天才・玉置浩二の凄さとは?業界人が絶賛する歌唱力と音楽センスとは

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子供の頃から歌手を目指していた天才・玉置浩二さんは中学へ進学した頃はグループサウンズなどの邦楽中心に聴いておりバンドに憧れていましたが中学2年の時、武沢豊さんが転校してきた事により「インベーダー」と言う洋楽中心のバンドを結成し、武沢さんの兄が加入した事をきっかけにバンド名を「安全地帯」に変更しました。

安全地帯と命名した理由

FirmBee / Pixabay

結成当時のメンバーが提案した「安全地帯」は、当時ピースサインが日本中で流行しており道路標示がVだった事。頭脳警察や四人囃子など漢字で4文字のバンドが多かった事にも影響され命名されました。結成当時は武沢さんの兄が作曲し玉置さんが歌っていましたがこの頃から「負けてられない」と自身でも作詞作曲を行うようになりました。

ポプコンで優秀賞受賞天才中島みゆきが語る

「安全地帯って恐ろしい中学生バンドがいましたよ」と当時を振り返る中島みゆきさんも語っています。北海道でメキメキ頭角を現してきた安全地帯のために高校を1年で中退し、自分達で廃屋を改造し寝室付きのスタジオでデモテープ作りに勤しみました。その後安全地帯のデモテープがKitty Recordsに渡り後にプロデューサーとなる星勝さんと出会います。

1981年7月天才同士の運命の出会い

星さんの紹介により井上陽水さんが安全地帯のスタジオへ赴きセッションを行った事がきっかけとなり、安全地帯をバックバンドとして全国ツアーを行いたいとオファーを受けました。尊敬する天才・揚水さんのお誘いに戸惑いも不安もありましたが「チャンスなんだから行こう」と東京行きを決意。ここから安全地帯の快進撃がスタートしたのでした。

地上波SONGSに天才玉置浩二出演

2017年5月26日玉置浩二さんのパフォーマンスが地上波でオンエアされました。今までBSのみだった玉置浩二ショーを視聴できなかった多くの人々でTwitterが玉置浩二祭り状態になった事は言うまでもありません。殆どは「ヤバすぎ」「別格」「天才的歌唱力」と賞賛の嵐ですが一部には「普通に歌って欲しい」「クセが強い」と言う意見も見られました。

寂しい事ですがどう感じるかは個人の自由ですが、天才と呼ばれる玉置浩二さんの一回歌うごとに変化する、その刹那を声に込めて表現する音楽の豊かさを持つ歌の世界を感じ取って欲しいものです。CD通りにメロディを外さずに歌う事だけが歌が天才的に上手いと言う事では無いのですが、日本人にはこちらの方が圧倒的に大多数ですね。

音程を外さない≠絶対音感がある

少し音楽的に突っ込ましていただいてもよろしいでしょうか。玉置浩二さんは絶対音感と言うよりも「世界一正確な相対音感」の持ち主だと言う事です。ある音が鳴ったとしてその音が五線譜上どの音であるかがわかるのが絶対音階。それに対し、ある音に対してのあらゆる音程が正確に採れるのが相対音感です。天才・玉置浩二さんの恐ろしい所はここです。

相手のクセに対して正確なハーモニーをハメていける所が玉置浩二さんの天才たる由縁です。簡単に言えばどんなに音程が不安定な(世間ではそれを音痴と呼ぶ)歌い方にも一番美しい完璧なハモリをあてる事ができるのです。圧倒的な耳の良さと狙った音を完璧に発声できると言う点では日本のシンガーで天才・玉置浩二さんをおいて他にないでしょう。

天才・玉置浩二は語る

どうしたらそんなに上手く歌えるのかと番組内のナレーションで質問を振られた天才・玉置浩二さんは「特別な事は何もやってないですねぇ」とあっけらかんに答えます。「正直歌をやめようと思うこともありました」と3年間もの間療養中歌が歌えない時を振り返りますが「でもそれがもう歌になるな、と」歌によって生かされている天才の発言です。

玉置浩二は天才!今もなお進化し続ける一流アーティスト!

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多くのミュージシャンが手放しで絶賛する天才・玉置浩二さんのソロデビュー30周年記念アルバム「ALL TIME BEST」が2017年5月31日に発売されヒット中です。ソロデビュー曲の「All I DO」から「サーチライト」までの全25曲がリマスターされ高品質Blu-specCDの2枚組で、安全地帯のデビュー35周年記念アルバム「ALL TIME BEST」も発売中です。

世代を越えて愛される天才ボーカリスト玉置浩二さんは、今後も圧倒的歌唱力に磨きをかけ2019年の11月まで続く全国ツアーも精力的にこなし新たなヒット曲や楽曲提供・俳優活動などで進化を停めずに活動し続け、天才・玉置浩二ワールドへ我々を誘ってくれるでしょう。

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