【首都圏連続不審死事件】木嶋佳苗の生い立ちや現在、3度目の獄中婚の真相も

首都圏連続不審死事件は、2009年に発覚した事件です。結婚詐欺師「木嶋佳苗」により、複数の男性が不審な死を遂げており、未解決のままになっている不審死もあります。首都圏連続不審死事件のまとめと、木嶋佳苗のブログやモテテクについて解説します。

この記事をかいた人

猫を3匹飼っているライターです✨ 愛猫共々頑張っています! スキーはセミプロ並みです!
Array

首都圏連続不審死事件とは?木嶋佳苗が起こした連続婚活殺人事件!

geralt / Pixabay

平成の毒婦と呼ばれた人物をご存知でしょうか。結婚という言葉を巧みに利用した犯罪は、悲惨な結果を生むのです。婚活サイトでいつの間にか魅入られてしまい、罠にはまったことに気付かないとしても、男性に責任を問うことはできません。首都圏連続不審死事件は、いくつもの謎に始まり2009年に明るみにされる、木嶋佳苗が起こす結婚詐欺による殺人です。

婚活サイトを利用し、詐欺を行うことも犯罪ですが、さらには殺人を犯すなど卑劣な行為の被害者が数人います。首都圏連続不審死事件は、木嶋佳苗によるモテテクも否めません。2009年に判明した3人の犯罪で裁判が行われ、不審な死を遂げた人物だけで他にも未解決な不審死を含まれていることを踏まえると、まだ終わりを見せないのではないでしょうか。ここでは被害者を実名で表現させていただくことを最初にお断りしつつ、詳細を紹介いたします。

首都圏連続不審死事件の概要

Walkerssk / Pixabay

2007年に謎の死を遂げた男性がいますが、その2年後にさらに不可思議な出来事が立て続きに起こります。婚活サイトを利用したのは男性だけに限らず女性側もですが、目的が結婚であることは明らかだからこそ、心許せるように近づくのです。首都圏連続不審死事件を犯すと男性が気付くはずもありません。

魅力を発揮するのが、特定の男性にだけ向けられる撹乱とも取れる言葉や仕草、行動だけだとしたら、他人に伝わることは難しいことではないでしょうか。犯人の名は木嶋佳苗であり、今尚事件は結審に至っていません。詐欺行為とは心許す一幕で起こることであり、発端は1人の男性の不審死から始まりました。

2009年8月6日・富士見市の駐車場で男性の遺体が発見される

rtdisoho / Pixabay

自らの命を絶とうとする時、様々な方法を用いることが多々あるのではないでしょうか。その中の一つに練炭を使用することも見受けられますが、自身で行うには力も必要でしょう。2009年に発見された遺体は、広島に原爆投下から64年が経過し、世間が悲しみに暮れている8月6日に埼玉県富士見市で発見されます。

1人寂しく駐車場にてレンタカー内で発見された当時、東京都千代田区で会社員の大出嘉之氏はひっそりと練炭自殺として亡くなったのです。死因は一酸化炭素中毒で、昏睡や意識消失が起こり命を落とします。悲しみが重なることに繋がり、当時41歳にして姿を変えることを予期する者はいません。

自殺としては不審点が多く警察による捜査が開始

どんな状態であれ、遺体が発見されれば誰もが不思議なだけではありません。発見と同時に警察が介入することになりますが、大量に睡眠導入剤を飲んでいたこと、練炭の購入先が不明なこと、などがまず不可思議です。

さらには事前に多額の引き出しがされていたにも関わらず、所持金数千円という点が挙げられます。導入剤を飲んでから一酸化炭素中毒までの不審点を照らし合わせるなどし、自殺ではないとされ捜査が開始されます。睡眠導入剤を飲んで練炭自殺をするに、事前に所用で引き出す金額ではないでしょう。

