網焼きグリルとしての機能はもちろんのこと、焼き網を別のオプションに変更することで、更にその用途は多岐に渡ることができます。具体的には、鉄板タイプにしたグリルプレートや、仕切りが着いたおでん鍋タイプ、焼き網と仕切りが半々に付いた熱燗あぶり台など、キャンプだけでなく、普段からも使用してみたい仕様となっています。
ロングセラーが信頼の証
2017年で発売25周年を迎えるほど、実はロングセラー商品となっています。燕三条というブランドで作られた素材を使い、機能性にとことんこだわり、様々なニーズに対応してきたからこそ、これだけ長く支持されている商品となっています。
Contents
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ⑤ 尾上製作所 フォールディングBBQコンロ
(出典:Amazon)
元々は板金屋として活動していた尾上製作所ですが、そのノウハウを生かし、キャンプ用品を売り出すようになったところ、瞬く間に大ヒット商品となりました。中でも今回紹介するバーベキューコンロは、様々な場所で高い評価を得ている逸品です。
一体構造を採用
金物のノウハウを生かし、独自の一体構造を採用していることが特徴です。そのため、組み立ても簡単で、片付けも楽々にでき、持ち運びもクリアケースでできるというお手軽さが魅力です。
V字構造で、少ない火力を活かす
ユニフレームと同様のV字構造を取っているので、少ない火力でも十分な火力に変換できます。またその火力を生かし、焼き網を外して、焚き火台として使用することもできます。
コスパが高い
似たような構造を持つユニフレームのユニセラTG-Ⅲは、希望小売価格が12000円と、コンパクトバーベキューコンロの中でも高めの値段となっていますが、この尾上製作所のバーベキューコンロは4000円とかなり割安。ユーザーの中には10年近く使用している人もいるほどなので、そのコスパの良さがうかがえます。
フォールディングタイプの安定感
一見薄い金属板で支えられている構造なので、揺れや重みなどで倒れてしまうのではないかと思われますが、多少の遊びはあるものの、倒れることのない安定感があります。そのため、卓上でも安心して使用することができます。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ⑥ キャプテンスタッグ カマド スマートグリル B6型
(出典:Amazon)
続いては、今までの中で一番オープンな構造をしているコンロが特徴の、キャプテンスタッグ スマートグリル B6型をご紹介します。
B6サイズにまで折りたためるコンパクトさ
これまで紹介してきたバーベキューコンロも、折り畳めてコンパクトに収納することが可能でしたが、今回のコンロは特に小さく折り畳めて、その大きさはB6サイズにまでなります。感覚としては、タブレットを持ち歩いているような感覚です。
組立はとても簡単ながら、安定性もバッチリ
これだけコンパクトに収納できるのだから、さぞ組み立ては大変なのかと思いきや、広げて炭受けと焼き網を乗せて終了という簡単さ。更に、この網と済受けがしっかりできているので、これらのお陰で安定性も取れています。
風通しが良く、とても高火力
ところどころ風通しを良くするための通気口が空いているので、よく風を取り入れることができ、かなりの火力になります。更に炭と網の距離も近いので、焼き物はスムーズに焼くことができ、少人数でも回転よくバーベキューを楽しむことができます。
ただし、思ったよりもかなりの火力が出るので、卓上で使用すると熱気が強いので、通常のバーベキューコンロと同等に扱うことをオススメします。
様々な用途で使用することが可能
オープンな構造や安定性を生かして、炭置きに五徳を設置すると、安定した火力を持続することができるので、湯沸しで使用したり、鍋物の調理等で使用することもできます。特にソロでのキャンプでの幅がグッと広がるため、1台で何役もこなしてくれるスグレモノです。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロおすすめ⑦ ダイソー インスタントコンロ
最後に紹介するのは、一番も変わり種であるダイソーのインスタントコンロです。これまで紹介してきた、メジャーなキャンプメーカーと比べると、きっと物足りないだろう・・・と思いがちですが、これが意外とオススメの商品であったりします。
300円というお手頃価格
もちろん使い捨てではありますが、たったの300円でバーベキューコンロが買えると思ったら、かなり破格な値段です。お花見でバーベキューがしたいけど、ちゃんとしたコンロを買うのももったいない・・・といったような、1回だけ使えればいいという状況の時に便利です。
侮れないほどの高火力
やはり値段を考えると、一番心配になるのが「ちゃんと焼けるのか」という点ですが、これが思った以上の火力が出て、肉でも魚でもしっかりと焼くことができます。更に、着火に要する時間も短く、1時間以上は持続するので、しっかりとバーベキューコンロとしての役目を果たしてくれます。
炭等の燃料も一切不要
当然ですが、コンロと食材だけあっても、炭や着火剤などが無ければ、バーベキューコンロとしての役割は果たすことができません。しかし、このバーベキューコンロは全てがセットになっているので、着火マン等の着火するものさえあれば、すぐにバーベキューをすることができます。
片付けも火を消すだけでOK
使い捨てなので、片付けも火を消して捨てるだけでOKなので、面倒な手洗いや持ち帰りをすることはありません。用途はバーベキューに特化しているので、キャンプで使用するというより、外での食事を楽しみたい時に使用するのがオススメです。
ソロ向けコンパクトバーベキューコンロの選び方は?メリット等比較
これまで7つのアイテムをご紹介してきましたが、どれも様々な特徴があって、結局どれを選べば良いか分からないのではないかと思います。そこで、簡単にこれまでご紹介してきたコンロの詳細を表にまとめてみましたので、選ぶ際のご参考にしてみてください。
笑’s コンパクト焚き火グリル「B-6君」 | ピラミッドグリル・コンパクト | パックアウェイグリルⅡ | ユニセラ TG-Ⅲ | フォールディングBBQコンロ | カマド スマートグリルB6型 | インスタントコンロ | |
笑’s | ロゴス | コールマン | ユニフレーム | 尾上製作所 | キャプテンスタッグ | ダイソー | |
5076円(本体) | 4700円 | 4298円 | 10800円 | 4000円 | 6000円 | 300円 | |
18.1×12.2×1.8cm | 24×18.5×3.5cm | 28.5×28.5×5cm |
31.5×16.5×8.5 |
31.5×26×4cm | 20×12.5×18cm | 27×22×5cm | |
21.5×12.2×16.5cm | 19×19×15cm | 28.5×28.5×21cm |
31.5×25×19cm |
31.5×28×23.5cm | 20×12.5×3.5cm | 27×22×5cm | |
0.5kg | 1.0kg | 1.5kg | 3.1kg | 1.8kg | 0.75kg | 0.52kg | |
・アレンジが多彩
・軽量で丈夫 |
・見た目が可愛い
・卓上OK |
・円形で使い易い
・滑りにくい |
・本格的
・熱効率が良い |
・コスパが良い
・一体型構造 |
・組立簡単
・アレンジ多彩 |
・使い捨て
・意外と高火力 |
*価格はメーカー直販及び希望小売価格です
コンパクトバーキューコンロを取り入れてみよう
その見た目のコンパクトさから、一見頼りなさそうに見えるコンパクトバーベキューコンロですが、様々な工夫が施されており、色々な用途に使用できるものから、少ない熱源で高い火力を出せるものなど、通常のバーベキューコンロよりも可能性を秘めていると言っても、過言ではありません。価格もお手頃なものが多いので、まずは1台買ってみて、その便利さ、使い勝手の良さを体感してみてはいかがでしょうか。