夜になると「腹切やぐら」の近くでは鳴き声やうめき声、叫び声が聞こえるそうです。北条氏一族の霊たちが今も尚彷徨いながら、自分たちの運命を悔しんでいたり、恨んだり、嘆いているのでしょうか。
写真が上手く撮れない
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「腹切りやぐら」では、写真が上手く撮れないという現象も起こっています。他のやぐらではカメラは正常に動いているのに「腹切りやぐら」で撮影を行うと、写真が全てぼやけたものになってしまい、上手く撮れないそうです。
「腹切りやぐら」は他のやぐらに比べても特に死者の数が多く、また儚い運命に散った恨みを強く抱える霊たちがいるからなのでしょうか。
霊感の強い人が入ると霊気を感じる
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「腹切りやぐら」は、明るい時間帯に普通の人が訪れてもどこか薄暗く、不気味な雰囲気を漂わせています。霊感が強い人が近くを通ると、ぞわぞわと何かが這い上がってくるようなはっきりした霊の気配を感じるらしく、立っていられなくなったり、急なめまいに襲われたりすることもあるようです。
伝説のとおりならば800人以上もの霊がそこに漂っていることになり、霊障などの影響を受けやすい人は近づかない方が良いでしょう。
不可解な音が録音されている
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とあるオカルト作家が「腹切りやぐら」を調査した際にビデオを回したところ、そのビデオには現地に赴いた時には聞こえなかった法螺貝のような音や鈴の音が入っていたそうです。
今も尚「腹切りやぐら」を彷徨っている多くの霊たちは、勝てるはずのない合戦を現在も続けているのでしょうか。
何者かに引っ張られる
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また、このオカルト作家の取材に同行していたスタッフの一人が、何者かに引っ張られ、急な坂から転がり落ちるという事件がありました。幸い怪我はありませんでしたが、そのスタッフの出身地は、新田義貞と北条高時が東勝寺で合戦を行う数日前に合戦を交えた地域であったそうです。
落ち武者の霊を見た人も
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観光の一環として東勝寺跡方面のハイキングコースで「腹切りやぐら」を通った際に、落ち武者の霊を見たという人もいます。また、「腹切りやぐら」の中にある供養塔に水を入れてお供えをすると、不思議なことに翌日にはその水がなくなっているそうです。
「腹切やぐら」と同じく、落ち武者の霊が目撃されている心霊スポットの牛首トンネルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。