生きた化石のオオサンショウウオは魚ではなく両生類に分類されます。また最大の両生類です。日本固有のものの体長は50~60㎝ほどで、中国の種となると体調は1mを超えます。
野生のオオサンショウウオは絶滅の危機
彼らは日本でしか見ることができない貴重な固有種です。近年の森林伐採や河川の汚染などで彼らの住む場所は追われてしまい、絶滅の危機に瀕しているのが現実です。中国ではサンショウウオや食用として人気があるため積極的な養殖がおこなわれておりその数は増えていると言われています。
Contents
- 1 生きた化石と呼ばれる生物⑪レッサーパンダ
- 2 生きた化石と呼ばれる生物⑫ニホンヤマネ
- 3 生きた化石と呼ばれる生物⑬ハネジネズミ
- 4 生きた化石と呼ばれる生物⑭カモノハシ
- 5 生きた化石と呼ばれる生物⑮ペリカン
- 6 生きた化石と呼ばれる生物⑯オポッサム
- 7 生きた化石と呼ばれる生物⑰ゴキブリ
- 8 生きた化石と呼ばれる生物⑱インドハナガエル
- 9 生きた化石と呼ばれる生物⑲ウェルウィッチア
- 10 生きた化石と呼ばれる生物⑳イチョウ
- 11 生きた化石と呼ばれる生物はなぜ生き続けられるのか?
- 12 「生きた化石」という言葉を最初に使ったのは進化論のダーウィン
- 13 「生きた化石」は5つに分類することができる
- 14 生きた化石は私たちの身近にもいる
生きた化石と呼ばれる生物⑪レッサーパンダ
魚類を中心にご紹介してきましたが次に紹介する生きた化石は私たちの哺乳類の仲間、レッサーパンダです。あのかわいらしく親しみのある動物が生きた化石とは驚きます。
レッサーパンダは数千万年の間同じ姿をしている
彼らも今の姿になってから数千万年同じ姿であるとされています。現在野生の個体は絶滅危惧種に指定されており世界中の動物園を中心とした施設で保護活動が行われています。
レッサーパンダは熊やアザラシ、パンダの祖先?
ジャイアントパンダやアライグマなどといったあらゆるクマの祖先と同じ祖先を持ち、それらはどれもレッサーパンダに似た形態をしていると推察されています。確かに彼らの手はクマやパンダののような手をしています。
レッサーパンダが日本の妖怪、鵺であるという噂も
古事記や平家物語に登場する妖怪「鵺(ヌエ)」がレッサーパンダではないかという説もあります。平家物語では「サルの顔、タヌキの胴体、トラのような手足をもち、尾はヘビ」という記述が残されており古くからレッサーパンダがいたとすればこのような記述が残されているのは大変興味深いです。
生きた化石と呼ばれる生物⑫ニホンヤマネ
ハムスターのような小さな体とフワフワの毛、そしてつぶらな瞳がかわいらしい「ニホンヤマネ」も生きた化石の1つです。森の妖精と呼ばれる生きた化石についてご紹介します。
山梨県清里町には日本で唯一のヤマネ資料館である「やまねミュージアム」があります。実際の生きているヤマネが展示されているわけではありませんがその生態などが詳しく解説されており保護活動の拠点にもなっています。
ニホンヤマネは約5000万年前から生息し姿を変えない
天然記念物であり絶滅危惧種でもあるヤマネは生きた化石でもあります。ヨーロッパでは5000万年前の地層から日本では2000万年前の地層からそれぞれ化石が発掘されており恐竜たちが滅びたあとの時代に誕生し、現在まで同じ姿でいます。
ニホンヤマネは森の妖精と呼ばれる天然記念物
前述しましたが彼らはその小さく愛らしい姿から森の妖精と呼ばれています。森で出会うことができれば確かに幸せが訪れそうなかわいい見た目をしています。しかし年々その数は減少の一途をたどっており、日本では天然記念物に指定されています。
ニホンヤマネが民家に?可愛いと話題
そんな珍しいニホンヤマネがなんと民家に現れたと話題になりました。大分県の民家で住民が寝る支度をしていたところなんとその布団からコロンと現れたというものです。
生きた化石と呼ばれる生物⑬ハネジネズミ
ニホンヤマネ同様、かわいらしさが目を引くハネジネズミも生きた化石の1つになります。手のひらに収まるような小さな体に象のような細長い鼻が大きな特徴となっています。
ハネジネズミは2300万年前から同じ姿をしている
彼らもこんなに小さな体をしながらも2300万年も昔から姿を変えずに過酷な環境を生き延びて生きた化石となりました。現存するものは全部で19種です。
ハネジネズミはネズミではなくゾウの仲間?
