AKLO(アクロ)ってどんな人物?メキシコ人の父を持つバイリンガルラッパー!
AKLOとはメキシコ人の父親を持つ東京生まれのバイリンガルラッパーです。海外育ちの広い経験から、独特なワードセンスを持つ才能溢れるラップに虜となる人続出。
彼の名を世に知らしめることになった曲「RGTO」なぜこんなに人々の心を動かしたのか?その秘密も探ります。
そして今やトップアーティストとして活躍する彼の魅力は音楽だけにとどまらず、その生き方、完璧な容姿、ファッションセンスなども注目され続けています。
AKLOの年齢って?プロフィールや生い立ちを紹介!
世界的ラッパーAKLOをご存じでしょうか。彼の音楽が人々を魅了しここまで注目されたのはなぜか?まずはAKLOの生い立ちを見ていきましょう。
AKLOの年齢や本名は非公開
実はAKLOの年齢や本名は非公開です。その素性が詳しく分からないからこその謎めいた姿が不思議な魅力を放ち、それが人気の秘訣でもあります。
AKLOの生い立ち①メキシコ人の父と日本人の母の元に産まれる
AKLOの父親はメキシコ人で、日本人である母との間に産まれました。『AKLO』という不思議なネーミングの由来は「悪路を乗り越える」から来ているのだそう。
イケメンハーフメキシカンで抜群のセンスを持つ『AKLO』その生い立ちを順に見て行きましょう。
AKLOの生い立ち②東京生まれ・幼少期をメキシコで過ごす
AKLOは東京で生まれます。ですが産まれてまもなくメキシコへ引っ越しし、10歳まで過ごすこととなります。流暢なスペイン語を話し、のびのびとした幼少期を過ごすのです。
メキシコでの遊びは「洗車」
貴重な幼少期を海外で生活し、日本では考えられない遊びをしていました。日本であれば子供同士での遊び場はたいていが公園ですが、ALKOたちの遊びはストリートに『車を洗いに行く』ことだったのです。
お小遣いを稼げて一石二鳥。今日何をして遊ぼうか?となったらみんなで洗車するのが日常だったとか。この頃からの経験がたぐい稀な発想を生み出す源になっているのかも。
AKLOの生い立ち③小4で日本に帰国・高校からはアメリカへ
数年間のメキシコ生活を終え、小学校4年生の頃一度日本に帰国します。日本語が話せない状態でその後の小学校生活を送ります。
小学校の学業のレベルは、メキシコより日本の方が一年程進んでおり、日本語を学びながら勉強についていくのはかなり大変だったようです。
また当時の小学生の遊びと言えばテレビゲームが主流、AKLOのメキシコでの遊びとはかけ離れていて文化の違いに戸惑ったのだそう。
帰国してからも日本国内を転々とする生活でした。東京、大阪、大分と引っ越しを繰り返します。しかし持ち前のバイタリティと努力で中学、高校へと進みます。
ですが高校1年生の時、今度はアメリカへ行くことになります。アメリカの田舎町、オレゴン州での新たな生活が始まるのです。
CDを盗まれた事がきっかけでヒップホップと出会う
アメリカでの高校生活を送り始めたAKLO。当時ヒップホップが流行する中、友達に日本のJ-POPのCDを貸した時のこと。あろうことか貸していたCDが盗まれてしまったのです。
唯一の日本のCDがなくなってしまいショックな中、罪滅ぼしにと友達が当時人気のあったThe No Limit SoldiersのCDを10枚ほどくれたのです。これがAKLOとヒップホップの出会いでした。
当時日本でヒップホップと関わる事がなかったAKLO。新鮮な音楽にハマりヒップホップ漬けの毎日に。大きく影響を受けどんどんのめり込んでいくのです。
AKLOのヒップホップMCとしての活動経歴
もはや日本のヒップホップシーンで唯一無二の存在であるAKLO。これまでどのような活動をしてきたのでしょうか?ヒップホップMCとしての活動履歴をまとめてみました。
2008年・空哲平と初のアルバム『AKLOと空』をリリース!
アコースティックギターのボディを叩きながらビートを刻み、メロディー&コードを同時に奏でる独特なギタリスト空鉄平との初のアルバム。
空の弾むようなサウンドにMC・AKLOのリズミカルなラップが絡みます。異色のヒップホップユニットのアルバム『AKLOと空』では才能溢れる彼らのスッキリとした爽快なメロディーを楽しめます。
2012年・初のソロアルバム『THE PACKAGE』がiTunesで1位獲得!
日本でHIpHopがブームとなった2012年。その流れを導いてきたAKLOが初のソロアルバムを発売。タイトルは『THE PACKAGE』。強さとカッコよさを追求したアルバムとなりました。
メキシコ、日本、アメリカと国境を越えて生きてきた彼独自のワードセンスを存分に活かし、胸の内にある心情を吐露したアルバムに仕上がりました。そして遂にiTunesで1位を獲得しました。
2017年・JAY’DEとのコラボ曲『Different Man』がドラマ主題歌に!