男性の交際相手・木嶋佳苗に複数の愛人がいる事が判明

Comfreak / Pixabay

大出嘉之氏の不審死により、現金の振込先はすぐに判明します。470万円という多額が引き出されたのは「料理学校の学費」としていたにも関わらず、ブログは「旅行に行く」という趣旨で書かれていたのです。

婚活サイトから浮上したのが同じく登録していた木嶋佳苗でした。発覚した事実はそれだけではなく、金銭のやり取りをするほどの関係だったにも関わらず、複数の愛人がいるという大出嘉之氏を騙していた事実が判明します。

何人もいたとなれば、当然他の交際相手も騙していることに繋がることは確かです。複数の愛人も騙す詐欺行為は、同じく結婚を前提とした内容だったことも分かっています。

首都圏連続不審死事件の犯人、木嶋佳苗にどのようなモテテクがあったのでしょうか。何も知らず、旅行の名目だったため引き出した大出嘉之氏でしたが、金銭目的で婚活サイトを利用して詐欺を行い殺害することなどあってはならないことです。

愛人の内数名は不審死を遂げていた

木嶋佳苗には常に男性がいましたが1人ではありません。他にも複数名いたのですが、殆どが婚活サイトで出会った詐欺行為の被害者です。首都圏連続不審死事件で、交際相手は数名いましたが不審な死を遂げています。結婚という言葉だけではなく、何か惹きつける要因があったのではないでしょうか。

1人に止まらず、数名も不審死を遂げているとなれば偶然ではないことは明らかです。捜査の手は進んでいたのですが、自殺扱いになっていることもあり内偵段階と言えます。内密に行われているであろう不審死について、明白になる日を待つ家族もいるはずです。

2009年9月25日・木嶋佳苗を結婚詐欺の容疑で逮捕

qimono / Pixabay

婚活サイトで幾度となく騙すとしても限界はあるでしょう。数々行われた詐欺に対して、警察も手を拱いていたわけではありません。2009年になり、まだ暑さ残る9月25日に木嶋佳苗を結婚の名目で近寄り、挙句同じく詐欺目的で男性から騙し取ったとして逮捕します。

首都圏連続不審死事件の捜査で、既に時点で浮かび上がっていた木嶋佳苗は、他の男性にお金の話を持ちかけていたのです。この時点で交際していた男性もいましたが、犯行が行われていることは全く知りません。数百万円から数千万円、下手をすると億単位に及ぶほどの金銭が動いたいたのです。

逮捕時に同居していた男性からも450万円を受け取っていた

後に火災報知器が7つも破壊されていたことを振り返り、間違いなく自分も危なかったと同居男性は話します。精神安定剤を服用するに至るほど、5日間共にした40代の男性は語りつつ、貢いだことで生活が苦しかったことにも触れたのです。

首都圏連続不審死事件の詐欺行為に歯止めがつくことはなかった様子が、見受けられるのではないでしょうか。同居していた男性も、身の危険を察していたのか、後には殺意はあったことは確かではないか、と語ります。

2010年1月までに7度に及ぶ詐欺等の容疑で再逮捕

木嶋佳苗の周りで未解決があることに少し触れましたが、発端になったとも言えるほど、2010年の1月に7度にも及んで行われた詐欺容疑で再び逮捕されます。

長野県の男性にも結婚の話を持ち出し130万円、静岡県の男性に同じく190万円、別の男性の方々への詐欺未遂、次に静岡県の男性への5万円の窃盗、そして大出嘉之氏への詐欺と殺人での逮捕です。

首都圏連続不審死事件は、結婚をチラつかせた犯行になります。最初は詐欺などに関しての逮捕となり、7度に及ぶ行為は尋常ではありません。

2008年から2009年に主に集中していますが、同居していた男性も十分な被害者でもあります。全て婚活サイトで知り合った男性で多数いるのです。高級外車やブランド物で装っていた姿は、まるでセレブのようだという話もあります。

