バロットは孵化直前のアヒルのゆで卵!衝撃の見た目や気になる味は?

バロットはアヒルの孵化前の卵を茹でて食べる料理です。本場フィリピンでは伝統料理とされていますが、衝撃なのはその見た目です!この記事では、グロテスクな料理として度々旅行者を驚かせてきたバロットについてご紹介します!

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バロットとは?孵化直前のアヒルのゆで卵!

出典:Wikipedia

聞きなれないこの食べ物は東南アジア、とくにフィリピン、ベトナムでポピュラーな食べ物。手ごろな価格で栄養満点というまさに日本でいう生卵と全く同じ感覚で現地では食されています。

バロットはグロテスク?見た目と意外な味をご紹介

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バロットはベトナム名ホビロンとして検索してはいけない言葉に登録されているほど見た目はグロテスクで正直これを食べるなんて無理!と思う方も多いでしょう。

しかしこの見た目に惑わされるなかれ。見た目よりもとても美味しいのです。ですがグロテスク故に食べる難易度が高いのも事実です。

ここでは、そんなバロットを美味しく食べるため見分け方から食べ方のいろはまで様々な内容を取り上げていきます。。

バロットの見た目と味をご紹介①16日目のバロット

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この段階はグロテスクさも低く初めての方におすすめですがあまりバロットらしさはありません。

売りに出されている中では一番食べやすいです。中身はまだ雛があまり形成されていなくよく見ると頭らしき部分があるかな?という具合です。

味はゆで卵に近く、バロットの良さをあまり感じないかもしれません。 難易度:★☆☆☆☆

バロットの見た目と味をご紹介②17日目のバロット

少し見た目はグロテスクな域に入ってますが食べやすい部類です。気になりやすい「食感」がまだゆで卵に近く違和感を感じずに食べれます。

1日差にも関わらず16日目の物と比べるとかなり雛の成長が進んでいます。かなり頭や体といった体のパーツがはっきりわかってきます。

味はまだゆで卵に近いですがほんのり鶏ガラスープのような味もします。 難易度:★★☆☆☆

バロットの見た目と味をご紹介③18日目のバロット

見た目はかなりグロいです。しかしまだ骨や嘴、羽根が出来てきていないのでまだ口に含んだ時の異物感は少ないです。

このくらいのバロットが食べやすさ、味共に一番と評されています。見た目は体毛がないだけで既に鳥の雛とハッキリわかるくらいになっています。

味はゆで卵っぽさにさらに肉っぽさが加わるようになります。鳥肉と卵、我々のイメージに近いのは親子丼でしょうか。似たような味になっています。 難易度:★★★☆☆

バロットの見た目と味をご紹介④21日目のバロット

体のパーツが出来てきて既に見た目はハッキリとわかるレベルで雛なのでとにかくグロい。羽根のせいで異物感がかなり高いので初めての場合は避けるのが無難です。

しかし見た目食感共々きついですが旨味はスゴイ。鳥の旨味と卵の旨味が丁度良く調和しています。

ある程度慣れて来たらチャレンジしてみることをおすすめします。 難易度:★★★★☆

バロットの見た目と味をご紹介⑤孵化寸前のバロット

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とにかくグロい。心が拒否します。鳥類の卵が孵化するシーンを見たことがあれば中身のイメージはまさにその卵から出てきた雛そのものです。

羽毛は生え揃い脳みそを始めとする内臓類もしっかり出来ているので羽毛の異物感や内臓の苦み、骨や嘴の硬さをダイレクトに感じます。

フィリピンの山岳地帯にある屋台でしか取り扱っていないというこのバロット。これにはさすがの現地人も「これは無理」と口々に答えます。 難易度:★★★★★

食べやすいバロットの見分け方は?

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日数ごとに食べやすさを書いていきましたが、買う前に中身を見てチェックするわけにはいきません。しかし食べやすいバロットを選ぶためのコツがちゃんとあるのです。

卵の色を見てみよう

そんな時は卵の色をチェックしてみましょう。卵が白っぽいほど生まれたての卵になります。

逆に黒っぽかったり、青みがかって見える卵は孵化が近い、雛の体がかなり成長してきている卵ということです。

これを踏まえて、自分に合ったベストのバロットを選んでバロットの美味しさを堪能してください。

バロットの食べ方をご紹介!

