キャンプの名脇役タープの基本徹底解説!おすすめタープも紹介します!

「タープ」をご存知でしょうか。タープはキャンプにおいてリビングスペースを広げたり、バイクの駐車スペースを創出したりと、多様な用途があります。今回はタープの基礎からオススメのタープなどをご紹介していきます。

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アウトドア関連、特にキャンプに関するおすすめグッズやブランド、アウトドアファッション関連が得意分野です。「次のキャンプにはこれを持って行こう」と思えるようなアイテム紹介やライティング、画像選びを心がけております。
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タープとは

キャンプにおいてタープは今や必需品となっています。タープはリビングスペースを広げたり、キャンプの幅を広げることができるのが最大の利点です。今回はそのタープの基本情報から、様々なタイプのおすすめタープをご紹介していきます。

テントとの違い

タープとテントの違い、それは「床があるかないか」です。キャンプにおいて床があるところは寝床になり、これはテントが担当します。では床がないところはと言うと、「靴を脱がずに入れる屋根のある場所」なので、簡単に出入りができ、ご飯を食べたり椅子に座ってくつろいだりする場所です。これをタープが担います。

リビング空間

リビング空間としての機能はタープの中心的な機能です。種類にもよりますが、タープは屋根のみになるので、自然の流れる風を感じつつ、また雨をしのぎつつ、暖かいコーヒーを飲むことができる場所を作り出すことができます。仲間たちとアウトドアにいながらくつろぐことができる快適なリビング空間となります。

タープの用途は無限大

タープは屋根のある空間を拡張する機能があるので、屋根の下でどう過ごすかでタープの役割は無限に広がります。料理をすればキッチンに、ハンモックを用意すればちょっとした寝床になります。人数が多ければリビングをもう一つなんてのも可能です。

タープの種類と特徴

タープの機能は前述した通りですが、では「どんなタープを持って行こうか」が問題になります。タープは種類によって設営のしやすさ、持ち運びのしやすさ、設営後の空間の広さなどが違います。この章ではタープの種類と特徴についてご紹介していきます。

基本の六角形・ヘキサタープ

2本の主柱と4箇所の留め具(副柱もしくはペグ)で固定し、上から見ると6角形に見えることからヘキサタープと言います。組み立てやすさは少々慣れが必要ですが、持ち運びやすさは抜群です。また、ある程度の風を受け流すことができます。

床のないテント?・スクリーンタープ

スクリーンタープの良さは何と言っても虫が入ってこないという点です。「床のないテント」と呼ばれるように、側面をメッシュ地で囲まれているため、風は通すが虫は通さない空間を作り出せます。ただし柱が多いため重量は重いです。

快適空間確保・スクエアタープ

このタイプのタープは設営後の空間が広くアレンジしやすいのが大きな特徴です。ただし、運搬・設営・対風性能に関しては今ひとつです。家族やグループなどのある程の人数でのアウトドアやレジャー向けといえます。

ワンタッチ設営・自立式タープ

設営のしやすさから、「ワンタッチタープ」ともよばれ、他のタープの中で抜群に設営しやすいのがこのタイプです。ただし、設営にしやすさと引き換えにその骨組みの多さから重量が比較的重く、持ち運びには苦労しそうです。

タープの選び方ポイント

タープの種類と機能性がわかったとして、では何を基準にタープを選ぶのかが問題になります。最大限アウトドアを楽しんでいただくために、以下ではタープ選びでの一般的な判断基準をご紹介していきます。

使用環境をチェック

タープは開放性が高いので、タープ選びにおいて季節感は大事なポイントです。夏の海辺ならば虫はそれほどいないので、通気性を重視しても良いでしょう。また、冬ならば寒さがダイレクトに伝わらないように生地の少し厚めのタープの方がいいです。また、ペグが打てるかどうか、という点も重要なポイントになります。

使用人数(大きさ)をチェック

ソロキャンプなど、一人で使うという場合はコンパクトサイズを、家族や5名以下で使うという場合はミドルサイズ、サークルや5名以上で使う場合はビッグサイズを選びましょう。持ち運びやすさはサイズに比例しているので、人数を確認は必須です。