和名では「ネズミ」と名がついていますが、英名は「Elephant shrew」とつけられています。象の様に長い鼻が大きな特徴ですが、事実なんとこの小さな生き物があの大きな象を遠い親戚とする一説がありました。
他にもマナティーやモグラ、ウサギなどと遺伝的に近いという説もありましたがいずれも違うことがわかり、現在は独立した種と分類されています。
ハネジネズミは動きがとても速い!
彼らの最大の特徴は小さく長い鼻ですが、動きも特徴的です。なんといってもその駆け抜けるスピードは速くサバンナのような荒れた土地に暮らしており、自分オリジナルの道を草むらに開拓し、その中を駆け抜けています。自足に換算すると25㎞/h。この速さで敵の目を撹乱し、厳しい自然界を逃げ延びてきました。
生きた化石と呼ばれる生物⑭カモノハシ
続いてはカモノハシです。こちらは哺乳類でありながら卵を産む生き物であり生きた化石でもあるとして、生物や理科の教科書で多く見かけることでしょう。ダーウィンの著書「種の起源」にも登場します。
カモノハシは哺乳類の中で一番古い?6500万年前から存在
哺乳類が地球上に数多く誕生し始めたのが6500万年前ですが、彼らはそのころにはすでに地球にしっかりと根付いていたと考えられています。哺乳類の中で遺伝的に一番古い存在でもある生きた化石でしょう。
カモノハシは哺乳類なのに卵を産む
哺乳類でありながら卵を産み、我々の様に乳首から母乳が出ることはなく汗の様に乳腺から染み出てきたものを与えます。こういった特徴も哺乳類誕生の歴史に古くからかかわっていたことを想像させてくれます。
卵を産む哺乳類は2種類しかいない
現在の地球で卵を産む哺乳類はカモノハシの他にはハリモグラがいます。ハリネズミと混同されがちですが、ハリネズミはハリネズミ科の生物で、ハリモグラはカモノハシ科の生物に分類されます。ハリネズミはもちろん卵を産まず胎児をおなかで育てます。
カモノハシの鳴き声はめったに聞けない?貴重な動画をご紹介
面白い生態を持つ生きた化石カモノハシですが、その鳴き声が貴重だというのはご存知でしょうか?滅多に鳴くことがないといわれている鳴き声はこちらの動画から確認できます。
生きた化石と呼ばれる生物⑮ペリカン
15番目の生きた化石はご存知ペリカンです。もちろん鳥類の1種でキャラクター化もよくされるほどのその大きなクチバシが一番の特徴といえるでしょう。何となくですが彼らがそれほど古い歴史を持つとは想像しなかった人というのは多いのではないでしょうか?実は私たち人間よりずっと昔から地球で暮らしているのです。
ペリカンは約3000万年前から生きている生物
なんと彼らの化石は3000万年前の地層から発掘されており、彼らが生きた化石であることの証明となっています。東南ヨーロッパ、アジア、アフリカなど地球上の広い範囲に生息しています。
現代のペリカンとよく似た1億2000万年前の化石が見つかる
現代のペリカンと同じようなくちばしとその下に袋を持つ翼竜の化石が1億2000万年前の中国の地層から発見されました。この翼竜はイクランドラコと名付けられました。現在のペリカンとどのような関係性があるのか調査が待たれます。
ペリカンはハトも食べる?
