木村束麿呂とは?大津いじめ事件の加害者の現在とは?改名した?

木村束麿呂のらの凶事は周囲生徒の眼にも飛び込んでいます。そこから担任に伝わっていることは確かなのです。しかし、それも聞き入れないといった様子だったそうです。さらに、被害者本人からの相談もあったにもかかわらず何もしなかったそうです。

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担任教師は被害者に向かって、自分が我慢すれば丸く収まるとまで言い放ったこともあったといわれています。また、別時には暴力技を木村束麿呂らが組みしき度を超えたいじめの現場に直面しつつも、やりすぎるなとの声だけで終わらせていたそうです。

それ以外にも、もちろんわかっていながらも見てみぬふりをし続けていたのでしょう。いじめは加害者側が確かに最も悪いですが、こういった人間の存在、特に教師という立場の人間が加害者側に回るというのは決して許されることではないでしょう。

校長はいじめが原因の自殺ではないと主張

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木村束麿呂らの暴挙を見逃す担任の存在と同じくらい恐ろしいのが校長の存在です。事ここに至っては組織としておかしいということなのでしょう。校長は本問題を受けて、自殺原因といじめになんら関係は見られないと放っているのです。

問題発言はまだ続きます、なんと驚くことに事件直後全生徒に騒動関与の情報をも漏らさないようにと口封じすら行われていたのです。校長の立場でありながら一人の生徒のことを考えないような発言に、現在もなお驚かされます。

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校長がこれなので、組織としても隠蔽体質でまかり通っており、当時の凶行も時間経過とともにうやむやにしたいと考えていたのでしょう。もちろん、この校長の発言を止められない、この学校と教師そのものにも問題があるとも考えられます。

50人にアンケートをとるも口裏を合わせたような結果が出る

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事件が起きてから数日後、いじめの事実も含め全教員50名に対してアンケートが行われたそうです。そこでも組織的な言隠蔽体質が見え隠れしているといわれています。アンケート結果では驚きの、全教員がいじめを認識していないというものだったのです。

知らない存じ上げないの一点張りで、あくまでも遊びの範疇で少し被害者少年が嫌がる素振りがある程度の物だったと記しているのです。ここまで至れば逆に木村束麿呂ら学校生活並びに凶行に疑念向ける眼差しがあってしかるべきと感じられるでしょう。

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組織的に口裏を合わせた結果は、すぐには公表されませんでしたが公表後は当然バッシングの対象となりました。自殺練習といった凶行の実態も確かに存在があったことも表に出、当然各所で驚きを隠せない事実ばかりが浮き彫りになっていきます。

教育委員会もいじめを隠蔽

隠蔽体質の学校は驚きを隠せない事実でしたが、さらにひどい事実も起こっています。それが教育委員会の隠蔽問題です。何と教師に行われていたアンケート結果を隠蔽していたのです。

アンケートには最終的には口裏を合わせることとなっていますが、本来の記述中には暴虐の凶行に及ぶ木村束麿呂らの言動に類するコメントも存在したそうです。しかし教育委員会はそれを公表しませんでした。

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さらにいえば、自殺のいじめの因果関係をろくに調べもしない体制もむごい物だったそうです。自殺練習の実態や凶行の数々の概要ですら木村束麿呂らに全くと言っていいほど聴取なく確認ないまま因果関係を確認できないとして調査を打ち切っているのです。

地元井警察は遺族の被害届を受理しなかった

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教育委員会並びに学校の反応で、まるで木村束麿呂ら加害者側が得するような対応ばかりが取れる中、当然被害者遺族も被害届を出していました。しかし、受理されたのはかなり先のことになります。

警察の対応にもおかしい点が多いのです。被害者遺族が出した被害届は少年が無くなってから12月の間までに3回も行っていたそうです。しかし、そのどれも受理されなかったといわれています。

マスコミの実名報道でようやく受理された

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何度も出した被害届を受理しない警察。被害者の味方はいないのかと思われるような事態ばかり起きますが、彼ら3人の報道による知らせを受けてやっと受理されることとなります。

なぜ急に受理されることとなったのか、それは実名での報道がきっかけでした。マスコミに中学生犯罪者が実名で報道されるのは異例のことです。そのため、混乱を避けるためにも捜査をより進めることが必要とされ、受理されたそうです。

木村束麿呂の大津いじめ事件に下った裁判の判決

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事件後に度々発覚する関係各所の隠蔽体質や非協力的な体制。被害者遺族は大変悲しい思いといたたまれない思いの中での生活を強いられていたと思われますが、そうしている中木村束麿呂らに裁判の判決が下されます。

公式の裁判という機会が設けられたために、木村束麿呂らのいくつか疑念視されていた犯罪も明るみになり立証され、彼らのさらに凶悪性やことの重さが判明していくのですが、その内容を紹介していきましょう。

大津いじめ事件の被害者遺族の主張

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裁判において被害者遺族の主張としては、加害者並びにその保護者に対して、損害賠償を求めるという者でした。その額は3850万円。しかし、一人の命がいじめによって亡くなったことを考えると、当然の主張だとも取れるでしょう。

しかし、それに対して加害者の保護者や教育委員会などは、全く見当違いなことを主張し、未だ自殺といじめについての因果関係がないことを見苦しく言い張り続けてたそうです。

木村束麿呂達は「遊びだった」と主張

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裁判での加害者側の供述にも着目したところ未だいじめを認めようとしない反省の色のない物だったといわれています。それは、遺族側が想定する木村束麿呂らの態度ではなかったといわれています。

木村束麿呂らが言い張っていたことには、いじめなどは決してなかったという者でした。それはあくまでも遊びの延長であり、エンターテイメントの一つだとも言い始めたのです。

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さらに、自分が逆の立場だったらという質問に対しては、おいしいと思うなど死者が出ている事件でいえるような発言とは到底思えない浅はかな発言が出たのです。木村束麿呂らの認識の甘さと愚かさには言葉を失うものばかりでした。

木村束麿呂達は書類送検・保護観察処分に

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実際に死人が出ているにもかかわらず、なおも反省の色無くのうのうと裁判をつづける木村束麿呂らには2019年判決が下ります。それは書類送検並びに保護観察処分という者でした。

遺族側も木村束麿呂らの振る舞う行動や口から出るコメントは、望んでいたものではなかったようでその後も猛省をしてほしいと望んでいたとのことです。多くの傍聴人のもと、下された判決は全員が納得できるものではなかったでしょう。

加害者二人に賠償命令

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上記に加えて賠償も命じられ加害者二人に3700万円を課すというものでした。残り一人に関しては事件との関与の程度が低いとして、賠償には問われませんでしたが、木村束麿呂らの犯した罪の重さにはとうてい見合うはずもない判決と言えるでしょう。

木村束麿呂たちいじめ関係者の生い立ち

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今回の主犯格となる人物たちにも焦点を当てていきましょう。彼ら3人で寄ってたかって被害者をいたぶる楽しんでいたわけですが、そんな人間に育ってしまった理由は家庭にあるのでしょうか。

実は父親や家庭環境をのぞいてみると、現在の彼らの人格を形成しているのではないかという点も見えてきます。そんな木村束麿呂たちの周辺関係者たちのことを徹底調査していきましょう。

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