ミスターオリンピアの歴代優勝者まとめ!2019年の開催情報も紹介

表向きにはNGなのに何故取り締まらないのか。ミスターオリンピアも昔薬物禁止を全面的に出し、ドーピング検査を取り入れたことがあるのですが・・結果ミスターオリンピア出場者が激減するという事態になってしまったのです。これにより、表向きはドーピングを禁止し検査を排除するという暗黙の了解状態にせざるをえなくなったのです。

もう一つの理由に、そもそもプロボディビルというのはショービジネスでありプロレスなどのように観客を楽しませなければいけないのがあげられます。ミスターオリンピアにくる観客は並みの筋肉は見慣れているので、完全に薬を使っていない普通の筋肉では楽しんではもらえないのです。

ミスターオリンピア2011年以降の王者

skeeze / Pixabay

2011~2017年もの間優勝し続けミスターオリンピア歴代王者に君臨し続けたフィル・ヒース。そして去年ついにフィル・ヒースを降し優勝してミスターオリンピア王者に輝いたショーン・ローデン。「左右対称のショーンローデン VS 背中のフィルヒース」この戦いはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

2011~17年王者・フィル・ヒース

フィル・ヒース・ボディビルダー布ポスター36"×24" [並行輸入品]

Amazonで見る

・2011年~2017年 ・アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス

驚異のミスターオリンピア7連覇をはたしているフィル・ヒース。ミスターオリンピアに初出場したのは2008年で結果は3位です。彼のデビューは2003年「The Rocky Mountain Notrthern Physique Committee」という大会です。その大会でいきなり優勝。天才的な肉体能力から『ザ・ギフト(天から授かったもの)』とのニックネームを会得しています。

筋肉の丸み(特に方の筋肉)と総合的なバランスの良さが高く評価されています。

・生年月日:1979年12月18日 ・身長:175cm
・出身:アメリカ合衆国ワシントンシアトル ・体重:109㎏(オン)125㎏(オフ)

 

2018年王者・ショーン・ローデン

・2018年 ・アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス

去年の大会でフィル・ヒースの8連覇を阻止し史上最年長の43歳でミスターオリンピア優勝に輝いたのがこのショーン・ローデン。相次ぐ負傷やアルコール依存症といった過去を乗り越えついに2018年に王者に輝きました。

「左右対称の美しい身体」といわれるまでの美しい筋肉。それに併せてミッドセクション(腹筋周辺)が高い評価をえています。

・生年月日:1975年4月2日 ・身長:178cm
・出身:ジャマイカ ・体重:110㎏(オン)120㎏(オフ)

 

ミスターオリンピア歴代優勝者①1960年代

talpeanu / Pixabay

1965年9月18日世界初のボディビルプロの大会であるミスターオリンピアの初開催。ミスターオリンピアの始まりを彩りボディビル界の磯を築いた二人をご紹介していきます。

王者①ラリー・スコット

・1965年~1966年 ・アメリカ合衆国 ニューヨーク

ボディビル界の伝説のヒーローであるミスターオリンピアの初代王者といえばラリー・スコット。「スコット・カール」を編み出した人物です。ミスターオリンピアが開催されるまでに既にミスターアメリカ・ミスターユニバスなどの歴代全てのタイトルを手にしていたスーパースターの彼が初代王者に輝いたのは必然であったように思います。

彼は65~66年のミスターオリンピア優勝で引退しておりその理由に結婚したからには豊かな結婚生活を送りたいと答えています。実は奥さんは日本人で日本語も少し喋れるそうです。残念ながら2014年3月8日アルツハイマー病による合併症で亡くなっています。

美しさあふれるボディバランスとスコットカールで鍛えられた上腕二頭筋は見事です。

・生年月日:1938年10月12日 ・身長:170㎝
・出身:アメリカ合衆国アイダホ州ブラックフット ・体重:93㎏(現役時)

 

NEXT 王者②セルジオ・オリバ