あの喉の大きな袋を見るとなんでも入りそうだなと誰しも思うでしょう。そしてそれは事実なのです。普段は掬い取るようにして魚を取って食べていますが、時にはハトを丸呑みしたり、犬や猫などを狙ってみたりとかなりワイルドな一面を持っています。
生きた化石と呼ばれる生物⑯オポッサム
赤ちゃんを背中に載せてノシノシ歩く姿が何ともかわいいオポッサムも生きた化石と呼ばれています。彼らは有袋類といってカンガルーやコアラのようにおなかに赤ちゃんを育てる袋を持っています。
オポッサムは南米と北米を中心に生息している
有袋類の数多くは現在、オーストラリアに棲息していることが知られていますがこちらのオポッサムは北アメリカから南アメリカに生息している生きた化石になります。
他の有袋類が淘汰される中、オポッサムだけ生き残る
太古は南米大陸にも数多くの有袋類が生息していました。私たちの様に胎児をおなかで育てる有胎盤類の哺乳類より先にこの地球に誕生し、生存競争に敗れた種がほとんどです。しかしならがオーストラリアと南アメリカ大陸は他の大陸より距離があったので有胎盤類の侵入があまり進みませんでした。
オーストラリア大陸はご存知のように海に阻まれており、その影響が今も続いているといえるでしょう。しかしながら南アメリカ大陸は地殻変動によって大陸の移動が起こり、北アメリカ大陸と陸続きになったため、そこへ数多くの有胎盤類が侵入しました。
有胎盤類の侵入でアメリカ大陸のほとんどの有袋類は滅んでしまいましたがなぜかオポッサムたちだけは生き延び、陸続きとなった陸橋を渡り現在の北米に根付き生きた化石と呼ばれるまでになりました。
オポッサムは天敵に遭うと死んだふりをする
彼らの面白い生態が死んだふりをすることです。キツネなどの天敵に遭遇した際には仰向けにひっくり返り、舌まで出して迫真の演技で死んだふりをします。天敵が驚いた好きに逃げ出すというなんともユーモラスな習性を持っています。
生きた化石と呼ばれる生物⑰ゴキブリ
続いての生きた化石のご紹介はゴキブリです。こちらはある意味世界で一番有名な昆虫かもしれません。恐竜がいるころからヤツラは存在していた、なんて話を聞いた方も多いことでしょう。まさに生きた化石といえます。
ゴキブリは恐竜よりも前から存在する生きた化石
なんと誕生したのは恐竜たちが登場した時よりもさらに昔。3億年前にもなります。そのころから今の姿をし、今なお私たちのそばで生きた化石として生息しているのですから驚く他ありません。
ゴキブリの厳しい環境でも生き抜く驚異の生命力
1匹いれば100匹いる、なんていわれるゴキブリですがその通り、彼らの生命力はとんでもないものです。1匹のメスがいれば1年後には2万匹になる生殖能力を持ち、どんなものでも食べることができます。さらには飲まず食わずの環境に陥ったとしても1か月以上生き延びるというのです。
3億年前から厳しい環境を生き延びて生きた化石になったのにはこういった驚異的な生命力が理由になっています。
ゴキブリは出現当初から完成体だった?
