初心者から上級者まで楽しめる防波堤釣り! 

クロダイ釣りは潮の流れに注目

警戒心が強いクロダイはメバルと同様に、朝夕マヅメと呼ばれる夜明け前や日没前後の薄らぼけている時間帯によく釣れます。朝か夕方のどちらかが釣りやすいかと言いますと、水温が少しづつ上がる春から夏、秋はにはどちらでも同じくらいですが、冬は夕マヅメがよく釣れると言われています。

またクロダイの活性が高くなるのは、潮が変わる前後と言われていますので、その時間帯に寄せ餌で効果的に狙うのがコツです。特に満潮時と夕マヅメが重なるときには、魚が警戒心を解いて活性の高くなる時間帯と言われているので、浅場でも釣りのポイントになることがあります。

防波堤釣りで釣れる魚③:サヨリ

群れで泳ぐ回遊魚、危険時には空中へジャンプ

サヨリは北海道南部から日本の各地の沿岸に生息し、群れをなして海面近くを泳ぎ、海藻や動物プランクトンを捕食します。細長い体形と長く突き出た下あごが特徴的です。体色は銀青色で、腹部は銀色に輝いています。

サヨリは暑い季節の6月から8月を除く時期に釣れます。回遊魚なので特定の場所を限定できませんが、堤防の先端など潮の流れがあるエリアがよく釣れる場所です。水面付近を泳いでいるのを目視で確認できるので、群れを見つけたら仕掛けを投じます。

サヨリ釣りだけに1点集中

かご付き転倒ウキを使うとアタリがすぐにわかるので、サヨリがたくさん釣れます。サヨリの回遊ルートを見つけたら、ウキの下部の網目にコマセを詰めて投入します。上級者になると自作のウキを持参する方も多いです。

サヨリを釣るほかの方法に「サビキ釣り」があります。「サビキ釣り」とは疑似餌針がいくつも付いた仕掛けと、アミエビなどの撒き餌をいれたかごを連結させたもので、魚を釣る方法です。活きた餌を針に付けるのが苦手な人にはおすすめの方法です。またサヨリ釣り専用のセットの販売されていますので、初心者にはそれが便利です。

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