秋のキャンプ場おすすめ15選|魅力や寒さ対策アイテムもご紹介

夏から秋に移り行くと、気候も落ち着き、虫も減ってくるので、とても過ごしやすい季節となります。また山も紅葉で色付き、夏とはまた違った行楽シーズンを迎える、そんな秋ならではのキャンプの楽しみ方やオススメのキャンプ場をご紹介いたします。

この記事をかいた人

Array

秋キャンプの魅力、おすすめポイント

実は秋はキャンプのベストシーズンと言われているほど、最もキャンプに適している季節と言われています。そんな秋キャンプのポイントをご紹介します。

紅葉の風景を楽しめる

なんといっても秋キャンプの最大の魅力は、紅葉で鮮やかに色づいた自然の風景を楽しみながら過ごせることです。旅行等で観光する時は、その風景を見て終わりですが、キャンプとなると、その紅葉の風景にずっと囲まれながら過ごすことができるので、なんとも贅沢なひと時を味わえます。

食欲の秋を堪能できる

秋といえば食欲の秋。様々な食材が旬を迎えますので、焚き火をしながらサツマイモや栗を調理するもよし、秋刀魚を持参して、山の中で贅沢に焼いて楽しむもよし、キノコ鍋を楽しんでみるもよし・・・秋のグルメを大自然の中で味わえるのは魅力的です。

過ごしやすい気候

暑い夏も過ぎ、最高気温も20度前後に落ち着いてくる秋は、とても過ごしやすい気候となります。ただし夜は少し肌寒くなってきますので、ジャケットやパーカーなど、上から羽織れるような服があると安心です。

ただ、秋は非常に天候が不安定な季節でもあります。運が悪いと台風が直撃するなんてこともありますので、天気予報はマメにチェックしておきましょう。

害虫対策がほぼ不要

夏は蚊や蜂といった害虫への対策がほぼ必須とも言えるほどのレベルですが、秋は気温も下がってくるので、こういった害虫が発生しにくい季節となります。とはいえ、10月上旬あたりはまだ活動的な害虫もいるので、スプレーや消毒液等は常備しておきましょう。

人が比較的少ない

夏といえば、子供が夏休みであったり、お盆休みがあったりと何かと混在しやすい環境ではありますが、秋は長くても3連休が月に1回ほどある程度なので、シーズンを通して混雑しにくい状況です。車での移動やキャンプ場を広々と使用できたりと、ストレスを感じることなく過ごすことができます。

秋キャンプの寒さ対策・おすすめアイテム

先ほど気候の話に触れましたが、秋は日中は涼しくて過ごしやすい気候なのですが、夜になると肌寒くなります。せっかくのキャンプで体調を崩さないために、オススメの防寒対策グッズをご紹介します。

暖房器具としての焚き火台

防寒グッズという以前に、キャンプでは必須とも言えるアイテムです。ダッチオーブンで調理に使用する他、夜の寒い日に星空ウォッチングをする際等には、暖房器具としての役割を果たします。

グリルコンロの役目も果たせるようグリル網が乗せられ、錆びにくいステンレスでできており、かつコンパクトに持ち運びができるものがオススメです。焚き火台についてはこちらの記事でもご紹介しています。

すぐに暖かくなるホットカーペット

意外な活躍を見せてくれるのがホットカーペットです。テントの中はほとんど外気と変わらないレベルの寒さなので、これ1枚あるだけで快適度が全然違います。

カーペットそのものもオススメではありますが、ホットカーペットにすればすぐに暖かくなりますし、特に寝る時に快適に過ごすことができます。もしホットカーペットだと持ち運びにくいという場合は、電気毛布もオススメです。

防寒を意識したインナー

外回りで活動する際は、ジャケットやジャンパー等を羽織るため、そこまで寒さに堪えることは無いですが、夜寝る時は、そこまで厚着にはなれません。そこで意外と軽視できないアイテムがインナーです。

