大人気アニメ「ドラゴンボール」にも戦闘シーンがありますよね。ドラゴンボールは1986年にアニメが始まりました。1989年まで放送され、その後も続編のドラゴンボールZが1996年まで放送されました。
アニメの〈サイヤ人編〉からは戦闘シーンの効果音が激しくなり、元ネタとなる様々な効果音が使われます。消える時にヒュンヒュンなどという効果音、爆発時にはドカーンという効果音、
殴打にドカッ・バキッという効果音等が使用され、そのうちの一つに、元ネタとなるデュクシがありました。
デュクシが使われるようになった経緯とは?
デュクシには3つほど元ネタがあることが分かりましたが、一体その元ネタたちはどのようにして全国的に多くの人に知られるようになったのでしょうか。
木梨憲武が頻繁に口にしたことから普及した?
先ほどの元ネタでご紹介した、木梨憲武さん主演「仮面ノリダー」の戦闘シーン中に、デュクシが使用されたという木梨憲武説ですが、この視聴率の高い番組のおかげでデュクシが一気に認知され、
当時番組を見ていた視聴者が木梨憲武の真似し始め、そしてデュクシは広く普及したのではないかと思われます。
当時の娯楽はテレビが主流だった為、木梨憲武さんが出演する番組など同じテレビを見ている人も多く、笑える世間話として盛り上がることが多かったのでしょう。
2ちゃんねるで「デュクシ」と「オウフ」が広まった?
影響力のあるツールとして、2000年代あたりからインターネットが普及し始めましたね。中でも匿名掲示板は身元を隠して様々な情報を得たり発信することができるという点で、この頃から市民権を得ました。
その一つ、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)では、ネットスラングと呼ばれる様々な言葉が誕生し、その中でデュクシが使用されました。ここでのデュクシは単体ではなく「オウフ」等と共に広がりました。
「オウフ」は何か質問を受けたときにオタクがつい発してしまう言葉、というネットスラングで、2008年頃に広がりました。「デュフフ」や「コポォ」も同じ意味として使われます。
単語だけでは中々使い方がよくわからないですよね。以下に使用例を挙げましたので参考にしてみてください。デュクシはこのようにネットスラングとしても使用され、広がりをみせました。
肩がぶつかった時
Fラン
男A「あ?おいコラ。どこ見てあるいてんだよ」
男B「なんだと?てめぇだろ。ぶち殺すぞ」東大
男A「デュクシwwwフヒwwすいませんww」
男B「オウフww大丈夫ww大丈夫ですww」(引用:5ちゃんねる)
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