ひきこさんとは?いじめっ子への復習?都市伝説の誕生秘話や対処法!

いじめのエピソードはあってもひきこもりはなく、雨の日でもなく蕗子さんも子供を殺したりしません。ミステリアスな部分と主人公の蕗子さんとひきこさんの名前が似ているだけの話かもしれませんが、もしかしたらこの「ふきこさん」が何らかの形で人づてに拡散されていき、元ネタを形成していったとも考えることが出来ます。

ひきこさんと同じく小学生を狙う怪しい女性

 

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最近貞子や伽椰子・ひきこさんにお株を奪われ、めっきり噂を聞かなくなって久しい元祖都市伝説ホラークイーンの口裂け女さんですが、1978年冬からの大流行で社会問題にもなり、2004年には韓国にいたと言う情報も入っています。ちなみに一番多く目撃情報が賑わっていたのが1979年の8月です。

それまで全国を興奮の坩堝に落としていた噂が急速に沈静化したのは、子供達が夏休みで情報交換が途絶えたためと言われています。ルーツは1754年にまで遡り現・岐阜県郡上市八幡町での一揆で処罰の対象になった多くの農民の怨念が具現化されたのではと言われています。

口裂け女の特徴

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真っ赤なロングコートを纏い顔の下半分を隠すほどの大きなマスクをした女性が、学校帰りの子供に「私、キレイ?」と尋ねてくるので「きれい」と答えるとマスクを外しながら「これでも?」と耳元まで裂けた大きな口で笑うと言うものです。江戸川区では雨の日に赤い傘をさしておりその傘で空を飛んだそうです。

「きれいじゃない」と答えたが最後、包丁やハサミで斬り殺されてしまうと全国の小学生を恐怖のどん底へ叩き落としました。身の丈約2mもあり100mを6秒で走り抜く脚力の持ち主で空中も浮く事ができるそうです。

ひきこさんに似たルーツの怪異

 

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1950年頃から語り継がれる怪異譚・都市伝説で有名な学校の怪談「トイレの花子さん」1980年頃から噂がリバイバルされ始め知らない人はいないくらいの有名な話ですが。各都道府県ごとにバリエーションが豊富にあり最もポピュラーなストーリーがタイトルの通り3階のトイレの扉を順番に叩くと3番めの個室から返事があると言うものです。

ひきこさんと同じく悲しいルーツがある

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3つのルーツがあるのですがどれもが不遇な悲しいものです。「休みの日に学校へ遊びに来ていた花子さんが変質者にトイレで殺された」「生きていた頃父親からひどい虐待を受けていた」「福島県の図書館の窓から転落死して幽霊になった」など、現代ではアニメ化されるほどの人気者で寂しい思いはしてないようで良かったですね。

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