キャンプは家族や職場の同僚、友達同士で行くこともありますが、近年ではソロキャンプという単独で行うキャンプもあります。人数は食べる人数でもあり調理に加われる人数とも言えるので、参加人数は加味しておきましょう。
メインは何にするのか
メインはキャンプ料理のクライマックスなので、豪華で特別でそしてインスタ映えするような味や見た目、そして調理に簡単さで選びたいところです。
その点で「肉料理」は優秀です。ぶ厚いお肉だけでも味はもちろん、目にも美味しそうです。そして焼くだけでいいのです。周りにトマトやクレソンなど野菜を散らすだけでインスタ映えも狙えます。
キャンプのテーマで献立を立てよう
テーマは人数、目的で決まります。大勢なのかソロなのか、お祝いやパーティーなのか癒しなのか。大勢でなら豪勢でボリューミーに、お酒も進むものがいいでしょう。反対にソロで仕事の疲れを癒したいなら簡単でゆっくり自分の時間を過ごせるもの。子供と一緒に作るなら火を使わないものなどがいいでしょう。
Contents
ソロキャンプで簡単お手軽に缶詰飯
缶詰はキャンプ料理にまさにもってこいの食材です。まず缶が器の代わりになるので洗い物を少なくすることができます。またある程度調理されているので一手間加えるだけでキャンプ料理に大変身します。この章ではそんな缶詰料理をご紹介します。
タンドリーチキンホットサンドの簡単作り方
【1人分の材料:タンドリーチキン缶1個、食パン2枚、とろけるチーズ適量、お好みの野菜適量】作り方はすごくシンプルにパンに材料を全部挟んで、ホットサンドメーカーで挟んで焼くだけです。焼く際は直火なら適度にひっくり返しましょう。また、ピクルスやトマト、マスタード、ケチャップ、バターなどを加えても美味しいです。
オイルサーディンアヒージョの簡単作り方
【一人分の材料:オイルサーディン缶1個、ニンニク・鷹の爪(一味唐辛子でも可)・塩コショウ適量、パンやチーズをお好みで】作り方は、オイルサーディンを低い火力のコンロに缶詰のままかけ、ニンニクと鷹の爪を入れて完成です。そのまま食べてよし、パンにつけてよし、アヒージョの中へチーズを入れてアレンジするもよしの万能料理です。
ツナ缶マヨ焼きの簡単作り方
【一人分の材料:ツナ缶1個、玉ねぎ・マヨネーズ・塩コショウ適量】作り方はツナ缶の上に玉ねぎを乗せ、その上からマヨネーズをかけて、バーナーで炙ります。マヨネーズが少し焦げたぐらいが食べ頃です。また、マヨネーズの上からチーズをかけてもいいです。アレンジが自由で自分の食べたいように変えられるのでソロキャンプにうってつけです。
ミックスビーンズのらっきょう和えの簡単作り方
【一人分の材料:ミックスビーンズ缶1個、らっきょう適量、オリーブオイル・塩コショウ適量】作り方は材料を混ぜ合わせるだけなので、とても簡単ですぐにできます。ちょっと一品増やしたいときなどにオススメの一品です。
あずきぜんざいの簡単作り方
【一人分の材料:あずき缶1個、お餅適量、お水・はちみつ適量】お餅はコンロで焼いておきましょう。お餅が焼けたら、今度はあずき缶にお水とはちみつを加えて熱し、ふつふつしてきたところへお餅を投入します。簡単お手軽にできるあったかデザート、ぜひお試しください。
子供と一緒に!簡単お手軽キャンプ飯
お子さんも一緒のキャンプなら、料理もキャンプの良き思い出にすることができます。一緒に調理できるところは一緒にすると料理ができた時の嬉しさは倍増です。この章ではお子さんと一緒にできる料理をご紹介していきます。
チーズフォンデュの簡単作り方
【材料:カマンベールチーズ1個、白ワイン10ml、塩コショウ適量、ディップする食材適量】まずチーズをアルミホイル箔で包み、上の白くなっている部分をカットし、ここに白ワインを加えます。そのままコンロで加熱し、中のチーズが溶けたら塩コショウを加えて、あとは材料をディップするだけです。材料はお好みで加熱してもいいでしょう。
フルーツ寒天寄せの簡単作り方
【材料:フルーツ缶やフルーツ適量、フルーツ缶のシロップと水と粉寒天はシロップ200cc水200ccに対して粉寒天は4gです。砂糖適量】プリンやヨーグルトのカップなどにフルーツを入れていきます。そこへ水と粉寒天、砂糖、そしてフルーツ缶のシロップを入れた寒天液を入れて冷蔵庫で冷やして完成です。
好きなものをいっぱい入れたクリームチーズディップの作り方
【材料:クリームチーズ適量、カルピス原液適量、ドライフルーツまたはミックスナッツ適量】作り方は材料をただ混ぜ合わせるだけです。また、カルピス原液をツナ缶に変えるとおかずディップになるので、いろいろな種類を作って食べ比べてみると良いでしょう。
チーズカレーパンの簡単作り方
【材料:残ったカレーまたはシチュー、ビーフシチューなど適量、丸パン適量、とろけるチーズ適量】作り方は、丸パンの上を切り取り、中を指で押し固めてくぼみを作ります。そのくぼみに残ったカレーやシチューを入れて、上からチーズをたっぷり乗せます。あとはダッチオーブンなどで加熱すれば完成です。ボリューミーな朝食に大変身です。
ダッチオーブンパンの簡単作り方
【材料:強力粉300g、ドライイースト6g、塩5g、砂糖25g、バター25g、ぬるま湯190cc】まずボールに材料とぬるま湯で溶かしたイースト菌を混ぜ合わせます。1時間ほど一次発酵させ、生地を小分けにし、ダッチオーブンの中で20分ほど二次発酵をします。最後にコンロと炭の火で上下から焼いて完成です。
キャンプはやっぱりお肉!
