【材料】
- 強力粉 280g
- バター 40g
- はちみつ 10g
- 豆乳 50ml
- 砂糖 25g
- 塩 5g
- ドライイースト 4g
【手順】
- バターは予め常温で柔らかくします。
- ボウルに1とそのほかの材料を入れて混ぜます。
- 生地をまとめてラップをして、一次発酵させます。
-
生地を分割して冷凍します。
ここまで前日の作業 - 生地を解凍&二次発酵させます。
- ダッチオーブンに網とオーブペーパー、生地の順に置きます。
- 焼き上げます。
定番のバターロール
【材料】
- 強力粉 280g
- バター 50g
- 牛乳 150ml
- 卵 25g
- 砂糖 25g
- 塩 5g
- ドライイースト 3g
【手順】
- バターは予め常温で柔らかくし、卵は割りほぐしておきます。
- ボウルに1とそのほかの材料を入れて混ぜます。
- 生地をまとめてラップをして、一次発酵させます。
-
生地を分割して冷凍します。
ここまで前日の作業 - 生地を解凍&二次発酵させます。
- ダッチオーブンに網とオーブペーパー、生地の順に置きます。
- 焼き上げます。
ダッチオーブンでパン作り~成功の秘訣~
キャンプ場などのアウトドア場面でダッチオーブンを使ってパンを作るのは、やっぱりハードルが高いような気がしますよね。けれど、以下のいくつかの点に注意しておくことで、いつもの料理シーンと違う環境においても失敗せずにおいしいパンを焼くことが出来るようになります。
ダッチオーブンでパン作り成功の秘訣① 事前準備はしっかりと
キャンプやアウトドアなどでダッチオーブンを使ってパンを焼こうとする場合、基本的に現地で行う作業量は少なくするのが鉄則です。というのも、パン生地はこねてから発酵させる時間があるので、十分にパン生地が成長するのに時間がかかってしまうため。テントを張ったり、アクティビティを楽しんだり、他のお料理をしたりと忙しい中で、パン生地を作るのに時間がかかって最終的に焼かずに持ち帰ってしまった・・・というのは悲しいですよね。
また、天候などによって気温が変化しやすいアウトドアでは、現地についてからパン生地の温度管理をするのは難しく、基本的に生地を発酵させるための環境としては向いていないといえます。そして、現地での準備を少なくすることにより、ボウルやデジタルスケールなどのかさばる荷物を少なくすることができます。
これらの理由から、キャンプでパンを焼く際に失敗しないためのコツその1は”家でできる事前準備をしっかりと行ってからキャンプ場へ向かう”ということ。出来立てのパンをストレスなく安定して美味しくつくるために必須のポイントです。
ダッチオーブンでパン作り成功の秘訣② 温度管理は大切に
1、パン作りの適温
パン作りをする際に重要なことの一つが”温度管理”です。パン生地の発酵を促すイースト菌の活動が活性化するのは27℃~30℃の間。温度が5度以下になると活動を停止します。この気温とイースト菌の活動温度帯の関係性を知っておくことで、天候によって温度変化が生じやすいアウトドアでも発酵の状態をコントロールしやすくなります。
キャンプ場で冷凍したパン生地を解凍する場合には、夏キャンプのように夜中でも25℃以上はあるような時期なら陽が沈む17時頃にクーラーボックスから取り出します。秋キャンプの場合は深夜の温度帯では十分な発酵は期待できないので、日中の12時頃に取り出しておきます。温度管理が難しい時期ですので、様子を見ながら、たき火の近くに置いたり、毛布にくるむなどして発酵を進めるようにしましょう。
2、パンを焦がさないために
ダッチオーブンでパンを焼くときに、どのくらいの火加減で焼けばいいのか悩みますよね。オーブンの下と上どちらにも炭を置いているので火加減の調整が難しく、「勘に頼って火加減を調製してふたを開けてみたらパンが真っ黒焦げになっていた・・・」なんていうことも。
このような失敗をなくすためには、火力についての明確な基準を設けることが大事です。基本的に、熱源はオーブンに対して均等に配置するのが望ましいといえます。熱源の炭の大きさにばらつきがあったりすると、炭からオーブンまでの距離に違いが生じるために、温度が低いところと高いところが生まれ、火の通りに偏りが生まれてしまいます。熱する面積に対する熱源の配置をイメージしながら火力を調製することで、失敗が少なくなります。