人間でいうところのオヤツのような位置づけで小動物専用のドライフルーツも与えてあげましょう。低血糖やビタミン不足を補ってくれます。キウイ、バナナ、パイナップル、オレンジ、いちご、りんご、パパイヤなどは与えてもかまいません。上げすぎには人間同様体に良くないので気を付けましょう。
スキニーギニアピッグの餌③野菜や果物
フレッシュな野菜や果物は新鮮なビタミンが取れるのでお勧めです。パプリカ、チンゲンサイ、小松菜、ブロッコリー、トマト、大根・カブの葉などはかじりながら食べる楽しみを味わえます。いずれもビタミンCや鉄分、カロテノイド類を補うことができます。
スキニーギニアピッグを飼育する上で気を付けることは?
幸せに長く暮らしてもらえるように飼育するうえでの注意点を何点かご紹介します。いずれもその毛が無いという特徴に関係しているともいえるでしょう。
毛がないスキニーギニアピッグ!肌の乾燥や汚れに注意すること
毛が無いので皮膚を守る術がありません。乾燥や汚れによって皮膚が荒れやすいです。もし汚れがついてしまったときはお風呂に入れたりぬれタオルなどで汚れを取ってあげましょう。
ストレスに弱い?ストレスを与えないよう静かな環境で育てること
臆病で繊細な性格をしているので騒音や光が一日中当たっているような環境はストレスをため込んでしまいます。ご飯を食べなくなったりおなかを壊したりしてしまうので静かな落ち着いた環境を提供してあげましょう。
スキニーギニアピッグに適した温度と湿度にすること
毛に守られていないので乾燥に弱いです。夏は28度前後、冬はヒーターを付けて20度は下回らないようにするのがよいでしょう。通常のモルモットよりも寒さに弱いですのでヒーターは必ず準備しましょう。
爪が伸びすぎると折れてしまうことも?爪を切ること
野生の環境では固い岩や砂、でこぼこした地面の上を走って暮らしているので自然に爪はすり減っていきます。しかし人間の生活の一部分で暮らすとなると爪が伸びすぎてしまいます。そのまま放っておくと爪が折れて出血したりそこから化膿してしまうこともあるので爪切りは大切なお世話になります。
ツメを光にあてると血管が透けて見えますので、その血管の先端から2,3㎜先を切るようにしましょう。小動物用の爪切りが販売されています。
スキニーギニアピッグがかかりやすい病気は?
きちんと環境を整えていても心配なのが病気でしょう。言葉を離せないので飼い主の日ごろのチェックが大切になります。かかりやすい病気を事前に把握し健康維持に努めましょう。
スキニーギニアピッグの病気①不正咬合
げっ歯目の動物の多くは前歯も臼歯も永遠に伸び続けます。かみ合わせが悪いと歯が舌やほほに刺さってしまい食欲減退につながります。食欲が落ちたときなどは特に気を付けて確認しましょう。不正咬合が疑われる場合は病院につれていき歯を削る手術を行うことになります。
柔らかい餌ばかり与えず固いものをかませたり牧草など歯のすり合わせが必要なものを与えるようにしましょう。
スキニーギニアピッグの病気②皮膚がん
次にあげられる病気は皮膚のトラブルです。毛が無く皮膚が常に紫外線や外からの刺激にさらされることになるので皮膚がんのリスクは高いといえます。皮膚がカサカサしていたり一部分だけ変色していたりするときは病院で看てももらいましょう。
日頃から皮膚を清潔にし保湿クリームなどを使用して病気を防ぎ、健康を保つことが大切です。
スキニーギニアピッグの病気③ビタミンC欠乏症
私たち人間と同じようにビタミンCを体内で合成できないので欠乏症には気を付けましょう。ビタミンが不足すると抵抗力が下がり、病気につながります。餌やおやつとしてビタミンを含む果実や緑黄色野菜を与えるようにしましょう。
スキニーギニアピッグの繁殖時期は?何匹生まれる?
メスがなかなか手に入らないので繁殖は難しいかもしれませんが、やはりかわいい赤ちゃんを見てみたいですね。繁殖時期などをこちらで少しご紹介します。