ランガンとは
ランガンとは「Run&Gun」
ランガンとはRun(走る)&Gun(銃)のことで、主にルアーフィッシングでの釣りのスタイルの一つです。一か所のポイントにとどまって、ひたすらじっとアタリを待つのではなく、次々とポイントを移動(Run)しながら、まさに銃を撃つ(Gun)かのようにばんばんキャスティングを行っていく、非常にアクティブな釣りスタイルのことです。
移動してポイントを見つけると言っても、「自分の足でひたすら歩いて(走って)移動する」「自動車を使ってまったく別の遠くの釣り場まで移動する」「自転車ですいすい軽快に移動する」などいろいろありますが、もちろんこれらすべてがランガンスタイルです。
ランガンのスタイル
陸からのランガン
ランガンの基本は自分の足で行動できる陸の上を移動してポイントを探っていくことです。もちろん自力だと移動範囲は限られますが、イメージとしては獲物を求めて釣り場の池や湖の周りをぐるりと回りながらバスを狙ったり、海釣りでも堤防から堤防へどんどん場所を移動しながらエギングなどをしていくのがランガンスタイルです。
エリアが広い時は、それだけ狙い目のポイントも多くなるので、ランガンでそうした好ポイントを次々と狙うことで釣果が期待できます。ただしポイントによっては時間帯や天候の違いで、自分が見逃してしまった後のポイントで急に魚の食いつきがよくなり悔しい思いをすることもあります。そうした要素もランガンの醍醐味と言えるかもしれません。
ボートからのランガン
ランガンの移動というと水辺の岸を移動することと考えられがちですが、ポイントを求めてボートで湖上などを移動しながら釣るのもランガンです。ボートランガンはそもそも「移動に体力を使わなくてすむ」という利点がありますが、「岸からはとうてい届かなかった好ポイントに次々とキャスティングできる」というのが最も大きなメリットです。
海の沖合で釣り船に乗って釣りをするのはランガンとは言わないので、ボートのランガンは、湖やいわゆる野池で自己所有ボートでないと基本的にはできませんから、初期費用や維持費、保管場所といった負担をする必要があります。そして何より「直接湖上での釣りは陸からよりも危険が伴う」ということもデメリットとして考慮する必要があります。
自動車でランガン
自動車を使ったランガンになると移動エリアだけでなく、その意味合いも非常に広くなります。例えば港湾地帯などの広いエリアを自動車でちょこちょこ移動しながら釣りをするようなものは普通にランガンと言えますが、一気に数十キロ離れた場所や他府県の釣り場までポイントを求めて移動するようなものまで含めてランガンという考え方もあります。
移動範囲が広ければ狙えるポイントの数も増え、荷物の量を気にしなくてすむ、歩かないので疲れないというメリットはあります。反面「山道など環境によっては車で行けない場所もある」「ガソリン代がかかる」「駐車場所がない」「長距離移動で釣果ゼロだったときの落胆が大きい」「車内が魚臭くなる」などデメリットもあるので注意しましょう。
自転車でランガン
いざランガンをしようと思っても、わざわざ自動車で移動するほどでもない、そもそも自動車を持っていない、当然ボートもない、残るは歩きだけど、やっぱりタックルを持ち歩いて移動するのはちょっとだるい、という人も多いでしょう。そう考えると自転車を使ったランガンが誰にでもできて、実は最も効率が良いスタイルと言えるかもしれません。
何より自転車を使えば、徒歩移動に比べ移動距離も増え、体力も時間も節約できますし、荷物の運搬の負担も減ります。駐輪場所もそれほど気にしなくてすむので非常にメリットが多いスタイルと言えます。ただしもちろん自転車を使う場合、他人に迷惑をかけないように交通規則をきちんと守り、事故を起こさないよう十分注意する必要があります。
ランガンにオススメのバッグ5選
アブガルシア ワンショルダーバッグ2
【サイズ:H24X W27 X D10cm】【 重量:約500g】
体にフィットし、キャスティング動作を邪魔しないワンショルダータイプのバッグです。サイドにはロッドをしっかり固定できるストッパーとショックコード付きで、ランガンの移動時にもロッドが暴れることがありません。収納部もたっぷりの容量でカラーも季節やお好みでお洒落な4色の中から選べます。【価格:通販サイト¥4000~5000前後(2018/10/24現在)】
TICT ミニマリズム ショルダーバッグ
【サイズ:W22×H35×D10cm(ショルダーベルト除く)】
左掛け、右掛けのどちらでも使える、スリムなワンショルダータイプで、ランガンにおいては何よりも機動性重視!という方にお勧めです。肩ベルト部にはミニポーチ標準装備で収納も十分。バッグ背面のベルトループを簡易ロッドホルダーとして使えば、両手を使った仕掛けの組直しも楽々OKです。【価格:通販サイト¥4000~5000前後(2018/10/24現在)】
ダイワ モバイルヒップバッグ(A)
【サイズ:約D14×W26×H20cm】【重量:約1.05㎏】
収納力たっぷりで、装備をきちんと準備してランガンに臨める、ウェストベルトタイプ(ショルダーベルト付)のバッグです。サイドフラップやウエストベルト上に移動可能な各種ホルダーが取り付け可能で、自分の使いやすいカスタムができる拡張性の高さで、ランガンの様々なシーンに対応できます。【価格:通販サイト¥6000~8000前後(2018/10/24現在)】
DOPPELGANGER ランガンサイクルサイドバッグ
【サイズ: 約W32 x D17 x H30cm 】【重量:約1.05㎏】
フィールドをすいすい移動しながらランガンしたい自転車派の方にお勧めです。キャリア付き自転車なら取り付け可能 。手提げとショルダーベルト付きで、ポイントに着いたら自転車から取り外して持ち運びもOK。最大4本のロッドと、ルアーボックスもたっぷりきっちり収納でき、存分にランガンを楽しめます。【価格:通販サイト¥4000前後(2018/10/24現在)】
DRESS ランガンキープバッグ
【サイズ:W24×D15×H29㎝】【重量:499g】
ランガンに必要なコンパクトさと軽量さを備えたセミハードタイプバッグです。バッグ内部には断熱素材を使用しているので、レジ袋などを利用すれば釣った魚を収納する保冷バッグとしても使用可能。別売りの拡張パーツ(ホルダー)でオリジナルカスタムもできる、バッカンに近い機能の便利バッグです。【価格:通販サイト¥5000前後(2018/10/24現在)】
ランガンにオススメのバッカン5選
DRESS オリジナルバッカンミニ
【サイズ:D23×W34×H26㎝】
ミニとは言いながら通常のタックルケースなら二列並べて入れられる収納力があります。肩掛けのショルダーベルトはアジャスター付きで、体格に合わせて調整可能。滑り止めラバーを底面に配置しており、濡れた地面や車内、船上でもバッカンが滑り落ちるのを防ぎます。【価格:通販サイト¥6000前後(2018/10/24現在)】
TICT ライトゲーム コンパクトバッカン
【サイズ:W33×D23×H22cm(突起部除く)】