子供部屋未使用おばさんとは
「子供部屋おじさん」「子供部屋未使用おばさん」というネットスラングをご存知でしょうか?子供部屋おじさんは大人になっても実家に住み子供部屋に住んでいる中年の男性を嘲る使い方をする言葉として生まれました。
子供部屋には子供時代に使用していた学習机やベッドがそのまま使われています。子供部屋おじさんは経済的にも精神的にも独り立ちしていない中年男性で、パラサイトシングルとよばれることも。
「子供部屋未使用おばさん」は子供部屋おじさんと言われた中年男性が女性に対して作った言葉です。子供部屋未使用おばさんにはどんな意味や使い方があるのでしょうか。
子供部屋未使用おばさんは「子供がいない女性」
「子供部屋未使用おばさん」という名称は、成人後も実家に住む成人女性のことを指して生まれました。実家暮らしの女性は実際には男性よりも多く、女性の方が家事手伝いなどと名称がつくことがあります。
ネット民に子供のいないおばさんに対しての意見を聞いたところ、子供部屋を作っても意味がないという意見が出たことからこの子供部屋未使用おばさんという名称がついてしまいました。
子供部屋おじさんに対する煽りとして生まれた
この子供部屋おじさんという言葉は、大人になっても実家に住み続ける甲斐性のない男性を総称した使い方として使用されています。
定義としては独身の男性で、子供のころ使っていた部屋をそのままつかっていること。食事や掃除、洗濯は母親にしてもらっていることが多く、古い漫画やゲームなどがそのまま残っているということでした。
始めは引きこもりやニートを指す言葉ではありませんでしたが、次第に社会的に自立できていない人をあおる言葉としてネガティブな意味も持ちだしてきました。
子供部屋おじさんに該当するネット民がそれに対抗して実家暮らし、あるいは子供がいない女性に対する侮蔑的な子供部屋未使用おばさんという言葉を考えたとも言えます。
子供部屋未使用おばさんの酷すぎる意味
「子供部屋未使用おばさん」に含まれる意味とはどういったものなのでしょうか。男性に対しては子供部屋おじさんなのに対して女性に対してだけ未使用が付くことに疑問を感じますね。
子供部屋未使用おばさんはどういった意味合いの使い方がされているのでしょうか。
意味①不妊で子供部屋が無駄になった女性
結婚して子供が誕生する前に、家を建てる夫婦は少なくありません。将来の家族計画を立てながら、間取りを決めるのはとても楽しいことの一つです。
しかしいざ家ができてから、実は不妊症で子供ができないことがわかり、せっかく作った子供部屋が物置になってしまうこともあるようです。子供は授かりものなのでどうしようもないことですよね。
子供部屋未使用おばさんという言葉には、子供部屋を作ったのに、子供が出来ず子供部屋の使い方がなくなってしまった女性という意味が込められています。
意味②結婚できなかった女性
この子供部屋未使用おばさんという言葉には子供ができる、できない以前に、まず結婚自体ができていない女性を指す意味が含まれています。
若年層の結婚率が年々落ちている現実がある以上、避けては通れない事実といえます。50歳まで一度も結婚したことがない人は男性で4人中一人、女性で7人に一人とされています。
意味③実家に子供部屋が無かった女性
子供部屋未使用おばさんには大人になってからの経験や子供の有無ではなく幼少期の悲しい過去についての意味も含まれています。
一人につき一部屋の子供部屋をあてがわれたことのないような、裕福な家庭育ちではなかった女性のことを意味しています。実家の経済状況をバカにされると辛いものがありますよね。