はじめに
海水温が上がり堤防や護岸にカラス貝などが付着し、小さな生き物たちも集まります。そして、そうした小魚を食べようと、大きな魚が堤防際に集まってくるのですが、そういった魚を釣る際、落とし込み釣りが一番人気があります。今回は落とし込み釣りで一番釣りやすいチヌについて焦点をあてて説明していきます。
落とし込み釣りとは?
落とし込み釣りってどんな釣り?
落とし込み釣りとは堤防で重り針をつけ、遠くに投げずに直接堤防そばに針を落とし釣りあげる釣り方です。上から落ちてきたものに自然と食いついてしまうというチヌ(イシダイ)の特性を生かした、理にかなった釣り方になっているので、チヌを狙う時は落とし込み釣りを試す事が多いです。チヌについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
初心者でも釣れるの?
落とし込み釣りではチヌをはじめとした比較的大型の魚を狙うこともできるため、魚の力強いヒキを体感することができます。魚との強力な駆け引きを味わうことができるため釣りに慣れている方に特に人気のある釣り方ですが、ポイントを押さえれば釣りを初めたばかりの人も楽しむことができます。
チヌ(イシダイ)の落とし込み釣りの釣り方
まずは餌を現地調達
針に餌をつける
取った餌を針につけます。貝を針につける際は少しコツがあります。1個の貝を付ける際は蝶番を利用して針をつけます。いくつもの貝がくっついている場合は、くっついている繊維を利用して針をかけていきます。カニを使う場合、左右どちらかの足の下から2本目の所に針をさし、通します。この際、針を深く刺しすぎないように注意しましょう。返しの部分が貫通し、外にでてしまうとカニが海の中でくるくるまわってしまいチヌが食べにくくなってしまいます。返しが外にでないようにしましょう。貝を餌に使う際の針のつけ方をわかりやすく説明している動画もあります。