その他窃盗や詐欺罪などでも起訴される

mohamed_hassan / Pixabay

首都圏連続不審死事件でいくつもの詐欺や詐欺未遂なども行っており、同じく婚活サイトで知り合った男性への窃盗も含め、不審死の捜査の段階で起訴されます。全て婚活サイトで結婚の話を持ちかけ、詐欺をしてさらに窃盗にまで至るには、恐ろしいほどの金銭の欲があったことは確かではないでしょうか。

7度目の逮捕で殺人にこそなりましたが、首都圏連続不審死事件で詐欺、詐欺未遂、窃盗などはまだこれから判断されます。起訴されたものの、全てが終わったわけではありません。様々な容疑で起訴されていることも踏まえて、初めから結婚が目的ではなはなかったのか疑問が残ります。

2010年10月29日・東京都青梅市の男性殺害容疑で再逮捕

結婚することを前提にして詐欺を行う行為ですら、容認できないことは間違いないでしょう。首都圏連続不審死事件で、当時53歳だった会社員の寺田隆夫氏も自殺に見せかけて殺害したとして、木嶋佳苗は再逮捕されます。

婚活サイトで出会ったとされていますが、結婚することを前提に振り込まれた金額は1700万円です。寺田隆夫氏に対し、自殺を装いますが発覚します。

死因に関する資料が少ない中で異例の殺人罪立件となる

練炭によるものでしたが、これという決め手になる証拠はありません。死因もはっきりしていないのですが、異例とも言える状況証拠のみでの殺人罪で立件します。

資料と言えるものは少なく、解剖もされていない段階です。首都圏連続不審死事件で、疑う余地がなかったのではないでしょうか。

多額の金額が振り込まれていることから、詐欺行為は間違いなく、婚活サイトを利用した行為は寺田隆夫氏だけに止まらなかったからかもしれません。

度重なる逮捕歴もあること、同じ婚活サイトであることも理由にあるのではないでしょうか。詐欺だけではなく、殺人での立件となったのです。

他にも木嶋佳苗について関心のある方はこちらもご覧ください。

首都圏連続不審死事件を起こした木嶋佳苗の生い立ち

Free-Photos / Pixabay

婚活サイトに登録している男性の全てが、結婚という名前を用いて金銭のやり取りを無償で行うからにはそれ相当の理由があるのです。首都圏連続不審死事件は、木嶋佳苗のモテテクで、男性は惹かれていくのではないでしょうか。必ずしも容姿だけとは限らず、言葉だけとも限りません。

木嶋佳苗の過去に遡ると、そこには秘密が隠されいるのではないでしょうか。結婚をしたいと感じ、夢中になってしまうのには生い立ちが関わってきていることは否めません。

木嶋佳苗のプロフィール

darksouls1 / Pixabay

北海道の漁業が盛んな中標津で、4人兄妹の長女として生まれ、家族構成には優れたものがあります。首都圏連続不審死事件で逮捕された木嶋佳苗は、長女でしたが、祖父は町会議員を3期に及び務めた司法書士、祖母もまた町長の妹という環境でした。

父親は大学職員でありつつ行政書士、母親は後に木嶋佳苗が影響を受けたであろうピアノ講師という一般的に裕福な家庭と言えるのではないでしょうか。

父親は2005年に自動車事故を起こしたとして亡くなっていますが、車内から練炭が発見されたことから自殺とも噂されます。北海道から偶然にも上京していた木嶋佳苗と父親の死には関係があるのかどうかなど、ネットでは囁かれていることも事実です。

あくまで噂の範疇で、当時はネット詐欺で有罪判決を受けた時と重なっていることから、それを苦にしたとも言われがあります。首都圏連続不審死事件で、あくまで関連があるような言われがあるのかもしれません。

木嶋佳苗の子供の頃の姿

fbhk / Pixabay

幼少期を遡ってみると、親を困られた過去が映し出されます。盗みを繰り返し、それが当たり前になっていた様子から、木嶋佳苗は盗み癖が見受けられます。盗んだ中には貯金通帳もあったようで、小さな頃から金銭感覚に難があったようです。お金に対してだけではなく、困らせるという思いがなかったのではないでしょうか。