テレビ東京のドラマ「デットストック-未知への挑戦」のオープニングテーマ曲として書き下ろされた『Different Man』。JAY’DEの透き通るような歌声が響く透明感のある美しい楽曲となっています。
2018年・『Dirty Work』が2度目のドラマ主題歌に!
テレビ東京系ドラマ「スモーキング」の主題歌として発売された「Dirty Work」。BACHLOGICプロデュースの不穏さを漂わせた疾走感のあるトラックに弾むようなAKLOのラップが加わっています。
そして今回初めてのコラボとなるANARCHYの流れるようなラップパートが加わり、より力強さが増した楽曲が出来上がりました。また、映像ディレクターとして新保拓人が手掛けるMVも話題となっています。
2018年・NIRIKIYOとアルバム『New Drug』をリリース!
BACHLOGICプロデューでNORIKIYOとのコラボアルバム。3人で1曲作ろうとしたところ、1ヵ月半とう短い期間でみるみるアルバムが出来てしまったそう。
「この3人のコラボは鬼に金棒」「カッコイイ」ファンの中ではこの3人でのコラボは夢のようだとか。
AKLOの代表曲!『RGTO』ってどんな曲?
AKLOの名を世に知らしめた『RGTO』とはどのような曲?どのくらい人気があったのでしょうか。
『RGTO』はアルバム「The Arrival」に収録されている
『RGTO』は日本語ラップの最高到達地点と言われたアルバム「The Arrival」に収録されています。はカッコよさを追求した世界に魅せたい完璧な一曲として語り継がれている作品です。
iTunesのヒップホップ/ラップ部門で年間最優秀アルバムを受賞
「The Arrival」はiTunesのヒップホップ/ラップ部門で年間最優秀アルバムを受賞しました。ヒップホップファンはもちろん、今までラップを聴いたことがない人々が新しい扉を開くきっかけとなりました。
SALU・鋼田テフロン・Kダブシャインとのコラボ曲
『RGTO』は同じレーベルだったKダブシャインと、幼い頃からラップを聴いて育った才能溢れる鍋田テフロンとのコラボ曲です。また3人が教師と生徒に扮した『RGTO』のMVも必見です。
YouTubeでは100万回再生以上を記録!
『RGTO』はYou Tubeで100万回以上の再生を達成。5年前のPVに未だコメントが付き続けるという偉業を成してます。AKLOのリズミカルなラップに崇拝する人も。
コメント欄では「RGTOは日本語のラップのクラシックとなっている」「ボイスとリズムが癖になる」など、RGTO中毒となるファンからの賞賛が絶えません。
天才的な格好良さ!AKLOのおすすめ曲10選を紹介!
バイリンガルであるからこそのワードセンスで日本語をより魅力的に魅せるAKLOのラップ。「RGTO」を超える曲はあるのか?彼のカッコ良さが前面に出ているおススメ曲を紹介します。
AKLOのおすすめ曲①Lick‐Gがバトルで使用『Break the Records』
ミステリアスなメロディと軽快なリズム。そこにAKLOのキレッキレのラップが加わりまさにカッコイイ一曲。「こんなラップ待っていました-!」と大人気!!
AKLOのおすすめ曲②アニメ映画に採用された曲『Castle』
映画「アップルシード アルファ」のオリジナルサウンドトラックとして書き下ろされた『Castle』巨人が突進してきそうな低音が綺麗な一曲。独特のワードセンスが曲全体を盛り上げています。
AKLOのおすすめ曲③バトルで多用される曲『New Days Move』
テンポが良くラップ初心者にも聞きやすい楽曲『New Days Move』。歌詞中の『更に昇るだけ』『前に進め』に強気なAKLOの世界観が広がります。
AKLOのおすすめ曲④AK-69・PUNPEEとのコラボ曲『My Style』
AK-69、PUNPEE,そしてAKLO。それぞれタイプの違う3人のコラボ。それぞれのMy Styleを表現した楽曲は早々にiTunesのHipHopラップチャートで1位となりました。
AKLOのおすすめ曲⑤KREVAとのコラボ曲『Catch Me If You Can』
初のワンマンライブを成功させ、満を持して発売したのが『Catch Me If You Can』。なんと今回初共演となるKrevaとのコラボレーション。
ファンの中でも「曲の中間にジャジーな雰囲気をチョイスするお洒落さがステキ」「独特な」が話題となりました。
AKLOのおすすめ曲⑥銅田テフロンとのコラボ曲『Your LANE』
相性抜群の銅田テフロンとのコラボ曲『our LANE』。「また名曲が生まれた。感動!!」との声が続出。日本のHioHopを引っ張っていく1曲となっています。
AKLOのおすすめ曲⑦JAY’DEとのコラボ曲『サッカー』