ちなみにその時スタジオではホットヴィットロンの中身が猛威を振るいました。グロテスクさにそこかしこから悲鳴が。やはりあの見た目はかなり衝撃的です。
バロットとピータンの違いって?
「アヒルの卵」「見た目がグロい」という共通の特徴を持つこの2つの食べ物。混同されやすい2者ですが実は全くの別物です。ここでは2者の違いを詳しく解説していきます。
ピータンとは?
バロットはここまででご紹介させていただいた通りなのでピータンを詳しく解説していきます。そうすることで違いも自ずと理解してもらえることでしょう。
ピータンとは中国で主に食べられている黒っぽい色をした卵です。その見た目と刺激的な臭いから好き嫌いはかなりはっきり分かれます。
茶色っぽいゼリー状の白身部分に灰色に染まった黄身の部分。およそ卵とは想像できないようなその見た目にグロテスクで食べれないという方や臭いがキツくて無理という方も多いです。
ピータンの作り方
あの独特な料理はどうやって出来ているのか不思議に思った方は多いでしょう。ピータンはなんと石灰や木炭を混ぜ込んだ特製粘土で卵を包み、さらにもみ殻をまぶして冷暗所に保存することで出来ます。
2~3か月という長い時間をかけて特製粘土からアルカリ性分が卵に染みていきあのような黒い、グロいけれども美味しい卵になるのです。
ピータンの美味しい食べ方
臭くて食べれない。ピータンも食べやすい食べ方があります。ここではそんな食べ方もご紹介します。
空気に晒す
ピータンの美味しい食べ物はこれに尽きます。剥いてからすぐに食べるのではなく、殻を剥き、食べたいサイズに切ってから15分ほど空気に晒すように置いておきましょう。
そうすることで臭いが飛びかなり食べやすくなります。
美味しい食べ方①ピータン豆腐
見た目が苦手という方は調理してみることでかなり食べやすくなるでしょう。簡単美味しいピータンレシピを2つほどご紹介します。
ピータン豆腐はピータンを乗せた冷奴です。ピータンを刻み、醤油、ごま油、きざみネギとあえたらお豆腐に乗せるだけです。
刻んでいるおかげでかなり見た目のグロテスクさは緩和されるでしょう。お好みでラー油を加えたり生姜など他の薬味を加えても美味しいでしょう。
美味しい食べ方②ピータンサラダ
刻んだピータンをいつものサラダにトッピング。凝縮された濃厚な卵の旨味がいつものサラダをさらにおいしくしてくれること間違いなしです。
ドレッシングはサッパリ系のものを合わせるのがおすすめです。
やはり美味しい料理の条件に見た目の綺麗さは不可欠です。そのままでだめでも少し手を加えれば見た目も良く美味しい料理に早変わりしますのでぜひ試してみてください。
最期にお口直しとして見た目も味もグッドなおすすめ料理記事をご紹介させていただきます。