「楽しいことないかな?」は満たされていないことの裏返し
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楽しいことないかな、と誰しもどこかのシーンで一度は思った事はある筈です。別段楽しいことないかなと思うのが精神に異常をきたしているとかに関連してはおらず、生きていくうえでは考えて然るべき事です。
でも誰もが楽しいことないかなと思う時には共通して、現状には満足していないのは明らかです。今の状態が満ちていると思えないがゆえに、楽しいことないかなと新しい何かを見つけようとします。
「楽しいことないかな?」と考えてしまう心理と原因とは?
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誰でも楽しいことないかなと思うのは無理もなく、何なら人として考えて当然のような事です。でも、何故楽しいことないかなと考えるようになるのか、そこに至る心理や原因等は人によって様々です。
現状の生活に飽きてきた
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楽しいことないかなと思う様々ある心理や原因の第1つ目は、現状の生活に飽きを感じた事です。心理としては単純なもので、今まで楽しいと思えていたことも経験や慣れ等が出てくれば自然と飽きはどこかで来ます。
仕事をして家に帰りまた仕事へ…。そんな風に同じことが続く現状に飽きてしまったからこそ、また新しく楽しいことないかなと自らを楽しませられる刺激を求めるような心理になります。
充実して見える周囲の人と比較してしまう
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現代では様々な人と簡単に繋がれるようになりました。ツイッター等のSNSでまったく顔も名前すら知らない人だろうとコンタクトを取れ、身近な人であれば猶更近況をよく把握できます。
このように現代は周囲の人の行動や状態がタイムリーに判明できるようになっています。もし充実して見える人が周囲に見えた場合、自らの現状と比較しその充実さに近づきたくなる心理も関連しています。
寂しさやヒマさをまぎらわせたい欲求
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生きていれば楽しいこともとても沢山見つけられますが、同時に寂しくなる事、虚無感を感じる事も多々あります。恋人と別れた、友人に彼女ができた等で交流が減ってしまうのも珍しくは無いですね。
今まで頻繁に交流のあった周囲の人と何かを機にそれが減れば、当人としては寂しさや交流に当てていた分の暇ができます。前述の気を紛らわしたいが為に楽しいことないかなという心理になる原因もあります。
悩みを抱えている状態の現実逃避やはけ口探し
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人間大きな悩み、苦悩に直面すると、どうにかしてそれを解決しようと試みる心理は確かにあります。ただ、困難な場面に実際に立たされてそうは思えないケースだってあります。
こういった自分一人で解決できるか否か定かでない悩み等が生じた時、それらから逃れて精神を安定させようとする心理が働き、楽しいことないかなと考え出すのも原因に該当します。
疲れのせいで心が栄養を求めている
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前述した悩みにも似たものですが、精神、若しくは身体に疲労が蓄積している際に心の中で栄養、言い換えれば生きがいになり得るような楽しいことないかなと求めているのも原因と言えます。
特に社会人にもなれば仕事で多忙になりますし、学生でも人間関係等は疲れになり得ます。もし休日に寝て過ごすのみという場合は、何かしらの楽しいことないかなとも思っているでしょう。