注意を引きたいなどの思いもあった可能性も否定できません。女性の本来に訪れる生理も早かったこともあるようで、少ない可能性ですが関係してくるでしょう。

木嶋佳苗の本来の心の内を探ることは難しいですが、首都圏連続不審死事件から見えてくることとして欲に弱い一面かもしれません。またはプライドが絡んできたのではないでしょうか。

成績優秀でピアノの腕前も評価される子供だった

首都圏連続不審死事件という犯罪に、子供の頃が関係してくるかというとある意味繋がりがあるかもしれません。別海市に引っ越し小学生時代には既に中学生や高校生の勉学に長けていたほどでしたが、成績優秀なだけではなく、ピアノの腕前も人一倍優れていたのです。

コンクールの出場し、地元を沸かすほどの腕前を発揮します。小さい頃に開花したその能力でしたが、大人になるに連れ悪い面へと向かっていくのです。

首都圏連続不審死事件が早期に分かっていたのであれば、その才能を利用したことになり、真からの悪人ということになるのではないでしょうか。子供の頃には周りから優れていると評価されたことは確かです。

18歳で上京し大学へ進学

Pexels / Pixabay

北海道別海市で中学生の頃におとなしかったと言われていましたが、中には中年男性と一緒の姿を目撃したとされています。兄弟の面倒見も良かったとされていますが、高校は公立校に入学、ボランティア同好会や老人介護施設で入浴などを手伝うなどをしつつ無事卒業しますが、当時既に40代ほど男性と援助交際から初体験の話をするほどだったのです。

さらに印鑑と通帳を家族から盗み出すよう指示され、窃盗をし保護観察になります。首都圏連続不審死事件で露わになった、騙しや盗みは早くから身についていたのではないでしょうか。1993年の18歳になり、東京に上京して大学へ入学します。上京して大学に通いますが、大学生活は長くは続きません。

学費滞納のため大学を中退させられる

常に大金を所持していたほど、羽振りが良かった姿があります。お金に対する感覚は、どこかで狂っていたのではないでしょうか。困っている家庭環境ではなかったものの、学費滞納を理由に大学は中退させられてしまします。

大金の行方はどこで、家庭は盗みを繰り返す木嶋佳苗にこれ以上のお金は課せられないと判断したのでしょうか。ファストフード店でアルバイトをするもすぐに辞め、殆どの援助交際で稼いでいたのです。その後は母親の影響があってか、ピアノ講師に就きますが、さらに訪問ヘルパーの仕事もします。

木嶋佳苗のブログ「かなえキッチン」とは?

Free-Photos / Pixabay

モテテクの一つでもあるのは食からかもしれません。料理が上手なことは、男性の心をくすぐることになる要素ではないでしょうか。クッキングサイト内で書かれていた内容に、料理をアピールしていた様子が伺えるのです。ブログの更新がマメ、料理も毎日新たに考案されると、そこに惹かれることもあるかもしれません。

木嶋佳苗は、首都圏連続不審死事件で逮捕される直前までブログを書いています。婚活サイトに登録して、結婚を装いつつ毎日食に関する内容を書き続けたのです。料理が得意であることをアピールするに、ブログで書き綴ることが一番だったのでしょうか。

クッキングサイト内の木嶋佳苗のブログ

連日のように料理をアピールされたらどうでしょうか。結婚したら毎日の料理が潤うとしたら、男性はそそられるかもしれません。首都圏連続不審死事件の犯人木嶋佳苗には、幻のブログがあります。「かなえキッチン」とされていましたが、毎日食やスウィーツについて書かれていたのです。

毎日欠かさず載せていたことからも、男性ならず女性からも料理が上手なことが分かります。更新することを忘れず書かれていたことも、食に対して熱心だったことが伺えるのです。

婚活サイトで出会った男性は、結婚をしたら美味しい料理が毎日食べられると期待をしたのではないでしょうか。熱心な有様はモテテクの一つであったことは確かかもしれません。

ブログは男性へ「料理上手」をアピールする手段?

