カエンタケとは?猛毒キノコ?食べてみた人も?味や症状、生息地など紹介

万が一見つけた際は危ないキノコだから取り除こうとして素人が触れると大変危険です。かといってそのまま放置しても他の人を危険な目に合わせてしまいます。場所を自治体や保健所に連絡し、専門家の手によって取り除いてもらいましょう。

カエンタケを食べてみた人もいるの?どんな味?

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ここまでの説明を聞いてきたならこんなキノコは絶対に食べたくないと思うでしょうが、でもその味がどんなものなのか気になるという方もいるでしょう。どんな味なのか少しご紹介します。

カエンタケは衝撃的な味?とても苦いとの噂も

味は信じられないくらい苦いと言われています。口の粘膜もたちまちただれてしまいますし、その味の苦さたるや「後ろから鈍器で殴られたようなショックを感じた」と体験談として残っているほどです。

食べた勇者の末路とは?2ちゃんねるの気になるスレッド

実際に食べてその感想を2ちゃんねるで述べている人がいます。嘘か誠か「バター炒めでバクバクいける」とまで書かれており、味に興味のある人は一度検索してのぞいてみるのもいいでしょう。真実味はどこまであるかわかりませんがそんなスレッドがたつほどこのキノコの恐ろしさは知れ渡っているということでしょう。

カエンタケによる事故事例を紹介

2ちゃんねるの体験談はどこまで本当かわかりませんが、ここからは実際の事故事例をご紹介していきます。2016年のデータにはなりますが、日本での事故は6例報告されています。中毒を発症したのは10名、そのうち2名が犠牲になっています。

カエンタケによる事故①山梨県での事故

山梨県での事例です。1991年のできごとで、当時43歳の男性がわずか一口天ぷらにして食べた人が中毒を起こしました。枢軸後には40度を超える高熱を出し、髪の毛は抜け落ちたうえ運動機能や言語機能に障害がでました。奇跡的に命はとりとめましたが歩行と言語に障害が残りました。

カエンタケによる事故②旅館での死亡事故

続いては死亡事故です。1999年新潟でおこったものです。旅館のロビーに飾ったったカンエタケをふざけて酒に浸して食べた男性5名の内1名の尊い命が失われました。この事件を通じてこの毒キノコの恐ろしさは有名となったといわれています。

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