ファフロツキーズは空から不思議な落下物が降る現象!事例や原因を検証

ファフロツキーズとは、空から魚や蛙などが大量に降ってくるという超常現象です。今まで多くの仮説が提唱されてきましたが未だ真相はわかっていません。この記事では各地で起きたファフロツキーズ現象を紹介すると共に、今までに挙げられた仮説についても解説していきます。

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ファフロツキーズとは?空からあり得ないものが降る現象

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上空から飛来するモノを問えば、大抵は雪や雨等の自然の物を思い浮かべるのが一般的な回等です。世界ではそんな常識を真っ向から否定し、魚等の本来降る筈の無いモノが落ちるのが実際に起き、話題です。

怪雨とも呼ばれている

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我らが日本国内ではファフロツキーズと呼称されることもあれば、「怪雨」と呼称されるケースも存在します。読んで字の如く怪しい物、降るなど考えられないモノが雨の如く落ちる状態を指します。

またファフロツキーズは正式に英単語とはなっておらず、アメリカの超常研究家アイヴァン・サンダーソン氏の「フォールズフロムザスキーズ」日本語訳で上空から落ちるモノの頭文字を省略した造語の模様です。

海外での呼称

国内の別名と同様に海外でも主にはファフロツキーズと呼称するケースはマイナーな方で、あちらの圏の国だと「クリーチャーフォールズ」「レイニングアニマルズ」等の呼び名がメジャーな模様。

約1800年前から観測されている

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このファフロツキーズは実は太古の昔から観測が成された不可思議な事と研究によって観測ができており、国内の1800年前と言えば紀元210年、邪馬台国や卑弥呼の生存していた年代に該当します。

これほど以前だとファフロツキーズで何が落ちたかまでは定かにできず憶測の域を出ませんが、16世紀や17世紀等の近代では海外で蛙や鼠等の生き物が落ちたとの記録もあります。

オレゴンの渦に関する記事はこちら

ファフロツキーズはなぜ起きる?仮説を検証

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ファフロツキーズに関して簡潔にでもどんな状況か、何時頃を境に起きたのか等を見てきました。国内では前述したモノが起きる例はあまり多いと言えず、それ故に親近感が湧きにくいですね。

そして冒頭にある通り、落ちてくるだろう物をその辺の人に聞けば、曇った日の雨、冬場なら雪や雹等が挙がる筈。なのにファフロツキーズで動物等が落ちるのは、どんな原因によるものなのでしょう。

仮説①竜巻説

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ファフロツキーズに関して何故かの要因には現在多様な仮説が立てられ、その1つ目が自然の猛威を要因と推察する仮説です。近年国内でも起きる可能性があると関連の注意報が発令されるようにもなりました。

それにより地上から大量の何かが巻き上げられ空高く舞い上がり、発生場所とは離れた場所にその物が落ちるのが仮説の大筋となります。一応現実に即した仮説だけれど、これには少々無理がある点が。

魚が巻き上げられるか?

もし本当にこれが発動した場合、人工物や自然物問わず無作為に舞い上がります。ファフロツキーズでは魚のみが落ちてくる等がありますから、本仮説だとその辺りの説明が合いません。

仮説②鳥が落とした説

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続いて、空を飛ぶ鳥が口や足で咥えており、それが何かの弾みで取りこぼしてしまった故に地上に落ちたと推測するファフロツキーズの仮説です。こちらも上空より落ちるのに関しては現実を見た仮説ではあります。

こちらも反論が存在し、実際のファフロツキーズではバケツをひっくり返したかの如く大量の魚が落ちるケースも確認されます。鳥がそれほどの量の魚をくわえるのは無理ですから、やはりこの仮説も無理がある模様。

仮説③飛行機から落とした説

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更に原因の推測は加速し、飛行機が積んでいる荷物が落ちたとする説です。これなら前述の鳥の仮説にあった数量の問題は大量に運ぶ積み荷と考えてクリアできますから、候補の1つとして考えられます。

ファフロツキーズは、今もってその原因まで判明に至らない未知の超常現象です。飛行機の積み荷の落下ならどの飛行機から落ちたか分かりそうですが、それもハッキリと判明に至らないなら難しいです。

時間的問題も解決しない

更にそれに追い打ちをかけるかのように、実際のファフロツキーズでは驚いたことに数時間も跨いで上空から降り続けるケースもある模様。それほど大量に落とすなら飛行機も超巨大。やはり無理があるようです。

