一分一秒、作っている最中にも食品は悪くなっていく為、問題ないとはいえ早めにお召し上がりになることをお勧めします。
作っている最中に-18℃以上の環境なことが条件
製造される過程で、冷却までには殺菌も兼ねて最大約70℃まで熱して行われています。また、冷却する『フリージング』と呼ばれる工程を行うことで、口触りを均一にしてくれます。
手作りする際に、冷凍庫に入れてから一定時間置きにかき混ぜるのは、口触りを滑らかにする大切な作業です。
アイスに賞味期限がないなら一度溶けても平気?
様々なサイズがあり、一人分のものから、それより少し大きめのもの、業務用のような大きなパーティサイズの商品が販売されています。食べかけのものや、冷蔵庫に入れるのを忘れて液化しまった場合も、問題ないのでしょうか?
溶けたアイスにも賞味期限はないが風味は落ちる
液化したものをその後冷やして食べても、身体に問題はありません。しかし、再硬化したアイスを食べても本来の口どけは残っておらず、風味が落ちた状態になります。
アイスの風味が落ちる理由
同じ成分が再び固まっただけなのに、なぜ風味が変わるのか。それは、液化したことにより、うまく混ざり合っていた成分のバランスが崩れ、粒子が大きくなってしまうことが原因でした。
食べかけのアイスを美味しく食べる目安は1週間
『少しだけ』『一口だけ』と思って開封し、『食べかけだけど、残りは後日食べよう』なんて日もありますでしょう。10年後でも平気とはいえ、食べかけのアイスは、1週間以内のほうが風味に変化なく、召し上がっていただけます。
食べかけアイスの保存方法は?
食べかけを美味しく食べるための方法として、次のような工夫が挙げられます。『①表面を平らにする ②密封する ③臭いの強い食品と一緒に置かない』というひと手間を加えることで、より良く食べかけを楽しめます。
アイスに霜がついたら賞味期限は発生する?
冷蔵庫内で発生する霜は、空気中の水分が急激に冷やされて結露したものが、固まることにより作られます。調子の悪いものや、古い型の冷蔵庫で発生しやすい傾向があります。
アイスに付着する霜は、アイスから出た水分が固まったものなので、霜がついていても心配要りません。
霜がついたアイスは風味が落ち滑らかさが減る
少し液化した食べかけのものを再硬化すると、次に見た時に霜ができてしまったり、表面がカチカチに固まってしまったりします。アイスに含まれる水分量が変化するという理由で霜が発生し、本来の口触りが失われてしまいます。