チヌ釣り方別おすすめ餌15選!自作餌の作り方まで紹介!

この餌の特徴は、水を含みやすい性質の材料を配合して作られているので水を加えて練る事で大きさを2.5倍にまで増大させる点です。

これにより、この一袋で多くの量のダンゴを作ることができ、コスパ面でも良いです。また、海水に入った時に周りが濁るので、チヌの警戒心を解いてより食いつき面でも成果を得ることができます。

チヌ自作餌の作り方

いろいろなタイプのエサが作れる!

チヌのエサのタイプは用途によって様々です。その中でも、よく用いられるのが練り餌と撒き餌です。実はこの二つのエサは、自作することができます。特に練り餌に関しては、サナギタイプや集魚タイプなど、反応させたいターゲットによっても作り方や材料を変えています。その応用で、自宅にあるものを使い作ります。

この手の市販の餌には、視覚を刺激する為の着色材や魚の好物であるアミノ酸やアミエビなどが含まれており、ここに匂いで引き付けるための材料や粘り気を生む材料などもプラスして入っていることが多いです。これらを理解すれば、家にあるものやホームセンター・スーパーで買えるものでも十分作ることができます。

具体的な自作餌の作り方①食い渋りイエロー

食い渋りイエローとは、市販に売られている練り餌の一種です。黄色で視覚を刺激するタイプの餌で、海底に潜むチヌに対してアピールでき、チヌ釣りにおいて人気のある餌です。この餌は自作することができ、市販のものを買うより経費をおさえることもできます。

具体的な作り方は、小麦粉・えび粉・砂糖・アミノ酸・黄色の食用色素を混ぜ合わせ、その後に水あめと水を混ぜ合わせてこねます。そして、サラダ油とバニラエッセンスを加えた後に丸くこねていきます。あとは、好みの硬さまで水を足しながら練っていくだけです。小麦粉とえび粉を9:1の割合で入れることがポイントです。

具体的な自作餌の作り方②高集魚レッド

高集魚レッドは、食い渋りイエローと同じシリーズとして販売されている餌です。この餌も視覚で刺激するタイプの餌ですが、食い渋りイエローと違うのは、ニンニクを配合することで匂いでも食いつかせることができる点です。この匂いでチヌの大物の気を引くことができます。

この餌の自作版の作り方は食い渋りイエローとほとんど同じで、成分が違う分その代替品となる材料が変わっているだけです。主に違う点としては、さなぎ粉やおろしにんにくを使い、食用色素は赤の物を使っています。

あとは同じ工程で作っていきますが、注意すべき点はにんにくを入れすぎないようにすることと、液体を入れすぎないことです。

季節によって餌を変えよう!

季節によって餌を変える理由

チヌの食性は雑食性であり、時には人間が食べているようなものを餌にしても食いついてくることがあります。逆に、チヌは食欲旺盛が故にその時期ごとの餌の好みもコロコロ変わっていきます。

雑食であると言われる理由は、季節ごとに食す餌が違うので様々な種類のものを食べているように感じる部分も大きいです。

また、地域によってもチヌの習性や食性が違ってきます。なので、その土地ごとのチヌの状況や釣りの環境なども現地の方に聞いたり、事前に調べておくと餌への食いつきが悪いなどの失敗を無くすことができます。

6月〜9月頃

この時期は梅雨から夏のシーズンであり、海水の温度も上がってくるのでチヌが活発に餌を求めて動き回るようになります。また、このシーズンは同時にエサ取りを多く発生させます。このエサ取りは昼間に活発に動き、ターゲットにまで餌が到達せずに投げるたびに無くなるなんてことが多く起こります。

この事態を無くすために、この時期は夜釣りをメインにした方が良いです。その時に使用する餌は硬めの餌です。これは夏〜秋の水温が常に高い時期にチヌが好むからという理由もありますが、エサ取りから逃れるためという理由もあります。具体的な例としては小さめの生きたシャコやカニ、または練り餌などもおすすめです。

NEXT 10月〜11月頃