首都圏連続不審死事件では婚活サイトで結婚を前提にするように持ちかけ、金銭を騙し取る詐欺が行われたのです。その過程で料理が上手だったことで、惹かれたことも関係してくるのではないでしょうか。

毎日書かれていたブログで料理をも紹介していますが、木嶋佳苗自身は高級住宅地にある料理学校を卒業しています。使用していた食材も高級食材と、あらゆる手段で男性にアピールしていたのではないでしょうか。セレブ感を用いた手段としては、最適なブログだったかもしれません。

ブログは逮捕直前に削除されている

詐欺を行うには回りくどい方法と捉えるでしょうか。数百万円から数千万円の金銭を得るためなら、厭わない行為だったかもしれません。どのように更新されていたのか、逮捕直前まで書いていたブログは直前に削除されています。

首都圏連続不審死事件がニュースになり、クッキングサイトのブログは今では過去の話になっているのです。逮捕されることを知らず、書き綴っていた内容があるかすら疑問のままになっています。どのように書かれ、内容は日々変化していったかを現在は測り知ることはできません。

「セレブ」を演出?ブログに綴られた実際の内容

baerbelborn / Pixabay

プロ級とも賞賛された腕前だった料理を作るだけではありません。高級食材に止まらず、その内容は食器に至るまで全て高級品そのものだったのです。

演出には最適なセレブと言えるほど、語学にも長けていた様子が伺える一面、木嶋佳苗自身は吉川桜と偽名を使い、仕事はピアノ講師でフードコーディネーター、父親は東大の教授と偽っています。

首都圏連続不審死事件で逮捕される前から、毎日更新されていたブログは全て「わたくし」という言葉が使われているのです。食レポだけに止まらず、食器の説明や妹の心配まで綴られた内容は、好感を持てる男性が増えてもおかしくありません。全てと言えるほど高級で車はベンツ、また高層マンションの最上階に住んでいた中でのことです。

口元から胸元までの写真をアップした【最近のわたくし】

首都圏連続不審死事件で逮捕後、削除されたブログですが、携帯電話で撮影された自撮りの写真が掲載され、後に話題となったのです。口元から胸元まで撮られた自撮りの写真ですが、アップされた時には「最近のわたくし」というタイトルで載せられています。

2006年6月18日の日付になっていますが「6月に入ってからマメにごはん日記を更新していますが…」と、続く内容には携帯電話で撮影した様子について「面白いですね」と最後は括っているのです。どこかで胸元を強調したい面もあったのではないでしょうか。自撮りをすることが初めてとは思えないその姿は、どこかで計算されたものだったのかもしれません。

パーティ後の写真をアップした【お気に入りヘアセット】

意識していたのではないかもしれませんが、日付が同じになっているのは偶然だったのでしょうか。首都圏連続不審死事件で逮捕される5ヶ月前、再び自撮りの写真がアップされたのです。

2009年4月18日の日付ですが、パーティの後に「お気に入りヘアセット」がタイトルになったブログで「夜遅くパーティから帰宅後、今日のヘアセットが気に入ったので…」と、再び自撮りについて、半日以上かかってヘアスタイルを気にする様子の後、セットしたと思われる人物への感謝の言葉で書かれています。

後ろ姿から撮られた写真には、少しだけ高級なアクセサリーが見えていることからも、男性を意識して撮られていたのではないでしようか。パーティ自体については書かれていないのですが、婚活サイトの関係だったのかもしれません。

首都圏連続不審死事件で被害にあったとされる人々

geralt / Pixabay

婚活サイトで集まる、結婚を目的にして登録した人は数しれません。2007年、当時32歳だった木嶋佳苗の生活を見ると不自然なほどの収入があったことが明らかです。自身で様々な仕事をしてきただけでは収まらないほどの、潤いもある姿が見て取れます。首都圏連続不審死事件で、詐欺で立件された内容と、実際の被害では異なることも事実です。

