おすすめな針2つ目は、がまかつ(Gamakatsu) カン付チヌ フック(NSB) 10号 釣り針です。カンダイは、強靭なアゴが特徴ですので普通の針だと先端が曲がってしまう恐れがあります。曲がってしまうのを防ぐためにひねりを加えた作りになっているチヌ針がおすすめです。
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カンダイの釣り方をご紹介
カキやサザエなどの貝類を主食としているので、岩礁帯や堤防付近などが釣りポイントになります。釣りに必要な道具を取り揃えたらいよいよ釣るだけです。ここでは、磯釣りや底物釣りやかぶせ釣りなど3つの釣り方を動画と合わせてご紹介していきます。
カンダイの釣り方①磯釣り
磯釣りは、荒々しい根まわりに潜んでいる生態を活かして、地形や潮の流れを見ながら狙いのポイントに仕掛けを投入して釣つ方法です。強いアゴと鋭い歯でエサに食らいついて来るので釣り応えを楽しめるように石鯛を釣る時のような強いタックルと仕掛けを用意して挑みましょう。
カンダイの釣り方②底物釣り
底物釣りは、磯から重たいオモリを使い仕掛けを投げ込み、海底に仕掛けが落ち着くようにして釣る方法です。カンダイは、最初の引きが強いので確実に引き上げられるようにタックルやラインは頑丈なものを使用し、オモリは根掛かりしないしにくいものにしましょう。
カンダイの釣り方③かぶせ釣り
かぶせ釣りは、エサとなるカキを水深のある堤防の足下に仕掛けを落とし込んで釣る方法です。カキの殻は、砕いて撒きエサとして撒いていきます。撒くことで魚を引き寄せられるのでこまめに撒いてカンダイを釣りあげましょう。
カンダイ釣りを動画でご紹介
かぶせ釣りと底物釣りの動画をご紹介しましたが、カンダイの引きはやはり強いです。食いついてから一気に釣りあげることがポイントとなってきますので、引きの強さに負けない強力なタックルを用意してカンダイ釣りに挑みましょう。
カンダイは食べることができる
真鯛のような透明感のある白身魚で刺身やフライ、煮付けなど様々な料理にして食べることができます。市場に出回るような魚ではないですが、旬の時期は脂が乗っていて美味しいと言われています。ここでは、カンダイの食について詳しくご紹介します。
カンダイの旬は冬
一年をとおして釣れる魚ですが、夏場は脂があまりのっておらず独特の磯の臭みがあると言われています。逆に冬のシーズンになると脂がのり、透明感のある白身はもっちりとした食感になります。食べるならぜひ、旬である冬にしましょう。
カンダイは脂がのっていて刺身に最適
前述でもご説明した通り、冬は脂がのっているので刺身として食べるのが最適です。鮮度のいいカンダイは、きれいな白身で弾力性がありもっちりとした食感を味わうことができます。ただし、弾力性が強く噛み切りにくいので、薄めに切ることがポイントです。
カンダイの食べ方とレシピをご紹介|唐揚げ
鮮度のいいものはお刺身で食べるのがおすすめですが、お刺身の他にも様々な食べ方があります。美味しい食べ方として、唐揚げはおすすめしたい調理方法の1つです。ここでは、カンダイの唐揚げの特徴とレシピをご紹介します。
カンダイの唐揚げの特徴
唐揚げの特徴は、皮付きのまま揚げることです。旬のカンダイは、臭みもなくもっちりとした食感を味わうことができます。皮付きのまま唐揚げにすることで皮の香ばしさも一緒に楽しむことができるのでおすすめです。
カンダイのからあげのレシピ
唐揚げは、3枚に卸した身を1口大にカットしていき、酒、醤油、砂糖、生姜を合わせたものに漬け込みます。15分程漬け込んだ身を片栗粉をまぶして油であげて揚がったら出来上がりです。簡単に作ることができるのでご飯のおかずやお酒のおつまみとしてぜひ、作ってみましょう。
カンダイの食べ方とレシピをご紹介|カルパッチョ
次にご紹介するのはカンダイのカルパッチョです。透明感のある白身を活かしたお刺身以外の食べ方としてカルパッチョはおすすめな調理法の1つです。ここでは、カルパッチョの特徴とレシピをご紹介します。
カンダイのカルパッチョの特徴
カルパッチョの特徴は、お刺身とは違った食感を楽しめることです。透明感のある白身と弾力のある歯ごたえが特徴なのでその食感を残しつつ、オリーブオイルであっさりと味付けし野菜と一緒に食べることでヘルシーな低カロリー料理に仕上げられるのでおすすめです。
カンダイのカルパッチョのレシピ
3枚に卸した身を薄めにスライスし、オリーブオイル、塩コショウ、刷りおろしたニンニクと一緒に混ぜて冷蔵庫で20分程冷やします。その後、お好みの野菜と味付けしたカンダイを混ぜたらお皿に盛り付け、レモンを絞ったら出来上がりです。身が引き締まり甘く感じるのでおすすめです。
カンダイの食べ方とレシピをご紹介|ムニエル
次にご紹介するのは、カンダイのコブを使ったムニエルです。身だけではなくコブの部分も調理することで美味しく食べることができます。ここでは、カンダイの最大の特徴でもあるコブを使った調理方法とレシピをご紹介します。
カンダイのコブを使ったムニエルの特徴
コブを使ったムニエルの特徴は、コブの食感を体感できることです。カンダイのコブは、脂が多く繊維質のかたまりなのでそのまま食べても脂を食べているようなものなので美味しくないです。味付けをして料理してあげることでババロアのような食感を楽しむことができます。
カンダイのコブを使ったムニエルのレシピ
まず、初めにカンダイのコブを丁度いい大きさにカットし、塩コショウをまんべんなくかけ、小麦粉を全体的にまぶます。そして、バターを溶かしたフライパンでゆっくり時間をかけてソテーし、表面がカリッとしたら完成です。コブの濃厚な旨味を楽しめますのでぜひ、試してみましょう。
カンダイ釣りに挑戦してみよう!
カンダイは、通称コブダイの別名という事をお分かり頂けたかと思います。カンダイは、寒い鯛と書いてカンダイといい、名前の由来どおり冬に旬の時期を迎えます。強靭なアゴで食らいついてくるので対抗できる強いタックルが必要です。ここでの知識を活かし、大物カンダイを釣りあげましょう。