チョコブランカって何者?日本人女性初のプロゲーマー!年収は?

しかしその後、大会の開催地をラスベガスに移すと、大会の規模は徐々に拡大し、2009年の時点で1000人を超すに至っています。

EVOの賞金システム

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EVOの成績上位者の賞金は、各々の参加者が払う参加費の中から一定額がプールされ、たとえば1位の選手は60%、などといった形で分配されることにより、支払われる仕組みとなっています。

よって、人気のある(=参加人数の多い)タイトルと、参加人数の少ないタイトルとで優勝賞金に差が生じてきます。場合によっては、5倍ほどの差が発生してしまうことも珍しくないようです。

「背水の逆転劇」①:伝説の試合

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EVOを語る上で外せないのが、2004年の大会で行われた伝説的名勝負。かの有名な日本人プロゲーマー「ウメハラ」氏と、ジャスティン・ウォン氏の対戦(準決勝)は、通称「背水の逆転劇」とも呼ばれています。

ウメハラ氏が残りライフあと1ドットという瀕死状態となったところに、ウォン氏が追撃のコンボをかけますが、何とウメハラ氏はその攻撃をすべてブロックし、さらに反撃のコンボをかけて逆転勝ちを果たしたのです。

「背水の逆転劇」②:奇跡の逆転勝ちは計算されていた?

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対戦に使われたゲーム『ストリートファイターⅢ』においては、敵の攻撃をブロックするためには、攻撃が当たる瞬間約0.1秒という速さでブロックの動作を入力せねばならず、通常のプレイにおいても至難の業です。

ですが前述の試合において、ウメハラ氏は17連続というコンボの攻撃をすべてブロックしました。それをしかもアウェーでの準決勝という場でこれをやってのけたのは、文字通り奇跡的としか言い様がありません。

「背水の逆転劇」③:「最も視聴されたビデオゲームの試合」

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前述の対戦は、のちにネット上の記事において「背水の逆転劇」と名付けられ、多くのゲームマニアを驚嘆させるととともに、ウメハラ氏の名を一躍世界に知らしめました。そして以後、長らく語られることになります。

それを裏付けるかのように、ウメハラ氏とウォン氏の対戦の映像は、2016年に再生数のべ500万回以上を記録し、「最も視聴されたビデオゲームの試合」としてギネスブックにも登録されました。

格闘ゲームの聖地:高田馬場「ミカド」

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日本の格闘ゲームの世界において、その名を知らぬ者はいないとまで言われる伝説的ゲームセンターが、高田馬場にある「ミカド」です。続けてご紹介しましょう。

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