「吉井桜」の偽名を使い「桜の欲求不満日記」も書かれていますが、相手とされているのは20人を超えた人々と交際されていたともされています。立件されていないものの、不審な死を遂げた人々の数は数しれずいるのではないでしょうか。順を追って説明すると、あまりに不可解な木嶋佳苗の周りの死、詐欺や窃盗の金額が判明します。

松戸市の70歳男性不審死事件

Free-Photos / Pixabay

首都圏連続不審死事件の発端とも言えるのは、おそらく木嶋佳苗自身初めから計算していた可能性が高いとされている、詐欺が行われています。

7400万円が動いたのですが、その金額は貢いだ金額とされているのです。70歳の男性は、木嶋佳苗に接点がありますが風呂場にて死因が不明のまま発見されています。立件はされていませんが、その頃から羽振りが良かった様子が見て取れるのです。

捜査の段階ではあり、死因が不明なことから定かになっていませんが、婚活サイトを利用し結婚の話をして金銭のやり取りがされていた可能性が高いとされています。32歳と70歳の男性の年齢の差を超えていたのは交際の事実です。隠された首都圏連続不審死事件の始まりだったのかもしれません。

青梅市の53歳男性A不審死事件

tookapic / Pixabay

立件されている内容と同じですが、再び魔の手が及ぶのは2009年のことです。木嶋佳苗の口座に振り込まれていた金額は1700万円であり、首都圏連続不審死事件で詐欺としてまず逮捕された件ですが被害者の53歳の男性、寺田隆夫氏になります。練炭で一酸化中毒による自殺に見せかけたとされていますが、コンロ6つに入れた練炭を使ったとされるのです。

多額の金額が動いたことになりますが、結婚を目的にする婚活サイトでの詐欺になります。死亡から発見まで1月から2月にかけ5日間の期間が空いていますが、孤独に亡くなっていたのではないでしょうか。交際の事実が判明しているのですが、死因は最初自殺ではないかとされ解剖もされていないのです。

野田市の80歳男性B不審死事件

WikiImages / Pixabay

年齢は問わない中で知り合うのが、婚活サイトのあり方なことは確かではないでしょうか。男性も木嶋佳苗が、首都圏連続不審死事件を起こすなど想像もしていない頃のことです。

同じく2009年のことですが、当時80歳で画家だった安藤建三氏も不可解な死を遂げます。木嶋佳苗と交際していたという接点がありましたが、自宅が全焼し、焼け跡から練炭が見つかり死因は一酸化炭素中毒という扱いがされたのです。

同様に詐欺が発覚し立件されていますが、木嶋佳苗から引き出された金額は190万円であり、その他にも絵を盗んで高い金額で売っていたことが明らかになっています。安藤建三氏は絵を盗んだことを知らないまま、疑われたのは父親であり、木嶋佳苗とは考えなかったようです。

千代田区の41歳男性C不審死事件

Pexels / Pixabay

首都圏連続不審死事件で逮捕のきっかけとなったのが、470万円を受け取り、後の捜査で不審すぎる死を遂げた当時41歳で駐車場に停めたレンタカー内で発見された大出嘉之氏です。

練炭による一酸化炭素中毒で亡くなりましたが、木嶋佳苗と接点があることや、先にも述べた通り練炭の購入先不明、数千円の所持金に不審な点、睡眠導入剤の量などの不審点が明らかになります。

全てにおいて、練炭や睡眠導入剤、多額な金銭が動いていることから不審な死は繋がって行くことになるのではないでしょうか。詐欺や殺人を始め、窃盗もすることが判明しますが、木嶋佳苗のモテテクもサイコパス(反社会的な行為)と言えるのかもしれません。

