日本犬によく見られる、硬く短い毛の二重構造で、一年を通して暖かい場所出身ということもあり耐熱性に優れているのが特徴です。毛のわずかな色の差から「赤トュラー」「黒トュラー」など4種類に分けられ、その中でも「赤トュラー」が一番多いそうですがミックスも人気で個体数も増えてきています。目の色は主に青か茶色です。
琉球犬の特徴③特徴的な耳と爪
小さな立ち耳が日本犬らしさを際立てて可愛らしい琉球犬。その耳は左右の間隔がほかの犬種と比べても広いと言われています。他にも、爪は特に特徴的で縄文犬やオオカミの名残といわれている、足の後ろに長いかぎ爪のような爪が一つ多くついています。
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琉球犬の飼育方法は?
琉球犬は個体数も少なく人気も高いため、まず手軽に手に入る犬種ではありません。また琉球犬を守るための保存会の活動への理解・協力があった上で、飼育することが可能です。家の様子や家族構成なども踏まえて飼育環境に基準を設けて飼育することを保存会などが許可する場合もあります。
また、もともとは狩猟犬として飼育されていたこともあり、運動量は大型犬とさほど変わらず、毎日の散歩などで運動させるようにしましょう。
琉球犬のしつけとケア
比較的おとなしく従順な日本犬である琉球犬の特徴。子犬のころからしつけ教室に通って、愛情をもって育てればお利口さんになります。また芸なども教えれば覚えることができるそうです。
ほかの犬種と同様、爪切りや歯磨き等の基本的なケアを忘れないことが大切です。
琉球犬特有の病気は発見されていない
琉球犬特有の病気は見つかっておらず、報告も今のところありません。しつけやケアと同じように、どの犬もそうですが、定期的な検診や食事管理、体調管理のもと一人の家族として育てることが重要です。
最近話題になっている犬に寄生してしまう虫の情報が知りたい人はこちらから。
琉球犬を迎える方法と価格
保存会などのたくさんの人が協力して、天然記念物として、また絶滅危惧種として琉球犬を来世に残そうと力を合わせています。そのため、気軽にペットショップで購入・飼育、というわけにはいきません。
価格帯も一緒に、ここからは琉球犬を家族に迎え入れる方法です。