白目が青いのは赤ちゃんだけ?大人の場合は病気?原因も解説!

白目が青いという状態は乳幼児に多く見られますが、大人になっても青いままの人もいます。多くは強膜の薄さが原因ですが、稀に病気が潜んでいる場合もあるので注意が必要です。この記事では、白目が青い原因や病気の可能性などについて解説していきます。

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大学、大学院を獣医学部にて過ごし、養った知識と共に、興味あふれる内容をお届けします。

白目が青いのはなぜ?

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身近な大人で白目が青みがかっている大人がいらっしゃいませんか。または他の人から白目が青いと不思議がられた方もいらっしゃるかもしれません。

白目という名前の通り黒目とは対照的に白いはずの部分が青みがかっている方が稀にいらっしゃり、病気の場合や病気ではないけれども生まれ持った性質の場合もあるのです。

記事の中では病気の可能性や、どういう方が白目が青いのか、赤ちゃんの白目が青い事が多い理由に関してもご紹介させていただきたいと思います。

赤ちゃんの白目はみんな青い?

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身近にいる赤ちゃんの白目を見てみてください。きっとその白目は青いはずです。目の病気かもしれないとびっくりする親御さんたちもいらっしゃるほどです。

赤ちゃんの白目は色の濃淡はあれど、青いと言われています。次第に大人になるにつれて白目が青いのは解消されていくと言われています。なぜ赤ちゃんの白目は青いのでしょうか。

赤ちゃんは強膜が薄いので青く見える

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赤ちゃんの白目が青いと言われている理由は病気ではなく、赤ちゃんの持つ体質、強膜(白目)が薄いため、白目が透けて見える事が理由です。

逆に置いてくると白目が黄色っぽく見えてくるのは老化の一種で白目の後ろの組織が繊維化し脂肪がつくためその色が白目に透けて見えるのです。

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また白目が青い方とは違い黒目も透き通って白っぽい方もいらっしゃいます。この症状をお持ちの方はアルビノと呼ばれる色素異常を持っている方です。

アルビノに関してはこちらの記事でご紹介させていただいております。是非ご興味ある方はこちらの記事も併せてご覧ください。

大人になると白くなっていく

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赤ちゃんの青い白目は成長と共に白目が分厚くなることで、青い色が透けないようになってきます。

しかし一部の方は赤ちゃんと呼ばれる時期を過ぎても白目が青いままの方がいらっしゃいます。白目が青い大人の方は病気なのでしょうか。

大人になっても白くならない「青色強膜」の人も

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