耐水圧(防水性能)をチェック

耐水圧については1000mmなど数字が記されており、耐水圧の優劣は数字の大小に比例しています。耐水圧1,000mm以上のものを選ぶと良いでしょう。耐水圧が高すぎても通気性が悪くなってしまうので注意が必要です。万が一突然大雨が降ってきたりした場合には、傾斜をつけて雨水を受け流せばある程度耐えられます。

素材(遮光性)をチェック

遮光性はどれだけ光を遮るかの尺度です。ただし、タープにとって遮光性が高ければいいというわけではなく、高いとそれだけ分厚く、持ち運びにくさや撤収しづらさに繋がってしまうので要注意です。

キャンプにおすすめヘキサタープ

スタイリッシュさとデザイン性で人気のヘキサタープですが、この章では設営した時のシルエットや色、空間の広さなど、基本スペックや実際の使用感も合わせて、オススメのヘキサタープをご紹介していきます。

スノーピーク アメニティタープヘキサLセット

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設営後は幅500cm、奥行き570cm、高さ280cmで、収納時は幅80cm、奥行き17cm、高さ22cm、重量は7kg、耐水圧は1800mmです。ポールとペグがセットになっており、初めてタープを使うという方にはおすすめです。また、留め具の縫製やタープの形状を衝撃を分散する仕様なため、風が強くなっても安心です。

コールマン タープ XPヘキサタープ

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設営後は幅435cm、奥行き460cm、高さ230cmで、収納時は幅74cm、奥行き18cm、高さ18cm、重量は7.6kg、耐水圧は1500mmです。一人で設営することができ、設営時間は5~10分ほどです。また、メインのクロスポールの他にサイドポールもあるため、設営バリエーションも幅広いです。

キャンバスキャンプ タープ ウイング

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設営後は幅奥行きともに380cm、高さは230cm、収納時のサイズは重量が6.6kgと、コットン性の中でも比較的軽量です。防水加工も施されているため、耐水性も問題ありません。主に海外での販売になっているので、到着まで時間がかかる可能性があります。

キャンプにおすすめスクリーンタープ

タープは開放感がある一方で、レジャーやアウトドアで懸念される虫に対してのガードが弱い難点があります。スクリーンタイプはそんな難点を克服するもので、風を感じつつも虫は寄せ付けないので、虫が苦手という方にはオススメです。

コールマン タフスクリーンタープ

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設営時は幅400cm、奥行き360cm、高さ210cm、収納時は横26cm、縦26cm、長さ74cm、重量は13.2kg、耐水圧は2000mmです。設営はシスト機能がついているので、一人でも行うことができます。内部は空気の循環を考慮した設計なので熱や煙がこもりにくい設計になっています。

ノースイーグル スクリーンキャノピー

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設営後は幅250cm、奥行き250cm、高さ245cm、収納時は縦22cm、横22cm、長さ117cm、重量は10.8kg、耐水圧は1000mmです。設営は大人二人ほどででき、サイドスクリーンも簡単に昇降できます。ただし撤収の際にはきちんと畳まないと袋に入らないので注意です。

FIELDOORスクリーンテント

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設営後は幅300cm、奥行き300cm、高さ220cm、収納時は横67cm、縦16cm、長さ16cm、重量は7kgです。スクリーンタープの中でも軽量で、価格も安く、簡単に安く済ませたい場合にオススメです。ただし、耐水性はないので直射日光から肌を守り、虫の侵入を防ぐことはできるので、レジャーにオススメです。

キャンプにおすすめスクエアタープ

スクエアタープは高さがポール次第なので、使用人数や太陽の角度に応じて変えることができます。デザインもシンプルなので、後々紹介するデコレーショングッズでアレンジできるのも特徴の一つです。

FIELDOOR スクエアタープ

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設営後は幅280cm、奥行き280cm、収納時は縦14cm、横14cm、長さ25cm、重量は1.3kg、耐水圧は2000mm以上です。このセットにはメインポールは入っていないので、タープの高さはメインポール次第になります。また遮光性と耐水性に優れ、急な天候の変化でも安心です。

Unigear 防水タープ/h3>

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設営後のサイズは次の3つがあります。Mは幅220cm、奥行き240cm、Lは幅300cm、奥行き300cm、XLは幅300cm、奥行き400cm、重量は1kg前後です。耐水圧は3000mm以上で、大雨でも耐えることができます。タープの裏面には暑さや紫外線をカットする加工が施されています。

FLYFLYGO 天幕シェード 防水タープ

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