これほどまでの強い生命力を3億年前から獲得していた彼らは地球上に誕生した当初からもはや進化する必要がないほど完成体だったという説があります。確かにご紹介したような生命力とあの素早さ、そしてどんな隙間にも入り込める体があればこの地球はすべて彼らの庭のようなものかもしれません。
生きた化石と呼ばれる生物⑱インドハナガエル
こちらで紹介する生きた化石であるインドハナガエルはあまり有名ではないかもしれません。それもそのはず、最近発見された新種なのです。潰れたカッパのようなカエル、となんともひどい呼ばれ方をしていますがどんな動物なのか少しご紹介しましょう。
インドハナガエルは近年発見された新種!実は生きた化石
インドの西ガーツ山脈にだけ生息する固有種になります。体長は10センチほどで紫色の丸い体を持ちます(雌雄差があります)。オタマジャクシの存在は成体が発見される2003年よりも100年ほど昔から知られていましたが、2003年にようやく生体が発見されました。
現地住民たちには知られた存在であったようですが長い間日の目を見ないカエルでした。そのため1億8000万年前から存在している生きた化石だったにもかかわらず新種として発見されるという珍しい経緯をたどりました。
インドハナガエルはほとんど地中で過ごしている
オタマジャクシは見つかっていたにもかかわらず、なぜ生体が見つかっていなかったのか。それは彼らの生態に関係しています。ほとんどの期間を1~4mにもなる地下で暮らしているのです。モンスーンが訪れる2週間の間だけ地上に現れ生殖相手を探します。
まさにセミのような暮らしです。生涯のほとんどは地下に潜って暮らし、その突き出た鼻のような部位で地面を突き崩しアリなどを捕食しています。
インドハナガエルの鳴き声は鶏に似ている?
パートナーを探すときは雄は巣穴を作り鳴いてメスを呼びます。鶏とそっくりな鳴き声を出すと言われています。ぜひこちらの動画で実際の鳴き声を聞いてみてください。
生きた化石と呼ばれる生物⑲ウェルウィッチア
続いての生きた化石は植物のウェルウィッチアです。この植物は植物の中でも被子植物ではなく、裸子植物に分類されアンゴラやナミブ砂漠に自生しています。和名ではサバクオモトといい、キソウテンガイ (奇想天外) なんという呼び名もあります。
ウェルウィッチアは1億年前からほとんど姿が変わっていない
植物界の生きた化石であるこの植物はは1億年前からその姿をほとんど変えていないといわれています。砂漠という乾燥した環境で生育しているため葉から空気中の水分を吸収するための組織が発達しており、根も深さ10mほど潜ります。
裸子植物とは?
植物はその種をどのような形で作るのかで裸子植物と被子植物に分けられます。胚珠と呼ばれるいわゆる種本体がむき出しになっているのが裸子植物です。ソテツ類、イチョウ類、マツ類などが代表的な裸子植物です。
植物の歴史的にも被子植物よりも裸子植物が先に誕生しており原始的な形態をしています。
ウェルウィッチアは長寿!寿命は2000年以上?
まさに砂漠の植物といった見た目の植物ですが、その寿命は長く最大のものではなんと2000年以上とも言われています。砂漠の環境に最大に適応した植物であるといえるでしょう。そしてその姿が1億年以上変わらないというのですから驚きです。
ウェルウィッチアの葉は実は2枚しかない
画像などを見ると大きな葉が複数出ていてそれが砂漠に広がっているように見えますが、この植物は葉は2枚しか持ちません。他の植物のように新しい葉がどんどん出てくるということはありません。複数あるように見えるのは2枚ある葉の古い部分が割けているためです。
生きた化石と呼ばれる生物⑳イチョウ
最後のご紹介する生きた化石も植物になります。街路樹としても数多く植えられている身近な植物のイチョウです。一体いつからこの姿をしているのでしょうか?イチョウもウェルウィッチア同様裸子植物に分類されます。
イチョウが現れたのは2億7000万年前
どこでも見かける植物ですが、この植物が地球上に誕生したのは2億7000万年前と言われています。恐竜たちと一緒にこの植物は地球上で生きてきました。これほどまでに身近な植物が生きた化石であると思うと日常の景色も違って見えると思いませんか?
イチョウの葉は原始植物の象徴
数ある植物の中でも秋になると黄金色になり実に美しい景色を見せてくれるイチョウの葉ですが、よくよく考えてみるととても変わった姿をしていると思いませんか?
