ブリの幼魚「ワカシ」ってどんな魚?出世魚や味など

釣れたワカシの下処理

釣れたワカシを持ち帰りたい時は、釣ってから早急に締めます。血を魚体に残さないことが大事なので、ナイフで頭の近くのエラと尾の付け根を刺して血抜きをします。血抜きしたワカシは早めにクーラーボックスに入れましょう。そのことによって、鮮度が保たれます。

ワカシはどんな味?

出世魚の特徴は、幼魚から成魚では魚のサイズの違いによって味の種類が違うことです。幼魚のワカシは脂が少なく、身がしっかりとしていて食感がありますが、成魚のブリは身の質感がよく、脂がのっかり美味しいと言われています。

ワカシの食べ方や調理方法

ワカシはブリに比べて脂が少なく、あっさりとした味なので、調理時の味付けは少し濃い目の方が美味しいと言われています。ここでは代表的な5種類の食べ方や調理方法を紹介していきます。

食べ方や調理方法① ワカシの刺身

ワカシの食べ方の定番は刺身です。三枚おろしで刺身にしてみましょう。まずはウロコを落として、包丁で頭を取ります。この時に背骨の付け根だけ切ると内臓がきれいに取れます。腹の中をキレイに洗って水分を拭き取ったら、身を切り離して二枚おろしにします。腹骨と皮を切り取り三枚にして、身に残った中骨を毛抜きなどで抜き取ります。一切れサイズに切り分ければ刺身の完成です。

食べ方や調理方法② ワカシの漬け

刺身があっさりした味だと感じたら、漬けにしてみたらいかがでしょうか。材料はワカシを2柵、醤油とみりんを大さじ2杯、日本酒を大さじ1杯、白ごまを適量。醤油、みりん、日本酒で漬けの調味料を作って、食べやすいサイズに切ったワカシの切り身を約1時間、漬け込みます。お皿に漬け込んだ切り身とつけ汁を少々入れて、お好みで貝割れ大根を上にのせて完成です。

食べ方や調理方法③ ワカシのなめろう

なめろうというとアジを使いますが、ワカシでもなめろうを作ることができます。材料はワカシを150グラム、小ネギを3本、しょうがを小さじ2杯、味噌を15グラム、醤油とみりんを少々。小ネギとしょうがを細かく微塵切りにしてワカシの切り身と味噌と一緒にまとめて置きます。初めは刻むように混ぜていき、包丁でワカシの切り身や味噌もたたいていくと全体がねっとりしてきます。出来上がったら酒のつまみもよいですが、茶漬けにして食べてみることもおすすめです。

食べ方や調理方法④ ワカシの塩焼き

美味しい食べ方の一つにワカシの塩焼きがあります。材料はワカシを1匹、料理を大さじ2杯、塩を小さじ1杯。まず、ワカシの内臓を取り出して、腹の中を流水で洗います。臭みを取るため、料理酒と塩を全体にかけます。約5分ほど経ったら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。グリルで魚を焼く前に包丁で×印を入れておくと身に火が入ります。グリルで弱火から中火で10分から15分焼いたら完成です。

刺身で気をつけたい食中毒

アニキサスによる食中毒

魚の刺身を食べるときに気をつけたいことは食中毒です。食中毒の原因の一つに魚介類に寄生したアニキサスから発症するケースがあります。アニキサスの幼虫は半透明の白色で体長が2~3センチの細長い線虫です。アニキサスによる食中毒は激しい腹痛と嘔吐や下痢などを伴います。

NEXT アニキサスの対処の仕方