さ行ぐだ」でラップという新たなジャンルで大ヒットを記録した吉幾三さんです。なんと週間オリコン4位、1985年の年間チャートは21位と好記録を達成。今でも歌い継がれるほど、耳に残りやすいこの曲はなんと日本で生まれたラップの原点でした。
功をそうした彼の挑戦
演歌歌手としてデビューした吉幾三。1977年での最初のヒットの後、なかなか曲が売れない中でたまたまニューヨークでお寿司屋さんを経営していた友人からの勧めでアメリカのラップ音楽に触れ、そこからアイデアを得たようです。彼に新たな挑戦が当時の日本の音楽シーンを盛り上げ、ラップという新たなジャンルを日本に持ち込みました。
OZROSAURUSのMC MACCHOのタトゥーは?
MC MACCHOの特徴といえば、そのラップのスタイルもさることながらファンの間ではタトゥーも有名です。そのタトゥーについても解明していきたいと思います。
MC MACCHOの両腕のタトゥー
写真の通り大きいタトゥーが両腕に刻まれています。左腕に「神のみ知る」、右腕に「行く我が道」、と刻まれ、なにかと耳にしたことがあるような言葉ですが、事故や脱退など苦難を乗り越えたMC MACCHOの両腕に刻まれているからこそ、その言葉がかっこよく響きますね。
MC MACCHOのタトゥーの意味
左腕と右腕の文を合わせると「神のみ知る我が道」。自分が行く道は自分も分からない、神様だけが知っているものだから、誰になんと言われようと恐れずに突き進もう。という意味がこの言葉の背景にはあります。まさにMC MACCHOの人生にぴったりな言葉です。
他にもタトゥーがカッコいいラッパーが知りたい人はこちら
OZROSAURUSのMC MACCHOは大麻を吸ってる?
OZROSAURUSの情報はデビューから20年以上経ってもなお、ほとんど公開されていないため憶測がファンの間でも多く飛び交っています。その中でもよく話題に登りやすいトピックについても話していきましょう。
MC MACCHOマリファナについてラップ
MC MACCHOは過去に実は「約何本吸ったろう」という曲でマリファナについて歌っています。濁したり隠喩を使うことなく、アメリカの州による法律改正にも触れるなど、はっきりとマリファナを吸う行為を肯定する歌詞が並びます。
DS455のKeyzabroマリファナで逮捕の疑い
2018年、新年早々お茶の間を賑わせていたラッパーたちの大麻所持の芋づる検挙。その中で、GANXSTA D.Xが「横浜の大御所は昨年末の逮捕をひた隠し」とツイート。その大御所がDS455のKeyzabroではないかと噂になり、マッチョがラップを始めた頃に親交があったため、ますますマッチョにもマリファナを吸っているのでは。と言われるようになりました。
OZROSAURUSのSNSと最新情報を紹介!
ブログやTwitter、InstagramなどSNSを通じて積極的に彼らの情報が発信されています。ぜひ、のぞいてみてください。
ブログ: https://ozrosaurus.amebaownd.com/
Twitter: https://mobile.twitter.com/ozrosaurus045?lang=en
Instagram: https://www.instagram.com/ozrosaurus_official/
OZROSAURUSはライブなど精力的に活躍中!
生まれ変わったOZROSAURUSは、ロック界にも参戦して数々の有名バンドが名を連ねるロックフェスティバルにも参加。また、2017年には彼らの楽曲が、MC MACCHOの故郷である横浜のプロ野球チーム横浜DeNAベイスターズのチーム曲として使われ、大きな反響を受け音源が発売されることになるほど、彼らの人気が衰えていないことが伺えます。
OZROSAURUSは日本が誇るヒップホップバンド!
20年以上活動をしているOZROSAURUSは止まることをしらず今もHIPHOP界の重鎮として最前線を切り拓いています。重鎮としての地位に甘んじずに常に上を目指して走り続ける彼ら。これからのさらなる活躍に注目していきたいところです。