磯丸水産という海鮮居酒屋チェーン店が由来となっていて、あざまる水産(ありがとう)、おけまる水産(OK)といったふうに使います。語尾についているだけで「水産」に深い意味はありません。
最新ネット流行語⑤半端ないって
2018年のネット流行語大賞で銅賞を獲得したこのワード。みなさんもテレビなどで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
元はサッカー選手大迫勇也さんの半端ない活躍を讃えたワードなのですが、そこから派生してなにか半端なく活躍をしている人物を称賛する際に使われています。
禿同などネット流行語発祥は2chからSNSに変わっている?
禿同を始めとしたネット用語は、かつては2chなどのインターネット掲示板が基本的に発祥の地でした。
しかし現在インターネットで広まっているネタはSNSから誕生するようになってきており、読み方も分かりづらいものから直感的に読み方が分かるようなものへと変化しつつあります。
2chや色々な掲示板から数々のネット用語が誕生
インターネット黎明期の1980年代後半から2000年代初頭にかけて、2chを始めとするネット掲示板が発展を遂げていきました。
当時は掲示板がインターネットコンテンツの中心的存在であり、多くの人が集まり仲間同士の間で通じるスラングが大量に作られました。
誤字や当て字が使われたのは規制対策でもあった
ネット用語の多くが当て字や意図的な誤字など読み方が分かりづらい表現になっているのは、「死ね」など攻撃的なワードを規制から逃れつつ使うためという目的があったからです。
2chのノリを汲むニコニコ動画からもネット用語が誕生
やがて2006年にニコニコ動画が誕生し、そちらでも新たなネット用語や、既存のワードの類語が誕生するようになります。
若者のツールがSNSになり、新たな流れが生まれる
SNSサービスが普及してくると、ネット用語はSNSに合わせた形へと変質していきます。ハッシュタグ機能の登場によって「投稿を共有するためのキーワード」という面が強くなったのでした。
以前のような読み方が分かりづらいスラングからシンプルな読み方の類語へと置き換わり、過去のスラングの多くが廃れ死語となりました。
禿同は激しく同意という意味のネットスラング!
「禿同」は「はげどう」という読み方をして、相手に強く同意をする時に使うネット用語でした。2ch黎明期から使われている古いワードですが死語ではなく、今もなお使用者が存在します。
時代の変化とともにネット用語も大きく入れ替わっていきますが、過去のネット用語を知ればインターネット文化の歴史を読み解くことができるかもしれませんね。