パックロッドも初心者におすすめ
パックロッドはロッドピースを増やして仕舞寸法を小さくしたロッドです。初心者の場合、通うフィールドが決まっていませんので、色々なところでルアーを投げてみたくなるはずです。パックロッドならば携帯性が優れているのでいつでもどこでも持って行くことができます。
シマノトラスティックS710-810ML
少し値段は張りますが、パックロッドでおすすめの1本がシマノのトラスティックです。このロッドの素晴らしいところはパックロッドの携帯性はもちろんですが、上から3継目のピースを1本足すことができて、ロッドの長さを1フィート長くできる点です。「もう少しロッドが長ければ」といったシチュエーションに対応してくれます。
中級者のシーバスロッドの選び方
通いつめるフィールドを決めたら、シーバスを実際に何匹も釣り上げてくれば初心者も卒業、中級者となりますが、今度はいくつかのフィールドに挑戦したくなるはずです。そこで初めて「ロッドはフィールドに合わせて選ぶ」となってきます。
フィールド別で長さを決める
河口部など大型河川でシーバスを狙うならば、流れのあるポイントまでルアーを飛ばさなければなりませんので、遠投が効く長めのロッドが必要です。具体的には9〜10フィート前後の長めのロッドが良いです。サーフでも同様のことが言えますが、さらに遠投できる10〜11フィートが好ましいです。都市部でストラクチャーを狙う釣りをする場合、しっかりとピンポイントにルアーをキャストすることが必要ですので、具体的には8〜8.5フィート前後で基本の硬さMLが最も適しています。
中級者におすすめシーバスロッド
中級者におすすめするロッドは2大メーカーのシマノとダイワから2本に厳選しました。中級者がどんどんシーバスにのめり込んでいき、多種多様なフィールドに挑戦していく、そんな時には万能型のロッドが必要と考えるからです。
シマノ ディアルーナシリーズ
軽さとパワーを兼ね備えたシマノの技術がうかがえるロッドです。価格は2万円ほどですが、この値段でこの性能はコストパフォーマンスに優れています。中級者が持つには最も適しているロッドの1つです。
ダイワ ラテオシリーズ
ダイワのシーバスに特化した性能を備えているのがラテオシリーズです。感度も良くアクションも付けやすい、その上軽いという三拍子揃っている上にハイコストパフォーマンス、評価が非常に高いロッドの1つです。
ランカーサイズの魔力
ランカーシーバスとは
シーバスの頭から尻尾の先までの長さが80㎝以上あるものをランカーシーバスと言います。ヒットした瞬間から手に汗握るファイトが楽しめること間違いなし。まさにシーバスフィッシングの醍醐味です。その魔力に取り憑かれてしまい、ランカーサイズ用のロッドが欲しくなってしまうとシーバス上級者と言えるでしょう。
上級者の選び方
ランカーサイズとやり取りすればわかりますが、シーバスの強烈な引きに自分の体が持っていかれそうになります。そんなランカーサイズのパワーをいなすロッドのしなりと、思ったところにルアーをキャストし、なおかつアクションを付け、水の流れをティップで感じることができる繊細なロッドが必要ということになります。具体的には長さはフィールドで選びますが、ML以上の硬さで良くしなり、しかも竿先が繊細であるという必要があります。
上級者におすすめシーバスロッド
シマノ エクスセンスシリーズ
シマノの最高級ルアーロッドです。軽さと細さを両立させているため、長時間キャストし続けても疲れにくくなっています。対応ルアーも8~45gと幅広く、30gのジグなども気持ちよく飛ばすことができるでしょう。
ダイワ モアザンブランジーノシリーズ
ダイワのランカーシーバスに特化したフラッグシップモデルです。ランカーにターゲットを絞っているので、ロッドに強靭なパワーがあり決して力負けせず、ティップは繊細で水中の様子が手に取るようにわかる高感度。正に最高級シーバスロッドです。
エバーグリーン ゼファーアヴァンギャルドシリーズ
「1バイトでも多く、1匹でも多く」のテーマの元に作られたエバーグリーンの最高級ロッドです。軽量で高感度なことはもちろんですが、かけたシーバスをバラしにくくする性能を持っています。
アピア Foojin’ADシリーズ
アピアの最高級シーバスロッドシリーズです。いくつかのモデルがあり、それぞれシーバスのスペシャリスト達が監修を行っていて、シーンやフィールドに合わせたロッド選びが可能になっています。
まとめ
シマノやダイワといった大手メーカーの他にも多種多様なメーカーからシーバスモデルのロッドが発売されるようになりました。コストパフォーマンスに優れたものから、各メーカーの技術を結集した最高級のものまで揃っているので、ロッド選びに迷うのは当然のことです。ロッドはただ値段が高ければ良いというものでもありません。シーバスロッドとの相性というものもあります。迷った時には基本に立ち返り、自分が使うであろうフィールドを思い出してみてください。