後ろ盾の祖父と父を亡くし、歌舞伎役者として世渡りが下手だった市川猿之助は孤立しますが藤間紫が手を差し伸べ、自主公演を成功させました。
藤間紫は2000年に市川猿之助と再婚
その後お互い離婚が成立し、事実婚状態が続きましたが2000年に晴れて夫婦になりました。きっかけは藤間紫の喜寿の祝いの席で松の木を送った市川猿之助がけじめをつけたいといったことから結婚に踏み切ったと述べています。
不倫相手の美馬怜子に関する記事はこちら
Contents
藤間紫の子供・孫とは
藤間紫の初めての結婚は24歳年上の藤間勘十郎とでしたが、二人の間に生まれた子供について紹介していきます。二人の子供や孫も才能を受け継いだのか、それぞれ俳優や舞踊家として活躍しています。
藤間紫は藤間勘十郎との間に二人の子供がいる
藤間紫は結婚してすぐに一男一女に恵まれました。娘の藤間高子と息子の藤間文彦です。娘は日本舞踊家として研鑽を重ね、1990年に七世藤間勘十郎を襲名し、藤間流宗家の家元となりました。その後2002年に息子に代を譲り藤間勘祖三世を名乗るようになります。
藤間紫の息子藤間文彦は元俳優
息子の藤間文彦は、母親の藤間紫と同じく俳優の道を進み、自ら七光と言いながらも次々に映画や舞台に出演していきます。1971年にはテレビドラマで主役を演じ、高校球児の役に合わせるため野球の特訓をするなど快演しました。
現在は俳優の世界から遠のき、母と再婚した義父の会社の社長に就任しています。
藤間紫の孫・藤間爽子は女優活動をしている
藤間文彦の子供の藤間爽子は次期家元になるために日舞に取り組んでいましたが、幼いころからの夢であった女優の道を進むために数々のオーディションを受け、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演を果たしています。
家族は女優になることを賛成し、応援しましたが時期家元を期待されていただけに周囲の人間からもっとけいこに励むべきなどといった声も挙がりました。2018年には初めての舞台『半神』に主演で出演するなど両親や祖母の俳優の遺伝子を受け継いでいます。
藤間紫と市川猿之助の間に子供はいない
W不倫の末に再婚をした藤間紫と市川猿之助ですが、二人の間には子供はいませんでした。お互い元の家庭に子供を置いてきているので子供を作る気はなかったのではないでしょうか。
息子の香川照之が25歳の時に、市川猿之助の公演先の楽屋を訪れたとき、きっぱりと息子ではないと言い放ちました。しかし藤間紫が間をとりなしその後香川照之は歌舞伎役者として活動し、市川猿之助の指導を受け続けています。