14番目にピックアップするこちらの暗器は、日本の時代劇や江戸時代を舞台にした作品などでお馴染みなので、見たこと使っている様子を見たことがある方も少なくないはずです。
早速その一風変わった武器・ウェポンである『暗器』の詳細を見ていきましょう。
簪は突き刺して使う暗器
かなりレベルの高い難読漢字でありますから、何と読むのか分からない方もいらっしゃるはずです。読み方は『かんざし』と呼び、日本女性が使う歴史ある髪止め・アクセサリーとして広く認知されています。
今でこそ髪止め・アクセサリーとして使用されていますが、過去には立派な武器・ウェポンとして使用されていたのです。
その形状通りの使い方で、相手に目がけて突き刺して攻撃するタイプです。『戦士』のように勇敢で力強い女性も世界には存在しています。そんな女戦士について気になる方こちらの記事を合わせて読んでください。
ジーファーは女性が身に着けられる唯一の暗器だった
かつては琉球王国として知られていた今の沖縄では、『かんざし』のことを『ジーファー』と特殊な呼称となります。
そんな沖縄では女性だけにとどまらず男性も身に着けており、女性が護身用として所持できる唯一の『暗器』としてしられています。
Contents
暗器の種類⑮グローブ・ピストル(グローブ・ガン、フィフス・ピストル)
こちらでご紹介する拳銃、銃のタイプの15つ目の暗器は、ターゲットなる人物を狙って『暗殺』するためではなく、万が一の場合に備えた『護身用』として所持しておく武器・ウェポンになります。
どんな拳銃、銃なのかこちらで分かり易くまとめてお伝えしていきます。
グローブ・ピストルは護身用の銃
前述でも申し上げた通り、万が一の場合。つまり自分に危険が迫った状況で使用する『護身用の銃』です。
その名前からも形、仕組みが容易に想像つくはずですが、手袋に銃が取り付けられた一体型となっています。
弾丸を発射するのにはトリガーを引くのではなく、相手をパンチするとその衝撃で発砲されるという仕組みになっています。
グローブ・ピストルは特殊部隊員も使っていた
第二次世界大戦の真っ只中、ヨーロッパ大陸の多くはヒトラー率いるナチスドイツによって、占領されていました。
そんな占領下に足を踏み入れる『英国』の特殊部隊、スパイ、諜報員が愛用していました。ここでも英国、イギリスの名前が挙がりました。
暗器の種類⑯バックル・ピストル
16番目にピックアップする暗器もまた『銃』がある物と一体化しているタイプとなります。どんな物か想像つきますか?使い方や仕組みなど分かり易く解説していきます。
バックル・ピストルはベルト型の暗器
こちらもまた『名称』に目を向ければ、どんな形をしているかイメージ付くはずです。腰に巻き付けるベルトに『銃』が一体化しているタイプになります。
先ほどの手袋・グローブ型は英国で生み出されたものですが、ベルト型は対立するヒトラー率いるナチスドイツで生み出されました。両方とも戦時中という時代背景の中生まれた。という点は共通しています。
バックル・ピストルは使いこなすのが難しい
弾丸を発射させるのも複雑な手順があり、また命中精度も悪く威力も小さいため、使いこなすのが困難な暗器であり、確実に相手をしとめる『暗殺』のシーンでは活躍できず、万が一の切り札として使われました。
暗器の種類⑰石炭爆弾
17番目にクローズアップするこちらの暗器もまた一風変わったタイプであり、更にまたも『第二次世界大戦』のさなかで生み出されたモノになります。どういった兵器・ウェポンなのか詳しく見ていきましょう。
石炭爆弾は破壊工作用暗器
火薬や爆薬に『石炭』が使用されているわけではなく、なんと石炭に擬態して扮している爆弾・ボムなのです。
敵対する国、組織の主要な施設、建造物を破壊するために用いられたので、対人用ではありませんが、火薬に『ニトロ』が用いられており、当然威力は凄まじいので十分に人命を脅かします。
石炭爆弾は第二次世界大戦中に使われた
前述でも申し上げた通り、こちらの兵器・ウェポンもまた『第二次世界大戦』のさなかで生み出されて、カタストロフィに用いられてしまいました。
連合国軍の中核にある『英国・米国』が敵対する『ナチスドイツ』を対象にして使用されました。
暗器の種類⑱毒入りニベアクリーム
こちらでご紹介する18番目の暗器。その名称が全てを物語り、思わず目を引きますが、果たしてどんな武器・兵器・ウェポンなのでしょうか?下記に概要をまとめていきます。
毒入りニベアクリームは対ドイツ兵の暗器
1つ前にご紹介した17番目の武器・ウェポン・兵器である『石炭爆弾』も言ってしまえば、連合国軍が使用した対ドイツ兵器でありますが、こちらもまた同様に対ドイツの兵器になります。
見た目や匂い、質感も現代でもよく見かける、化粧品・保湿クリームなのですが、中には有害な『毒素』が含まれている凶悪な平気なのです。
ニベアクリームは現在でも人気
その名称は一語一句違わず、2019年令和元年となった現在でも一定のニーズと需要があり大人気の青い缶でお馴染みの『ニベアクリーム』となっています。
一語一句同じなのは元々『ドイツ』生まれの化粧品・保湿クリームだからです。
危険な毒薬、化学薬品の1つであるVXガスに関する記事はこちらです。気になる方は是非ご覧になってください。
暗器の種類⑲NRSナイフ型消音拳銃
19番目にご紹介する暗器は、これまでに多かった何かのモノに擬態して扮しているタイプ、小さくコンパクトで忍ばせておくタイプ。その2つに当てはまらず、見るからに武器・ウェポンなのです。
NRSナイフ型消音拳銃は消音拳銃
その名前にもきちんと含まれているように、いわゆるサプレッサーと呼ばれるような、破裂音などの発射時の『銃声』をなるべくカットした『拳銃』タイプの暗器です。
刃物となるナイフも備わっており近距離戦も得意としていて、『暗殺』におけるスペシャリスト的な武器・ウェポンといえるのではないでしょうか?
旧ソ連の特殊部隊が開発した暗器
これまでピックアップしてまとめてきた暗器の発祥地、生まれた国はインド、日本、中国、米国、英国などが多かったですが、こちらは今のロシアに当たる旧ソビエト連邦が開発したものです。
一般人が扱うものではなく、『暗殺』『任務』といった言葉が付きまとう様な特殊部隊が身を守るために扱っていました。
暗器の種類⑳タクティカルペン
これまでご紹介した中で一番現代的な機能が備わっている暗器を20番目にご紹介していきます。まさにイメージするスパイが所持していそうな、おしゃれで機能性が豊富な武器・ウェポンです。