ノコギリザメの生態・特徴
まずはじめに、このノコギリがこの魚の生活のどのように活用されているのか、どんな場所に住んでいて、一体どんな生活を送っているのかなど、色々な角度から紹介してみたいと思います。
名前ほど凶暴ではない普段の生活
名前とサメからイメージすると、何かとても凶暴なイメージしか出てきませんが、実はこのサメは、非常におとなしい性格で、人間に遅いかかることは、滅多にありません。住んでいる場所も10メートルから800メートルと幅広く、泳いでいる姿を目撃されるような浅瀬にも現れることもあります。
実は便利なノコギリの活用術
顔の先についているノコギリも、もちろん使います。魚を切ったり、叩いたりして弱ったところを食べます。また泥や砂の中の生き物を掘り出すのにも使われているようです。さらに、ロンチーニ器官と言う特殊な能力がある器官えお持っていて、生き物の発する弱い電流をキャッチする魚群探知機も持っています。
ノコギリザメの生息地・分布
この魚の生息地は、日本からオーストラリア、南アフリカなど色々な場所に生息していることが分かっています。日本の周辺に生息している種は、固有種でジャパニーズソーシャークと呼ばれています。
以外と身近に住んでいる
住んでいるのは、北海道から沖縄まで、日本の近海です。みなさんの近くの海にも住んでいる訳です。そう思うと不思議な感じです。漁師の網にかかることもあり、昔から知られている魚のようです。
幅広い生息域、見ることも出来るかも
海底800メートルから10メートルと言う幅広い領域に住んでいて、底の砂地や泥地を好むようで、普段は海底にいるようです。しかし、海面近くまで、上がってくることもあるので、もしかすると、見ることも出来るかもしれません。
ノコギリザメの旬・時間帯
この魚の生態などは、まだまだ分かっていない部分の多いです。食用としての利用もありますが、この魚自体を狙って捕獲している訳では無いようですし、活動場所が深海にも及ぶので難しいところなのでしょう。
謎の多いこの魚
この魚は、近くに住んでいるのに、まだまだ謎の多い魚です。昔から一般的ではありませんが、食べられていたようです。しかし、これと言っていつが旬と言ったことは言われていないようです。魚の旬と言ううと、その魚が一番美味しい季節と言うことなので、もっと頻繁に食べるようにならないと分からないのかも知れません。
夜に活発に行動します。
この魚は夜行性のようです。夜に活発に行動すると言われています。水族館では深海魚として紹介しているところもあるようで、実際の活動時間帯は、さらに調査が必要なのかもしれませ。日中に釣りあげられていたり、浅瀬での目撃情報もあります。
ノコギリザメを釣る、釣り方
海の底で生活している、この魚は、漁師の底引き網漁などで、網にかかることがあるようです。インターネットなどで見ていると、他の魚を釣ろうとして、偶然釣れることもあるようですが、この魚を狙っている方を見つけることは出来ませんでした。そのような中で、この魚を釣る方法などを考えてみたいと思います。
底物狙いで釣れることも
アラなどの底物の魚を釣っている時に、釣れることがあるようです。住んでいる場所が海底であることと、同じ肉食魚のためだと考えられます。実際に釣れている状況から、同じように底物狙いで釣ることが出来るでしょう。問題は、この魚だけを狙うにはどう工夫すれば良いかだと思います。
釣りの基本は相手を知ることから
釣りの基本は、対象魚について良く知ることから始まると思います。この魚についても同じでしょう。活動場所が海底で、小魚や甲殻類を海中や海底の砂の中などから捕食している。夜に活発に行動して、サメの仲間である、そして、何より顔先の突起を利用して獲物を食べていると言うことです。これらを踏まえて考えれば釣り方も見えてくるでしょう。
ノコギリザメ用のタックルとは
この魚を狙って釣りをしていると言う情報は今のところ見つかりませんでした。底物の魚を釣っている時に釣れることが、あるようなので、ある程度の大物狙いのタックルで大丈夫なのでは、ないでしょうか。少しこの魚の生態を考慮しながらタックルについて考えてみたいと思います。
大きさから考える
体の大きさから考えてみましょう。大きい物で体長は150センチほどになるようです。ノコギリの部分も考慮するとそれほど、重さは無いかもしれません。ですが、念のためアラなどの大物を釣るタックルであれば問題無いでしょう。