扇形をした分厚い葉には平行に規則正しく葉脈が走っています。これにそってちぎって遊んだ人もいるのではないでしょうか?この平行に走る葉脈が原始植物の特徴となります。まさに生きた化石です。
恐竜たちの時代にはイチョウは今の種だけではなくいくつかのイチョウ類が生息していましたが氷河期を乗り越えたのは現存しているイチョウただ一種のみです。
イチョウは生命力が強い!樹齢1000年になることも
日本各地で「〇〇のイチョウ」なんて名前が付けられた大木を見かけることもあるでしょう。生命力が強くごつごつとした分厚い樹皮をしています。そのおかげで火にも強く、炎の中でも焼け残る生命力の象徴でもあるのです。樹齢1000年になるようなイチョウもあります。
生きた化石と呼ばれる生物はなぜ生き続けられるのか?
生きた化石たちを見ていると単純に疑問に思いませんか?どうして数億年の長い月日の間にもその姿のまま生き続けることができたのだろう?と。生きた化石となるまで姿を変えることなく生き延びることができた理由は何だったのか。少しそれについて考察してみましょう。
生きた化石にとっての外敵がいない
まずはこれが一番考えやすい説になるでしょう。外敵がおらず命の危険が無ければ進化させる必要がありません。外敵が少ない環境(シーラカンスやトリノアシの生息する深海やウェルウィッチアの生息する砂漠など)に適応さえすればそこからはそのままの姿で長く命を連続させる可能性が出てきます。
生きた化石は姿が変わらなくても中身が進化している?
生きた化石であるオウムガイの項で少しご説明しましたが、姿自体は変わらなくとも本体である遺伝子は変化・進化しているという考え方もあります。確かに紫外線などの刺激で多少なりとも変化するDNAというものがまったく変化を起こさないというのも変な考え方ではあるでしょう。
出現当初から完成しておりどんな環境にも耐えられる
こちらの説はゴキブリがまさにそれにあたります。神様の気まぐれで作られた生き物がたまたま最高の条件を兼ねそろえており、どんな環境でも「今の自分」で耐えられてしまうようなケースもまれにですがあるといえるでしょう。
「生きた化石」という言葉を最初に使ったのは進化論のダーウィン
ダーウィンの進化論といえばほとんどの人が耳にしたことがあるでしょう。彼の著書「種の起源」の中でカモノハシ、そしてハイギョについて述べた際に「living fossil」という言葉を使い、これが「生きた化石(生きている化石)」の最初の登場となりました。
種の起源の中でダーウィンは生き物は自然選択の力によって常に環境に適応するように変化し、その流れの中で様々な生物が誕生してきたと主張しました。現在では疑問に挙げられている点や当てはまらない説などももちろんありますが、DNAや遺伝子といった概念がまだなかったころ、動物たちの姿や化石をみてこういった説を打ち立てたところに彼のすごさがあるといえます。
「生きた化石」は5つに分類することができる
ダーウィンが述べた「生きた化石」とは彼の著書によると「太古に種が反映したものの現在はその数を減らし、細々と現存している」か「他の生物では失われてしまった太古の生物が持っていた特徴を色濃く持っている」ものたちが生きた化石とされています。
しかし、これまでにご説明してきたように「生きた化石」かどうかというのはある意味とても曖昧なものです。生物学の分野ではジョージ・ゲイロード・シンプソンによって区分けされた5つの分類(数量的遺存種、地理的遺存種、系統的遺存種、分類的遺存種、環境的遺存種)があります。
これらの分類をもとに生きた化石たちから動物や植物たちの進化の道筋や太古に起こったであろう地殻変動といった地球の歴史までもが見えてくるのです。
紹介してきた20種の動物たちがどの分類に当てはまるのか考えてみるのも面白いですね。
生きた化石は私たちの身近にもいる
何気ない日常の中に溶け込んでいる動物や植物たちまでもが生きた化石であると知ると驚きですね。雄大な地球の歴史の中で姿を変えながら生き延びてきたものもいれば、姿を変えずに生き延びてきたものもいるのです。
新人類となって歴史を歩み始めた私たち人間はまだ20万年しか経っていませんが私たち人間は一体どのような進化を遂げながら命をつないでいくのでしょうか。太古の地球から未来の地球まで思いを巡らせてみませんか?
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