高峰三枝子は歌う映画女優の先駆け！代表作は？息子は逮捕？死因は？

一体どうしたのでしょうか？死因は何だったのでしょうか？

高峰三枝子の死因は脳梗塞

高峰三枝子は1990年（平成2年）4月18日に大田区田園調布の自宅で倒れて、世田谷区の日産厚生会川崎病院に緊急入院しました。

脳卒中で意識が混濁し、左半身が麻痺してしまったのです。

病院での懸命な治療の結果、一時は意識を回復したのですが、5月24日に再び様態が悪化して、5月27日午後5時30分に亡くなりました。正式な死因は脳梗塞です。

最後まで病床で「早く仕事に戻りたい」と発言していた

意識不明の状態で病院に入院した高峰三枝子でしたが、それでも一時的に死因となった脳梗塞の症状が落ちついて、意識が回復した時期がありました。

この期間の間中、彼女は「早く仕事に戻りたい」という言葉を繰り返していたそうです。この言葉は、彼女の意識が完全に失われて死を迎える直前まで続きました。

仕事に対する執念は、見事であるというより他にありません。

高峰三枝子の追悼番組が多く放送された

高峰三枝子が脳梗塞が死因で亡くなったというニュースは、マスコミにも大きく取り上げられて、多くの追悼番組が放送されました。

高峰三枝子死亡の同年に勲四等宝冠章が追贈された

高峰三枝子の芸能活動に対する大きな功績に対して、亡くなった1990年（平成2年）には、勲四等宝冠章（現在の宝冠藤花章）が贈られました。

勲章だけではありません。翌年の1991年（平成3年）には第14回日本アカデミー賞特別賞を受賞しています。

彼女が日本の芸能界にどれほど大きな影響を与えたか、という証明です。

高峰三枝子のお墓は一般人でもお墓参りができる

脳梗塞が死因となった高峰三枝子のお墓は、東京都港区の覚林寺にあり、一般人もお参りすることが可能です。

墓には「鈴木家之墓」とあり、右側面には墓誌が彫られています。戒名は「天苹院妙麗日峰大姉」です。

高峰三枝子の夫や息子との関係は？孫は高峰陽？

仕事一筋といった生き方を貫いた高峰三枝子ですが、実は戦後間もなく結婚して家庭を持ち、一人息子も誕生しています。

しかしその家庭生活は、決して順風満帆といった状況とは程遠いものでした。

高峰三枝子は実業家の鈴木健之と結婚するも離婚

1949年（昭和24年）10月、高峰三枝子は英文雑誌を発行する実業家の鈴木健之と結婚しました。一人息子の清貴にも恵まれました。

結婚直後は、競馬好きな夫の影響を受けて、自分も一時馬主になるなど、仲睦まじい時期もありました。しかし夫婦仲の良い時期は長くは続かなかったのです。

1954年（昭和29年）夫妻は離婚し、彼女はひとりで息子を育てることになりました。離婚の前後にはストレスで声帯が悪影響を受け、一時歌手活動ができなくなったほどです。