短指症(まむし指)とは?特徴とあわせて紹介
その形、輪郭が少し膨れているため、爬虫類の蛇の一種に見立てて「まむし指」ご飯をよそるための道具に見立てて「しゃもじ指」などと呼ばれる「短指症」を皆さんご存じでしょうか?
ご存じの方も対象となるのは親指のみ、とよく勘違いしている方が多いようですが、実際はどの指も対象に同じ名称の症状で呼びます。
今回はその症状について特徴や原因、魅力、更には直し方まで徹底的にクローズアップしてご紹介していきます。
短指症(まむし指)になる原因とは?
ご存じのない方からすれば、どのような症状なのかよくわからず、爬虫類の蛇の頭に形が似ていることから、名前が付けられた、まむし指についてもどんな見た目なのかあまりイメージが湧かないのではないでしょうか?
まず前提として知っておいてもらいたいこと、そしてその症状の原因についてお話ししていきます。
短指症の原因は遺伝!病気ではない!
名前だけ聞いたことがあるという方、この記事で初めて耳にしたという方からしたら、その名称から病気と先入観が働いてしまいそうですが、実際は何か人体や健康に影響を及ぼすようなことはなく、病気ではありません。
ですが、症状を持ち合わせている人によっては最大の特徴であるその見た目・ルックスをあまりよく思わない方もいてマイナスの作用をもたらしている事も確かであり、様々な直し方を試している人も少なくないでしょう。
逆にポジティブに考える方は、1つの個性・魅力として捉えている方も多くいらっしゃいます。そしてその原因は、生まれてついた個体差、つまり先天性の遺伝によるものなのです。
短指症は1万人に1人の確率でなるもの
先ほど、爬虫類の蛇の頭のような形、ご飯をよそるしゃもじのような形をした指を、1つの個性・魅力と捉えている。と説明させていただきました、個性・魅力と捉える理由がいくつかあります。
1つは、見た目も愛くるしく可愛らしいと感じる人も沢山いる点です。そして、実はこの症状は、10000人にたった1人の確立でなるものなのです。つまり極めて稀であり「レア」なものなのです。
その確率を分かり易く身近なモノに例えると、チョコボールで金のエンゼルが当たるくらい、4つ葉のクローバーを見つけるくらいであり、一般的にあまり認知されていないのは、極めて稀なのが大きな理由でしょう。
短指症(まむし指)の治し方とは?2つの方法
この症状を持っているヒト、皆が皆、必ずしもポジティブに捉えるわけではないのも事実であります、ネガティブに捉えて欠点、コンプレックスに感じる方も少なくないのです。
こちらでは気になる直し方を2つご紹介していきます。
短指症の治し方・その①手術
誰もが思いつきそうな直し方ですが、一番間違いなく、永久的に希望の形を維持することが可能でしょう。
ご想像の通り麻酔が必要な手術で、顔の手術同様に骨を削らなくてはならないので、多少の肉も一時的にそり落とさなくてはなりません。勿論、先生によってその手順・手法は様々です。
まずは形成外科に受診すること
もちろん麻酔を伴う、大げさに言えば大々的なオペとなりますので、初めにまずは形成外科及び整形外科など、専門としている医療機関に足を運んで、受診して、その旨を伝えて相談しなくてはなりません。
短指症の手術は保険が適用される!
総称して言う「整形」の中にも、その対象の部位や手術内容、理由などによっては保険が適用されることがありますが、こちらの先天性の症状も大体のケースで、保険が適用されます。
かと言って安価とも言えないので、きちんとお財布と相談して、計画を立ててお金を貯めておきましょう。
短指症による手術の入院期間は5日~2週間ほど
お金が多少なりとも掛かってしまうのは、数日間、病室を借りて、入院しないといけないのも原因でしょう。医療機関、病院、更にはオペを施した後の具合によりますが、大体5日から14日ほどが平均的日数です。