その人気の高さは、キャンプツーリングを飛び越えて日本一周をこのセロー250で実践しているライダーもいるほどです。積載もアドベンチャーバイクほどではありませんが軽量なテントなどを選択すれば十分に積載可能で、山奥のオフロードでもどこでも行ける扱いやすいバイクです。
キャンプツーリングバイクおすすめ10選③
ホンダ「アフリカツイン」
5台目は、ホンダから「CRF1000L」の紹介です。同じホンダのビッグバイクである「CB1300スーパーボルドール」よりもライトウェイトなアドベンチャータイプで、たとえ舗装されていない道路であっても難なく走っていくことができる安定感のあるバイクとなっています。
どこへでも行けるアドベンチャーバイク
もちろん舗装された道路でもリッタークラスに相応しいパワーを発揮してくれ、またアドベンチャーバイク故にシート高は高めですが座高をセルフで調整可能、かつアップハンドルで姿勢も楽な状態で乗り続けることができます。
ホンダ「NC700X」
現在は「NC750S」、「NC750X」として販売されている前モデル「NC700X」は、ロングツーリングに行けば一度は見るであろうといえるほど人気の高いバイクです。通常はガソリンタンクになっている場所が荷物の収納箇所であるという特殊なモデルで、パニアケースなどが無くとも積載性能が高いのが特徴です。
キャンプツーリング初心者でも大歓迎のモデル
クラッチなど操作しなくともボタン一つでギアの変速が可能なDCTも搭載し、シートも大きいのでタンデムも容易です。なによりビッグバイクでありながら中型バイク並みの価格でも入手可能なリーズナブルさ、長距離ツーリングでも燃費が良いので一回のフル給油で走り続けられます。
キャンプツーリングバイクおすすめ10選④
カワサキ「ヴェルシス250」
カワサキの「ヴェルシス250」はスズキのVストロームと同じく、250㏄のアドベンチャーモデルです。「ヴェルシス250Xツアラー」というパニアケースやフォグランプが標準装備のモデルまであり、キャンプツーリング用バイクといっても過言ではないです。
カワサキ純正のパニアケースなら収納力も十分で、乗車姿勢もアップライトなハンドルのおかげで楽な姿勢になります。乗りやすさと積載性能を兼ね備え、並列二気筒エンジンの燃費の良さも相まってロングツーリングならなんでもござれのバイクでしょう。
ヤマハ「MT07」
初めて大型二輪に乗る初心者にカワサキの「Z650」などと並んでおすすめされているヤマハの「MT07」。軽量な車体で足つきもとてもよく、まるで250㏄クラスなのではないかと思えるほどの取り回しの良さと充分に大型二輪足り得るパワーがおすすめの理由です。
オプションで積載能力をアップ
積載性能や収納力などはアドベンチャーバイクと同程度とは言えませんが、オプションで小さめの防風スクリーンやキャリアを後付けて取り付ければロングツーリングや荷物の多いキャンプツーリングでも想像以上に活躍してくれるモデルです。
キャンプツーリングバイクおすすめ10選⑤
カワサキ「ニンジャ1000」
カワサキの大人気モデルであるニンジャシリーズから「ニンジャ1000」です。スーパースポーツタイプではありますがハンドルはアップ気味で非常に乗りやすい姿勢となり、2段階のパワーモードや3つのモードを選択できるKTRCなど電子装備で安全な走行を実現します。
純正のパニアケースなどを積めば、とても扱いやすくかつ積載能力を備えたスーパースポーツへと変化します。もちろんロングツーリングのみならず、ワインディングなどのゆったりした走行とは真逆なシーンでも、安全にさえ気をつければ楽しく走ることができます。
ヤマハ「FJR1300A」
最後はヤマハの「FJR1300A」です。スズキのハヤブサやカワサキのZX14Rなどと同じくフルカウルのスポーツツアラーバイクで、オートマチックシフト機能が搭載されているため高速巡行で何度もクラッチやシフトペダルを操作せずとも良いのです。
どっしりした長距離ツアラー
キャンプ用の荷物は後部に標準で搭載されているキャリアを使えばトップ、パニアケースを取り付けられるので積載性は抜群で、シートも非常に大きいため楽々タンデムができます。クルーズコントロールやグリップヒーターをはじめとする長距離走行に欠かせない装備も充実しています。
キャンプツーリングバイクおすすめや選び方まとめ
気に入ったバイクでキャンプツーリングへ!
キャンプツーリングにおすすめのバイク10台や、積載性能、乗りやすさなどを加味した選び方などについてご紹介しました。キャンプツーリングとなるとテントなどを始めとした多くの荷物を持っていく必要がありますので、必然的に積載性能や収納力は重要なポイントとなってきます。
そしておすすめに選ばれているのは長時間の走行を想定したツアラーバイクや、最近登場した積載性能を重視したアドベンチャーバイクが多い傾向にあります。バイクでキャンプに行くのなら、是非ともシーンに合ったバイクを選んでいただきたいです。