ヒートテックのような防寒を意識したインナーも多く販売されていますので、タイツも合わせて買うとより効果的です。

保温性の高い寝袋

キャンプの寝具としては必携品とも言えるものが寝袋です。寝袋にも様々なものがありますが、「保温性の高さ」「ストレッチ性」「耐久性」を重視して購入することをオススメします。

中でもオススメのメーカーが「イスカ」「モンベル」「ナンガ」です。プロの登山家にも愛用されているレベルで、信頼性の高い寝袋を開発しています。モンベルのシュラフについてはこちらの記事でも紹介しています。

防寒仕様のテント

キャンプのもう一つの主役と言えば、テントです。アウトドアで楽しんだ後の休憩で使用したり、食事の際に使用したり、寝床になったりと家の役割を果たすものなので、防寒という観点のみならず、非常に重要なアイテムです。

防寒の観点で言えば、テントの縁にヒダ(スカート)とベンチレーション(小窓)がついているモノがオススメです。ヒダの部分がすきま風等や雨による浸水を防止し、ベンチレーションが換気の役目を果たしてくれます。

秋におすすめのキャンプ場15選

日本全国には数多くのキャンプ場がありますが、果たして秋キャンプにはどのキャンプ場がおすすめなのかを、見所も合わせてご紹介していきます。

秋におすすめのキャンプ場①函館市戸井ウォーターパーク(北海道)

戸井ウォーターパークは、キャンプにまだ不慣れな人でも楽しむことができるよう、様々な施設も用意されているキャンプ場です。テントや寝袋といったキャンプ用品をレンタルすることもでき、またバーベキューハウスも設営されているので、手ぶらで来てもキャンプを楽しむことができます。

温泉施設やコテージまで設営されているので、キャンプ初心者の方でも気軽にキャンプ気分を体験できるのがメリットです。もちろんキャンプ用品一式を携えて、自分で設営することも可能なので、熟練者の方でもキャンプを楽しむことができます。

北海道の雄大な自然を手軽に楽しめる、おすすめのキャンプ場です。

施設情報:函館市戸井ウォーターパーク

  • 住所:〒041-0313 北海道函館市原木町285-1
  • 連絡先:TEL:0138-82-2000
  • 料金:デイキャンプ1050円~、1泊2625円~
  • 施設:売店、トイレ、お風呂、炊事場、バーベキューハウス、コインランドリー
  • 営業時間:冬期休業(11月~4月下旬まで休業)
  • 駐車場:無料駐車場あり
  • 公式HP:http://toi-wp.com/

秋におすすめのキャンプ場②相の沢キャンプ場(岩手県)

相の沢キャンプ場は、岩手県にあるキャンプ場で、鞍掛山の麓に広がっている広大な自然を活かした場所です。鞍掛山は登山客でも人気の場所であり、その紅葉は一見の価値があります。

また近くには小岩井農場まきば園もあるので、午前中はそちらで観光や遊びを楽しみつつ、乳製品等のお土産を購入して、午後にこのキャンプ場でゆったり過ごすという贅沢なプランも立てられます。炊事場やトイレはありますが、電気は通っていないので、本来の自然に近いキャンプを楽しむことができます。

施設情報:相の沢キャンプ場

  • 住所:〒020-0172 岩手県滝沢市鵜飼安達114-7
  • 連絡先:TEL:019-691-6555(たきざわ自然情報センター)
  • 料金:無料(ただし、使用前に要TEL)
  • 施設:炊事場、トイレ
  • 営業時間:冬期休業(11月~4月下旬まで休業)
  • 駐車場:無料駐車場あり
  • 公式HP:http://www.city.takizawa.iwate.jp/cp_ainosawa

秋におすすめのキャンプ場③那須高原アカルパ(栃木県)

那須高原アカルパは「自然丸ごと体験型キャンプ場」というコンセプトのもとで運営しているキャンプ場で、ファミリー層やカップルに向けた、穏やかでゆったりとした時間を過ごすための場所としています。周囲は川も流れる広大な森林地帯となっており、秋の紅葉シーズンは、正に息を呑むほどの絶景を堪能することができます。

NEXT 秋におすすめのキャンプ場③那須高原アカルパ(栃木県)