チチワ結びで延べ竿とつなぐ
万能なチチワ結びは延べ竿に糸をつなぐ際にも重宝します。延べ竿とはリールを使用しない釣竿の総称です。あまり見かけることのない延べ竿ですが海釣り、川、池、渓流釣り、などどんなシュチュエーションでも使える万能な竿です。
延べ竿の先端にはリリアンと呼ばれる釣り糸を結びつけるためのヒモがついています。
チチワ結びを用いてこのヒモに釣り糸を結びます。まず釣り糸をチチワ結びします。
大きい方の輪に釣り糸を通し輪を作ります。出来た輪にリリアンを通します。
その後釣り糸を引っ張れば完成です。小さい輪を引っ張れば簡単に外れます。
チチワ結びを用いたエダスの付け方
チチワ結びを用いたエダスの付け方を解説します。エダスとは幹糸から枝状に出すハリスのことです。チチワ結びでエダスを付けると取り外しが簡単なため針が折れた際など即座に仕掛けを変更することができ非常に便利です。
幹糸にエダスをつけるための輪を作る必要があるので輪の作り方を説明します。
はじめに幹糸で輪を作ります。人差し指と中指に巻きつけると次の作業がしやすいです。
輪の外側に幹糸を巻きつけていきます。
出来た小さな輪に、大きな輪の反対側を通します。
両端の糸を引っ張ればエダスをつける輪が完成します。
そこにチチワ結びしたエダスを通します。
今までと同様にエダスの大きな輪に針を通し引っ張ると完成です。小さい輪を引っ張れば簡単に外れます。