ランガンとは?ランガンのスタイルやアイテム21選をご紹介!

みなさんはランガンという言葉を聞いたことがありますか?実はランガンというのは、ルアーマンの間ではよく知られたある釣りのスタイルのことを指した言葉です。今回はこのランガンという釣りスタイルについてお勧めのアイテムも含めて紹介していきましょう。

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ランガンとは

ランガンとは「Run&Gun」

ランガンとはRun(走る)&Gun(銃)のことで、主にルアーフィッシングでの釣りのスタイルの一つです。一か所のポイントにとどまって、ひたすらじっとアタリを待つのではなく、次々とポイントを移動(Run)しながら、まさに銃を撃つ(Gun)かのようにばんばんキャスティングを行っていく、非常にアクティブな釣りスタイルのことです。

移動してポイントを見つけると言っても、「自分の足でひたすら歩いて(走って)移動する」「自動車を使ってまったく別の遠くの釣り場まで移動する」「自転車ですいすい軽快に移動する」などいろいろありますが、もちろんこれらすべてがランガンスタイルです。

ランガンのスタイル

陸からのランガン

ランガンの基本は自分の足で行動できる陸の上を移動してポイントを探っていくことです。もちろん自力だと移動範囲は限られますが、イメージとしては獲物を求めて釣り場の池や湖の周りをぐるりと回りながらバスを狙ったり、海釣りでも堤防から堤防へどんどん場所を移動しながらエギングなどをしていくのがランガンスタイルです。

エリアが広い時は、それだけ狙い目のポイントも多くなるので、ランガンでそうした好ポイントを次々と狙うことで釣果が期待できます。ただしポイントによっては時間帯や天候の違いで、自分が見逃してしまった後のポイントで急に魚の食いつきがよくなり悔しい思いをすることもあります。そうした要素もランガンの醍醐味と言えるかもしれません。

ボートからのランガン

ランガンの移動というと水辺の岸を移動することと考えられがちですが、ポイントを求めてボートで湖上などを移動しながら釣るのもランガンです。ボートランガンはそもそも「移動に体力を使わなくてすむ」という利点がありますが、「岸からはとうてい届かなかった好ポイントに次々とキャスティングできる」というのが最も大きなメリットです。

海の沖合で釣り船に乗って釣りをするのはランガンとは言わないので、ボートのランガンは、湖やいわゆる野池で自己所有ボートでないと基本的にはできませんから、初期費用や維持費、保管場所といった負担をする必要があります。そして何より「直接湖上での釣りは陸からよりも危険が伴う」ということもデメリットとして考慮する必要があります。

自動車でランガン

自動車を使ったランガンになると移動エリアだけでなく、その意味合いも非常に広くなります。例えば港湾地帯などの広いエリアを自動車でちょこちょこ移動しながら釣りをするようなものは普通にランガンと言えますが、一気に数十キロ離れた場所や他府県の釣り場までポイントを求めて移動するようなものまで含めてランガンという考え方もあります。

移動範囲が広ければ狙えるポイントの数も増え、荷物の量を気にしなくてすむ、歩かないので疲れないというメリットはあります。反面「山道など環境によっては車で行けない場所もある」「ガソリン代がかかる」「駐車場所がない」「長距離移動で釣果ゼロだったときの落胆が大きい」「車内が魚臭くなる」などデメリットもあるので注意しましょう。

自転車でランガン

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