しかし、母親は納得せずに被害者の会を立ち上げ主役を監視すると宣言します。後日またしても暴れまわる先輩の母親により道端たんぽぽは怪我をします。
そのとき道端たんぽぽの母親が取った行動とは…?そして主役の周りも環境が変わってきます。卒業生を見送り、今度は主役が3年生になる番です。そこでもまた一波乱ありそうな展開になってきます。
「くにはちぶ」第4巻の見どころポイント
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前述したような内容である4巻も押さえておきたいポイントがたくさんあります。新学期が始まることで道端たんぽぽや友達の周りも一気に変化があるのでぜひ押さえておきましょう。
濃厚な家族間でのドラマ展開!
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先輩の母親の主役に対する行き過ぎた行動を見て、それまで支持していた人たちからも厳しい視線を受けることになります。その後、先輩の母親は主役と心中しようとします。
包丁を振り回し、主役の右足に当たってしまいます。その様子を見た道端たんぽぽの母親はいてもたってもいられず、ついに娘を助けてしまうのです。
その結果、先輩の母親は冷静さを取り戻し、主役の母親は捕まるという形へ。この一連の家族愛が今回のポイントの一つです。
けがを負っても誰も助けてはくれない辛さ
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先輩の母親により怪我をさせられた道端たんぽぽは母親に連れられ病院へ向かいます。しかし、その後母親は捕まってしまったため味方は一人もいません。もちろん、医者であっても治療をしてしまえば捕まってしまう。
縫合手術を行う必要のある大きな傷口でしたが、だれも処置をしてくれない。そんな中道端たんぽぽが取った行動は、「麻酔なしで自分で縫合をする」というもの。
痛みと戦いながらも誰にも助けてもらえない辛さを実感しながら主役は縫合をしていきます。
新学期の教室には誰もいない?!怒涛の展開!
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怪我の状態もよくなり場面は新学年へと突入します。もちろん、クラス替え発表の紙に道端たんぽぽの名前はなく、友達であるあざみと同じクラスに所属することを決めます。
そしていざ教室へ行ってみると、華厳(けごん)かざりという生徒しかおらず、この子が「卒業式まで誰も学校に来ない」ということを教えてくれます。
他のクラスメイトからすると不意に関わってしまい捕まることを恐れこのような結果に至ったのです。しかし、主役からするとどんなに嫌なことがあっても学校だけは来ていました。
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無視されてもいいから学校には行くと決めた主役にはショックが大きかったでしょう。4巻ではこの場面で終了ですが、この状況を道端たんぽぽがどう切り抜けていくか今後のカギになるでしょう。
「くにはちぶ」第4巻のみんなの感想は?
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主役の母親が捕まったり、傷口を自分で治すシーンがあったりと少し主役には残酷な内容が多かった今回のコミックは、「意外と面白かった」という意見があります。
道端たんぽぽが被害者の会という大人数相手にも怯むことなく、自分の意見をしっかりと伝え行動していた部分を称える人もいました。
「くにはちぶ」第5巻のネタバレと感想!
いよいよ新学年がスタートし、勇気を振り絞って学校に行った主役を待ち受けていたのはクラスメイトの登校拒否。さらに主役を追い詰めていく内容になっていそうですが、どうなのでしょうか。
それでは5巻のあらすじやポイントを紹介していきます。