半分雛の卵なんてどう食べればいいのかわからないと思います。ですのでここでは食べ方をご紹介していきます。

美味しく食べるには食べ方の把握は不可欠です。これを読んでおけば通な食べ方まで完全網羅出来ます。

バロットは14日目から食べられる

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日数による食べやすさや味は上記を参考にしていただければ幸いです。

ちなみに余談ですが、アヒルの卵が孵化するまでに必要な日数は28日です。生まれてから半分ほど時間が過ぎたら食べごろです。

バロットの食べ方①殻を開けて中のスープを飲む

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野外という皿に開けることが出来ない環境の中、上手く美味しくいただくための食べ方をご紹介します。

その場合、まずは卵のてっぺん(先がとがっている方)をスプーンで叩き殻を破ります。

そして中に入っているスープを開けた穴から飲みます。そのまま飲んでも美味しいですが塩やビネガーを混ぜて飲む食べ方が通です。

バロットの食べ方②殻を剥いて身を食べる

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お次は食べやすいくらいまで殻を剥いていきましょう。あとはスプーンで掬いあげるかかぶりつくかの2択です。

ここでも好みによって塩やミックスハーブ、レモン等をかけてもいいでしょう。

最期に必要なのは勇気です。状態によってはかなりグロテスクなので食べなれた方でも食べるときは目をつぶっているという方もいます。目をつぶってもいいので一思いにいってみましょう。

実際にバロットを食べた人の感想は?

実際にバロットを食べた人たちの感想です。バロットに馴染みのない日本人はバロットでどのようなリアクションをしているのでしょうか。

「子持ちししゃものような味」「味の薄い親子丼」「悔しいけど美味い」等々、味についての評判は概ね好評です。

しかし二の句には必ずと言っていいほど「グロい」「グロテスクすぎる」「美味しいが気持ちが付いていかない」といった感想が見受けられます。味覚と気持ちがぶつかり合っている感がありありと感じられます。

バロットはフィリピンでは伝統的な食べ物

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日本ではグロいということで有名な食べ物ですが、フィリピンでバロットは日常に欠かせないソウルフードなのです。

バロットはレストランや屋台でよくでる料理

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かなりポピュラーでレストランや飲み屋でも提供されているそうです。しかし主流は屋台で並ぶバロット売りはもはやフィリピン名物です。

バロットは老若男女問わず一般的に食べられている

ファーストフードのような感覚で、ふらりと屋台に立ち寄ってその場でぱくっと食べれてしまう気軽さが魅力のようです。

バロットを食べたことがないというならばフィリピン人辞めたのと同義と言わしめるほどにフィリピンに方々はバロットを愛しているようです。

バロットが食べられるようになったのは17世紀から

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昔からフィリピンにあるような雰囲気のバロットですが実は中国が発祥の地なのです。

中国の商人達を通じてフィリピンに伝わり、そこからベトナムなどの東南アジアに伝播しました。

伝統的なバロットの作り方

昔から変わらぬ伝統のスタイルでバロットは作られています。

回収した卵は最初の1週間ほどは布に包み日光に当てて温めます。その後は食べられるようになる14日目~21日目まで孵化器やライトを使って温めながら保管します。

そして食べ頃の卵を茹でたらいよいよ完成です。屋台ではこの茹でた卵を57℃程で保温し売り歩いています。

バロットは栄養満点の食べ物!

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卵が栄養満点なのは世間一般の事実として知られていますが、バロットはどうなのでしょうか。栄養満点と言われるバロットの栄養面を掘り下げます。

バロットはビタミンやタンパク質が豊富!

高たんぱくでさらにビタミンA、D、B6、B12等様々なビタミン類も有しており、エネルギーの吸収を助けるビタミンも入っています。

バロットは滋養強壮にもよく男性に大人気?

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栄養満点なバロットの魅力はそれだけではありません。なんと滋養強壮剤としての効果もあるのです。

手軽さも影響して当然男性にも人気が高く、夜の大一番前の景気付けに食べていかれる方も多いそうです。

バロットは1日に1~2個まで!

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しかしどんなに栄養満点で美味しいからといっていっぱい食べては体に負担がかかるというもの。

あまり食べ過ぎるとその栄養豊富さ故に高血圧を引き起こしてしまいやすいといいます。何事も適度に食すのが1番です。

バロットを食べるときは衛生状態に注意!

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知っていていただきたいのは注意すべき点があるということです。それはずばり、衛生面。食中毒にならないために以下の点を留意しておきましょう。

普通に食べるバロットは衛生上の問題なし

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