その他2名の死亡日時が不明な不審死

TheDigitalArtist / Pixabay

詐欺や窃盗もある中、明らかになっているだけでも静岡県の当時40代の男性から2008年に合計130万円、同じ年に長野県の男性からおよそ190万円の詐欺があります。

首都圏連続不審死事件では、静岡県の40代の男性から寝ている隙におよそ5万円の窃盗、同じ年には50代の男性から数十万円を奪おうとする詐欺未遂、東京都に住む41歳の男性から400数十万万円の詐欺などもあるのです。

同じ年に長野県に住む50代の男性から140万円を奪おうとし、さらに埼玉県に住む30代の男性から70万円を奪おうと両方で詐欺未遂と扱われています。

その他、亡くなった日時が不明な不審な死を遂げた2名もいることが分かっているのです。このような不可解な出来事が偶然重なることは難しく、全ては婚活サイトで木嶋佳苗と繋がっていることから不明となっている件も明かされる時がくるのではないでしょうか。

首都圏連続不審死事件はなぜ起きた?男を虜にする木嶋佳苗のモテテクとは

pixel2013 / Pixabay

巧みな話術や特別輝かしいスタイルで魅了したわけではありません。美しいボディではなく、恐らくそこに隠されていたのは名器ではないでしょうか。

思わず男性が虜になってしまう裏側には、4つの要素と男性にしか分かり得ない特徴からです。決して首都圏連続不審死事件は、起こるべきして起きたわけではありません。

結婚を目的にした婚活サイトで知り合い、詐欺を行いましたが、男性を魅了する過程で加わっている事柄があります。見た目で判断することなく、男性が虜になってしまう木嶋佳苗のモテテクの原点はどこにあるのでしょうか。

男性にのみ発揮できる要素も合わせると、性的に名器が備わっていただけではありません。

木嶋佳苗のモテテク①鈴が鳴るようなソプラノの美声

ThomasWolter / Pixabay

傍聴席にいた記者でさえ、その声が美しいと感じたというほどと言います。その声はまるで喘ぎ声のように聞こえる、というほどとはどんな感じなのでしょうか。まるで鈴が鳴ると言えるほどの美声、音域で例えるとソプラノのようとされています。首都圏連続不審死事件の犯人は、その美しい声からまずは男性を魅了したのかもしれません。

婚活サイトに限らず、最初に発する声は第一印象としては魅力的ではないでしょうか。特に出会いの場で美声を聞かされると、話し方だけで近付きたくなるかもしれません。話し方も上手いことがプラス要因なので、名器と言えるのではないでしょうか。

木嶋佳苗のモテテク②筆まめでお手本のような達筆

cdd20 / Pixabay

加えて男性が目に行くところであり、年配の方であれば尚更期にあることもあります。どこでも書く機会があると思うのですが、手紙だけではありません。字が綺麗であることも惹かれる名器の一つではないでしょうか。まるで何かのお手本のように書くほど達筆だったことも、首都圏連続不審死事件で実際に見てみると明らかにされています。

被害者のほとんどが木嶋佳苗より年上なことを踏まえると、筆まめであることは喜ばれることではないでしょうか。ちょっとした文章でも、綺麗に書かれると印象が良くなることはあり得ます。

木嶋佳苗のモテテク③料理の腕前がプロ並み

rawpixel / Pixabay

詐欺で貢がせたお金の使い道の一つに、再び男性を魅了することに一面が見受けられます。男性が喜ぶことに挙げられる、美声や筆まめだけではないその他の名器です。

料理が得意でプロ級とも言える腕前が、ブログからも現れています。首都圏連続不審死事件の逮捕前より遡りますが、さらに詐欺を行うためか、高級地にある料理学校「ル・コルドン・ブルー」に通って腕を磨いたのです。

学校名にもなっている意味は「腕の良い料理人」となるフランス語で、ハムやプロシュートとスイスチーズなどを用いて包み、揚げるか焼くかしたカツレツを指すとされています。

NEXT 木嶋佳苗のモテテク③料理の腕前がプロ並み