仮説④いたずら説

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4点目は何者かがいたずらをした所為でとする原因の考察です。人の行動なら予測ができませんので、何を落とすのか、どれくらいの量を落とすのか、そして何処に落とすかのこれまでの原因の問題を解消し得ます。

少々こちらの原因が現実味を帯びてきた感がありますが、前述の問題をクリアする程に大々的に落とすのなら、実行犯が判明しそうなもの。そんな事例も確認はありませんから、これも非現実感が拭えません。

仮説⑤錯覚説

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地上で生活し得る生物が落下したケースに限られますが、人の錯覚による要因の考察も存在します。つまり、察知できないレベルで急に急激に出現した生き物達が上空から来たかの如く錯覚する訳です。

蛙が振ったとする例を記述しましたが、自らが認知できない程の突発的な出現を考慮するなら何処から湧いたか予測できず、最終的に空からの落下だと結論付けてもそこまで可笑しい話ではない筈。

潰れた個体は無いけれど…

それほどの異常且つ急な出現なら誰かがどこを発生源としているか等分かるようなものですが、それも無し。更に空から落ちるなら間違いなくある落ちた事による潰れた個体も発見されない為、否定の声が多い位です。

仮説⑥瞬間移動説

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最後の6点目はいささか非現実さの目立つ、瞬間移動が原因とする説です。唱える者によれば「超サルガッソー海」なる重力の存在し得ない場所に一旦移動。その場所に蓄積された物が一気に現実へ流れ込んでくるとか。

この説は超常現象に関する作家、チャールズ・フォート氏の唱えたものですが、大気圏上に存在すると言う前述の海の存在も不確かで、更にそこへ瞬間的に移動する術など人類はいまだ持ち得ていません。

ファフロツキーズでは何が降ってくる?事例まとめ

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以上6つの考察される原因を記述しました。竜巻や飛行機の荷物の落下等ある程度現実的な原因も考察されてはいますが、それら含めどの仮説も原因にするには些か非現実さが表出し、結局ハッキリとはしていません。

そんな中で川や池等に生息する蛙、そして海も含め世界中に生息する魚が落ちた事例も確認されていますが、記述したものを含めファフロツキーズで落ちたモノとは何でしょう。その事例を記述します。

空から降ってきたもの①カエル

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最初は仮説内でも落ちた事例を挙げた蛙です。実はファフロツキーズに関して落下物の中で最も多く割合を占めているのが蛙で、世界中でもその事例は多数確認されています。

例えば2019年現在からおよそ100年以上前になる1901年の7月、米国のミネソタ州で蛙が大量に発生した事例があります。それから一世紀が経過した今でもその原因はハッキリしていない模様。

空から降ってきたもの②海産物

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2点目は魚を含む海産物です。海産物と言えば鯵や鰹等の魚類に所属するものに留まらず、海藻や貝類等も含まれますから頭上から落下してきた日には誰しもが仰天すること必至かと推測できます。

事例は1956年のまたしても米国のアラバマ州で、大量の魚が頭上から落下してきた例があります。更に日本国内でも、2009年に石川県は中尾町という町で大量のオタマジャクシが落下したとの事例もあります。

空から降ってきたもの③血の雨

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通常の雨ならば降ってきたところでさしたる問題にはならないですし、自然の摂理として当然のことと受け止められます。実際にコップ等で溜めてみると含まれる埃等で濁っているのが確認できます。

それでも基本的に透明な色ですが、これが血によって赤く染まった血の雨が降った仰天の事例もあります。原因は強い風に裂かれた鳥の血飛沫が地上に落下し、あたかも血の雨が降ったかのごとき現象に見えたから。

空から降ってきたもの④金属球

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事例のどのモノが落下してきても我々の付近に落下すれば驚くのは当然のこととして、高空からの落下ともなれば相応のエネルギーが生じ当たれば只では済みません。これに拍車をかけて危険な事例が、金属球です。

こちらは現在から14年前に当たる2005年、米国テキサス州にてボーリングベアと思しき金属の鉄球が落ちた事例が確認されています。周辺の住民への被害は確認されていませんが、当たれば一撃で命に関わります。

空から降ってきたもの⑤種子

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種子、つまり植物の持つ種が落下物に入っていた事例も存在する模様です。こちらの事例は米国ではなく、大英帝国で40年ほど前になる1979年に発生したものです。

事件が発生したのは同国の南部に位置する都市、サザンプトンの郊外です。そこでは大豆やトウモロコシ、インゲンといった作物の種と思しき種子が大量に落下したようです。

空から降ってきたもの⑥紙幣

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