ひきこさんとは?いじめっ子への復習?都市伝説の誕生秘話や対処法!

2000年代初頭から社会問題として取り上げられるようになった「ひきこもり」は当初15歳から39歳までの若年層にターゲットを絞った調査を行い54万1000人の結果でしたが、長期化する引きこもりが増加したため40歳から64歳も対象とした結果61万3000人以上に上りました。ひきこさんは丁度ひきこもりが問題視され始めた2002年頃から出現しています。

ひきこさんが登場したのは2002年頃

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まさに今も続く当時の社会現象に警鐘を鳴らすが如く忽然と世の中に現れたひきこさんは、心に大きな傷を負った多くのひきこもりの代弁者なのではないでしょうか。精神疾患から来る広汎性発達障害や強迫性障害・不安障害・統合失調症などさまざまな原因があり単一の疾患では無い所が特徴です。そして健常者には理解し難いので多くの偏見があります。

ひきこもりに対する多くの偏見と問題

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みなさんは引きこもりと聞いてどんなイメージをお持ちですか?恐らくですが多くの方は「学校や仕事へも行かず、ただただ親のお金を当てにして養ってもらい堕落した生活をしている」だと思います。ひきこさんのように深い事情があり自分でもどうしようもないほど外に出られない心の病気なので「甘えだ」と言い切るのは甚だ危険だと言う事です。

ひきこもりには周囲の理解が必要

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学校や会社でいじめに遭っていたのかもしれないし、引きこもりは甘えだという人には理解できないレベルの精神的ショックが原因かも知れません。社会復帰には周囲の理解が必要ですが、積極的に手を貸すと言う事ではなく、ただただ普通に接してあげて下さい。それだけでもかなりひきこもりの本人には楽に感じられ自分から殻を破るきっかけになります。

「ひきこさん」から得られる教訓とは?

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ひきこさんがクラスメイトに受けた暴力行為はいじめとか言う生易しいものではなく、暴行罪と言う名の立派な犯罪行為です。教師も他のいじめに加担しなかったクラスメイトも、暴力行為こそ行わなかったけれども見て見ぬ振りをしていたなら共謀共同正犯や幇助犯に問われる可能性があります。法律は別としても道徳的に人間として恥ずべき行為ですね。

身近な人がいじめられていたら話を聞くこと

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まず、話を聞く事が大事です。無理やり事情を聞き出すのでは無く、自分から話したくなるまで一緒にいるだけでも全然違います。その上で親に相談しましょう。子供だけで解決できるのはマンガやドラマの中だけです。良い意味で大人を利用しましょう。しかし残念ながら教育委員やサポートセンターに相談した方が良かった事件に関する記事はこちら。

相手を受け入れる気持ちを持つこと

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ひきこもりの友達に必要以上に何とかしてあげようとかする必要はありませんし、自分とは違う人間なのですから無理に理解はしなくても良いですが「自分の尺度」で、「自分の正義」を押し付けたりする事だけは逆効果なのでやめましょう。いちばん大事なのはひきこもりの相手がどんな態度でも受け入れる気持ちを持つ事です。

ひきこさんの関連映像作品を紹介!

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ひここさんが実写映画化された3作品とフルCG作品です。果たしてひきこさんは古くは江戸時代からその存在が噂されていた老舗の怪異である口裂け女や、登場以来不動のジャパニーズホラークイーン貞子とどのような戦いを繰り広げてくれるのでしょうか。

関連映像作品①『ひきこさん』

 

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ひきこさんが誕生するまでのエピソードをDV多めで描かれた作品です。ほとんどがクラスメイトのいじめシーンや両親からの虐待監禁シーンやひきこもり・監禁シーンなので精神的に参ってしまう方が少なくないかも知れません。

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