ペットボトル症候群とは?気になる症状や正しい水分補給の方法を紹介

ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)の恐ろしい所は高血糖症によって引き起こされる合併症や万が一に死亡する可能性があることです。本項では、ペットボトル症候群の危険性と合併症をみていきます。

重度の場合は昏睡状態から死亡することも

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ペットボトル症候群は軽度なものから重度なものまであります。重度なものとなってくると、ペットボトル症候群は糖尿病性ケトアシドーシスとなり、嘔吐や意識障害、昏睡を経て最悪の場合死亡します。

良く死ぬほど飲むと言う学生が見受けられますが正にその言葉が比喩でなく通じる瞬間がある事に驚きます。なので万が一ペットボトル症候群の初期段階の症状が現れたら速やかな治療が必要です。

高血糖が慢性化した人はいろいろな合併症も!

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高血糖が慢性化するとペットボトル症候群から様々な合併症が引き起こされます。例えば高カルシウム血症により腎不全が引き起こされて最悪しに至るケースや、急性膵炎が起きて糖尿病がひどくなるなどこれ以外にも多くあります。

ペットボトル症候群はどうやって予防する?

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怖い合併症の多いペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)は発症の可能性がどこにでもありますがどうやって予防をしたら良いのでしょうか。本項では、ペットボトル症候群の予防のために出来ることをみていきます。

甘い飲料の過剰摂取には注意!

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ペットボトル症候群の良い予防方法は甘い物の摂取量を自分でコントロールする事です。甘い物にはジュースだけでなくアイスやフルーツ缶のシロップ等も糖分はおおいです。

摂取しないことが一番の予防方法ですがそれが出来たら苦労しません。暑い日やお風呂後の体に冷えに冷えたジュースやアイスは至上の喜びを与えてくれます。

只だからと言って食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると後からひどい目にあうのでコントロールを忘れてはいけません。

1日あたりの糖分摂取は25gまで!

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健康上問題なく摂取出来る糖分はWHOの発表によれば約25gだそうです。25gはだいたいコカ・コーラの350ml位です。つまりコカ・コーラ一本(500ml)を飲めば1日分は容易に超えるのです。

又糖分があるのは何もジュースやアイスに限った話ではなく、普通のパンにも含まれたりしています。そう聞くとジュースを飲む人のほとんどが基準値をオーバーして生活していることが分かります。

高カロリージュースの代表格であるコカ・コーラは現在までに様々な種類が発売されています。ゼロカロリーから様々な味のコーラが出ていますが実際コーラはどれだけ高カロリーなのでしょうかコカ・コーラに関する記事はこちら

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