ソロバーベキューとは?
バーベキューといえば、大きなバーベキューコンロでたくさんの食材を焼いて、大人数で楽しむイメージですが、ソロバーベキューとは、持ち運びができる位の、小型のバーベキューコンロを使って、少人数で楽しむバーベキューです。燃料が少しで済むことや、組立や持ち運びが簡単なものが多く、少人数の場合は、むしろコンパクトバーベキューコンロを使用した方が、メリットがたくさんあることが多いです。
ソロキャンプの楽しみ方についての記事はこちら
ソロ向けバーベキューコンロの選び方
ソロ向けバーベキューコンロは、3つの選び方に着目すると失敗しにくいでしょう。材質だけでなく、サイズや設置・撤収のしやすさなど、全体的な部分に注目してバーベキューコンロを選べば、ソロキャンプが更に楽しくなります。
どういった点に気を付けてソロ向けバーベキューコンロを選べばいいか、詳しくお話しします。
サイズに注目
バーベキューコンロを選ぶ際には、使用人数に適したサイズを選びましょう。鉄板の面積が広いものほど色々な具材を一気に焼けますが、持ち運びは大変です。
一般的に1人~3人程度の少人数のバーベキューであれば、150~600㎠の鉄板・焼き網のものを選びましょう。
設置しやすさ・片付けやすさをチェック
少人数のバーベキューは、人数が少ないため設置しやすいか、撤収しやすいかが大事になります。あまりにも大規模なコンロをソロバーベキューに持ち込むと、設置と片付けが大変でロスタイムが多くなってしまいます。
- 折り畳み式コンロ
- 分解して火床を取り外せるコンロ
こういったコンロであれば、ソロバーベキューでもコンパクトかつストレスフリーに楽しめるでしょう。
材質で選ぶ
バーベキューコンロの材質は、おおまかに分けて3種類あります。どれも特性とメリットが違うので、ご自分にどの材質が似合う方以下を参考にしてくださいね。
- スチール製…サビやすいが価格が手ごろ
- ステンレス製…比較的高価だが軽くてサビにくい
- アルミ製…ラインナップが少ないが携帯性と腐食性に優れている
値段で選ぶのか、重さや持ち運びやすさで選ぶのか、じっくり考えてみましょう。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ① 笑’s コンパクト焚き火グリル「B-6君」
(出典:Amazon)
様々な金属板を組み合わせてできるその見た目は、パッと見バーベキューコンロには見えませんが、実は各サイトで高評価を得ている人気商品の一つでもあります。
金属板のみで作られているので、頑丈
ネジや蝶番といった部品を一切使わず、金属板のみで組み立てられるので、耐久性に優れています。この「笑’s」というのは板金メーカーのブランド名であり、金属の扱いに長けた職人が仕上げた商品なので、品質も折り紙つきです。
オプションを付けて真価を発揮
もともとはグリルコンロではなく、焚き火台として使用する目的のものなのですが、専用のグリルプレートとハードロストルをセットで購入することによって、グリルプレートとしての真価を発揮します。他にも、ステンレスメッシュグリルプレート等もあり、そのアレンジは多岐に渡ります。
持ち運びがとてもコンパクトにできる
商品名にある「B-6君」ですが、これは収納した際に「B6」サイズにまで縮小できることを意味しています。更に、重量もわずか500gにしかならないという驚異的な軽さを誇っているので、ポケットに入れておくことも可能なサイズです。
組立は慣れが必要
最小限のサイズにするために、金属板は全てバラバラで収納されているので、組み立てには慣れが必要です。すぐに組み立てるのは難しいかもしれませんが、そんな組み立て工程も楽しんでみてはいかがでしょうか。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ② ロゴス ピラミッドグリル・コンパクト
(出典:Amazon)
今度はポーチに入っているほどのコンパクトさがウリの、ロゴスのピラミッドグリル・コンパクトについてご紹介します。
かわいい見た目が人気
組み立ててみると、本当にミニチュアのような、お一人様サイズのバーベキューコンロになります。インスタ映えもするその外見の可愛さから、女性やファミリー層に特に人気があります。
組み立て楽々、収納も実にコンパクト
ポーチサイズにまで折りたためるので、収納スペースはとても少なくて済みます。また組み立ても、広げて乗せるだけなのですぐできますが、ステンレスでできている骨組みを組み立てるので、素手で取り扱うと手を切ってしまう可能性もあります。取り扱いにはご注意ください。
炭は専用の燃料を使用するのがオススメ
炭置きスペースも非常にコンパクトにできているので、通常の炭を使用するとスペースが足りず、火力不足になることがあります。燃料に関しては、メーカー推奨のコンパクトな固形燃料(LOGOS 着火王)を使用することを推奨されているので、ご注意ください。
焚き火台としても使える
安定感のある脚立や、外に広がった形状をしているコンロを利用して、グリル網を外せば、そのまま焚き火台としても使用することができます。ちょっとした暖を取りたい時や、外で一人でゆっくり過ごしたい時等に便利です。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ③ コールマン パックアウェイグリルⅡ
(出典:Amazon)
キャンプ用品を取り扱う有名メーカーであるコールマンも、ソロ向けのコンパクトなバーベキューグリルを取り扱っています。
ゴムの着いた脚立がポイント
一見すると、細い脚立でコンロを支えているので、安定性に不安な部分を感じますが、実はこの脚立にはゴムが装着されているので、滑りにくく安定しています。そのため、卓上でも安心して使用することができます。
キャンプを感じさせるデザインがGOOD
独特のデザインや奇抜なデザインではなく、よくキャンプで見かけるようなグリルの形状をしているので、キャンプの気分をちゃんと味わうことができます。ただ色々な色のデザインがあるので、しっかりとインスタ映えも意識された作りとなっています。
お手入れが非常に楽
コーティングがしっかりしていることから、汚れがとても落ちやすい上、円形という形状から、洗いやすく衛生的に取り扱うことができます。またコンパクトさもウリなので、流し台でスムーズに洗うこともできます。
意外と広い焼き網
コンパクトながら、焼き網の大きさは直径28cmの円形サイズとなっており、意外と焼き面は広く、少人数やファミリーであれば、むしろこちらの方が使い勝手がいいかもしれません。また円形なので、鍋を使用してカレーを作ることもでき、幅広く活躍してくれます。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ④ ユニフレーム ユニセラTG-Ⅲ
(出典:Amazon)
コンパクトバーベキューコンロのオススメとしては、必ずと言ってもいいほど候補に挙がってくるのが、このユニフレーム ユニセラTG-Ⅲです。
コンパクトとは思えないほど本格的
コンパクトなバーベキューコンロにしてしまうと、どうしても焼きスペースが小さくなってしまいます、ユニフレーム ユニセラTG-Ⅲの焼きスペースは、通常の焼肉チェーン店の網と同等の広さがあり、ファミリーで使用しても不便さを感じません。
火力にこだわった構造
コンパクトバーベキューコンロの弱点として、火力の低さもよく挙げられます。ところがこのコンロは、いかに少ない炭の量で、高い火力を出せるかということにとことんこだわっており、構造や素材にかなり力を入れています。
そのため、他の箱型のコンロに比べると、炭の量は相当少なくて済むのですが、それでも十分な火力を出してくれます。