中学生の妊娠は年間400件以上!理由や原因は?リスクや対処法も紹介!

この事例も万が一、中学生妊娠となっても産みたいと考える事例は皆無でしょう。

中学生が妊娠する原因①性教育の遅れ

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中学生妊娠は発生してをしてしまう原因の一つは性教育の遅れがあげられます。性教育は実施されていても内容が望まない中学生妊娠や性感染症を防ぐ機能を十分に果たしていないのが原因です。

中学校での性教育は具体的な部分まで伝えられず不十分である

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現在、中学生に対して実施されている性教育は性交時に本当に役立つ避妊方法や事件に巻き込まれたときに行なうべきことを教える役立つ教育になっていません。

実際「コウノドリ」というドラマでは中学生妊娠した生徒が自分のお腹の赤ちゃんのエコー映像をみて「CGみたい」と発言するシーンがあります。

中学生にとって性交の結果、赤ちゃんが出来るという現実が実際の状況と乖離している現実をよく表しています。

また先程の「コウノドリ」のお話の中では実際に子どもを産み育てるということと中学生の性との乖離が的確に描かれています。

同時に、子どもを産みたいと思うことの意味を十分に考えられる教育も大切です。

「性教育は性行為を助長する」という認識が遅れを招いている?

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中学生に対する性教育が望まない中学生妊娠や性感染症の予防に役に立つ情報を提供できない理由は、教育者の間で「寝た子を起こすな」とか「中学生はピュアだ」という意見が多いからです。

実際に、中学生の性や性交に関して置かれている状況は非常に個人差が大きく、配慮が必要な場合もあります。

だからといって「性教育は性交を助長する」といった意見で、性に関して必要な情報が必要な生徒に届かないのは硬直した考え方ではないのでしょうか。

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ドラマ「コウノドリ」でも中学生妊娠した生徒が部活の試合に出たいので早く産んでしまえば大丈夫だよねと産婦人科医に問うシーンがあります。

これが実際の中学生の認識なのかもしれませんが、正しい認識をもてる教育が必要です。

学生の妊娠のリスクを避けるには親自身の「教育」も大切

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学校での性教育の現状では望まない中学生妊娠を防ぐ手立ての一つとしては不十分なことをご説明してきました。学校教育の場が十分に機能していない以上、親が取り組むしか方法はないのです。

しかし、親自身も子どもと面と向かって性の問題に取り組むことはハードルの高いことでもあります。中学生の親にとっては性の問題は当事者でもあるからです。

ドラマ「コウノドリ」の中では中学生妊娠した同級生の父親の親が現実に向き合えないケースが描かれています。親にとっても対応が非常に難しい問題なのです。

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そんななかで、親がわが子にすすめられるサイトを一緒に見たり、書籍に触れたり、セミナーや催し物に参加して親以外の人の話を聞く機会も重要なのではないでしょうか。

親として重要なのはわが子に対して適切な情報に触れられる機会を上手に提供することなのです。また、親自身もそういった情報に改めてふれることは非常に有意義な経験となります。

中学生の子ども一緒に子ども産みたいという意味を一緒に考えられれば貴重な経験になるでしょう。

中学生が妊娠する原因②ありふれた性の情報

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中学生などの子どもに正しい性の情報に触れる機会を親が早い段階で適切に提供することは非常に重要な家庭教育のひとつだといえます。

昨今のネット社会では子どもがアダルトビデオなどの商品に触れる機会も以前に比べて増えており、そのハードルも低くなっています。

そのため、家庭での正しい性教育を行うことは以前にもまして重要になってきます。

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