ミュンヒハウゼン症候群は病気を装う心の病気!原因や治療法は?芸能人にも?

境界性パーソナリティー障害とは

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性格の一部が極度に偏ってしまう「人格障害」に含まれている障害のひとつです。感情を操作することが得意でなく、気分の浮き沈みが激しく不安定で、物事の良し悪しの判断がとても極端になります。
芸能人にも疾患の疑いのある方がいます。障害の発症の原因は人それぞれです。先天的な脳の要因、遺伝、家庭環境、後天的なトラウマなどが挙げられます。

目的のために病的な嘘をつく行動が似ている?

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自分を誇張してアピールしてでも誉められたい(自己愛性パーソナリティー障害)、いつでもみんなに注目されていたい(演技性パーソナリティー障害)といった行動はとても酷似しています。
自分のためなら犯罪を犯してもお構いなし(反社会性パーソナリティー障害)という面も持ち合わせている可能性があります。ミュンヒハウゼン症候群との共通点がお分かりいただけたでしょう。

こんな人は要注意!ミュンヒハウゼン症候群患者の特徴

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病気になったことを誇らしげに話す人が、芸能人に限らず一般人にもいます。でも度が過ぎていたら要注意。ミュンヒハウゼン症候群の予備軍ではないか、チェックをしましょう。該当数が多ければ診察も検討してください。

医師はこんなところを見ている

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ミュンヒハウゼン症候群の疑いがある人について医師は、病歴、身体診察、検査を行い、身体的な面だけでなくメンタル面で障害がないかも見ています。病気についての知識に長けている患者もいるので、医師が判断に困ることもあります。

多く当てはまればミュンヒハウゼン症候群の疑いがあるので注意

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・病歴に一貫性がなく、治療を行っても悪化する
・陰性の結果が出たり治療を行うと別の症状が現れ、他の病院に移ってしまうこともある
・検査や手術を受けることに対してポジティブ、抵抗がない
・以前担当していた医師と家族又は現在担当している医師が話すことを嫌がる
・病気の人を羨ましいと思う

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病気の可能性が否定されてもなお症状を誇張したり、改ざん、詐称をした場合は医師が確認し、ミュンヒハウゼン症候群の疑いがないか精神科を勧められることがあります。不必要な治療を防ぐことができます。
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