パロマーノットの強度や結び方まとめ!PEラインとの相性も!

実際の強度はどのくらいなのか。検証結果では30lbのフロロカーボン ラインを使用し、結び目がいったいどこまで耐えることができるかを検証したデータがあります。結果結び目が荷重の限界まで耐得ることができたという結果が出ています。平均強度を数値化すると88.9%〜約90%と非常に高い値であることが明らかになっています。

パロマーノットは最強の結び方と言われている

結束もダブルライン、サルカンとの接続の際もダブルラインとすべてがダブルの構造で出来ているからこそ強い結びが実現できます。長いルアーがついたまま結ぶのはループを金属部にくぐらせなければならないので困難に思われますが糸の玉結びや玉止めのように覚えれば誰でもできる簡単な結び方です。またハーフヒッチしやすい結び方でもあります。

ハングマンズノットとパロマーノットの違い

ここからは2つのノットの違いとメリットデメリットを見ていきましょう。パロマーノットとハングマンズノットの違いは、どちらも優秀で抜群の強度ですが、使いやすさにもそれぞれ特徴がありますのでご説明します。

パロマーノット

2本の糸をうまく緩むことなく、また糸がクロスせずにしっかりと巻いていけばどのノットにも勝る強度を得られ、確実で確かな手応えと狙った大きな魚でもしっかり捕らえられるブレない結束強度を実現できるのがパロマーノットです。

ハングマンズノット

強力なパロマーノットに対し、ハングマンズノットは締め込むときにラインが痛むといったデメリットもありますが、ノットが抜けてしまうことは無く平均して強い強度が一定に得られる安定感と、天候に関係なくいつでも失敗なく成功させることができるといった点があります。

NEXT パロマーノットとハングマンズノットの見分け方