キャンプ料理の王道はやはり肉料理でしょう。一品あるだけでキャンプのテーブルの主役になること間違いなしです。また、インスタ映えも期待できるので、レシピはぜひ押さえておきたいところです。
スペアリブの簡単作り方
【材料:豚スペアリブ人数分、焼肉にタレ(甘辛はお好みで)1カップ、はちみつ大さじ1杯、ニンニク・ショウガ適量】ニンニクとショウガは潰しておきましょう。あとはソースを全て混ぜ合わせ、スペアリブを一晩漬け込みます。フリーザーバッグに入れると揉み込みやすいです。焼くときは火を強くしすぎず、中火程度でじっくり焼きましょう。
ステーキの簡単作り方
まず、肉は常温に戻し、塩コショウを擦り込みます。火加減は網やプレートから5cmほど上に手をかざして耐えられるかどうかの温度で、油を塗り焼きます。焼き方は焼いている面から5mmほど色が変わったら面を変えます。焼く面には油を塗ります。この後3~5分ほど肉をアルミホイルで包み休ませます。すると中がレアに仕上がります。
ポークジンジャーの簡単作り方
【4人分の材料:豚ロース4枚、玉ねぎ1/2個、ショウガ適量、レモン汁・はちみつ・酒=2:2:1の割合】まず前日に豚肉をつけだれに漬け込んでおきます。漬け込む豚肉は切り込みを入れておきましょう。あとはキャンプ場で油を引いて焼いて完成です。
ローストビーフの簡単作り方
牛肉は常温に戻し、塩コショウをすり込みます。ダッチオーブンにはバターを引いて全面に焼き色をつけます。焼き色がついたら肉を取り出し、そこ網を敷き肉を戻し、蓋をして蓋の上に焼けた炭を乗せます。下火は中火か弱火でそのまま30~40分焼きます。その後肉をアルミホイルに包み20分ほど休ませレバ完成です。
チキンケバブの簡単作り方
【8人分材料:鶏ひき肉600g、ニンニク・塩コショウ・カレー粉・チリパウダー・クミンシード・片栗粉適量、サラダ油適量】作り方は材料を全て混ぜ合わせ、手にあらだ油をつけひき肉を竹串に握りつけ、遠火でじっくり焼いて出来上がりです。
キャンプでも魚介が食べたい!
お肉が苦手という方は魚介をふんだんに使ってキャンプ料理をしましょう。魚介はダッチオーブンやスキレット鍋で調理すると食材のダシが溶け合い絶品になります。この章ではキャンプで使える魚介料理の簡単レシピをご紹介します。
ムール貝の白ワイン蒸しの簡単作り方
【材料:ムール貝200~300g、白ワイン50cc、塩コショウ・タイム・ニンニク適量】ムール貝は下ごしらえされていなければ、表面の汚れを洗い流し、塩水につけて砂抜きをしておきましょう。あとはダッチオーブンに材料を全て入れ、火にかけます。蒸気が吹き出してきたら弱火にして4~5分蒸して出来上がりです。
アクアパッツァの簡単作り方
【4人分材料:お好みの魚介、お好みの野菜、黒オリーブ、プチトマト、ニンニク、塩コショウ、タイム、ローリエ、白ワイン、オリーブオイル適量】材料の下ごしらえを終えたら、全てをダッチオーブンに入れて、火にかけます。中火で15分ほど、一旦中を開けて味見をして味を整えたら完成です。
マグロのタルタルの簡単作り方
海鮮アヒージョの簡単作り方
【材料:剥きエビや牡蠣、ムール貝などお好みの魚介適量、マッシュルーム、ニンニク、鷹の爪(一味唐辛子でも可)、オリーブオイル、塩コショウを適量、ローレル1枚】まず魚介や野菜、鷹の爪以外をスキレット鍋に入れ、熱しておきます。オリーブオイルが温まったら魚介や野菜を入れます。最後に鷹の爪を入れ完成です。
ガーリックシュリンプの簡単作り方
【材料:エビ適量、ニンニク・ショウガ・白ワイン・オリーブオイル・塩コショウ・バター・パセリ・レモンピール適量】エビは前日に家で背わたをとっておきましょう。バター以外の食材を全て混ぜ合わせ、エビになじませておきましょう。最後にバターで焼いて完成です。
後片付けも簡単に
キャンプの後片付けは設営よりも手間がかかることがあります。テントを畳み、火の後始末やゴミの分別などを行う必要があり、帰りの道中に元気を残しておくために、料理は調理から撤収までを効率的に最小限の労力で済ませられるようにしましょう。
後片付けを簡単にするコツ
鉄則として使用する食器を最小限にしておく必要があります。下ごしらえした食材はフリーザーバッグに入れて、調理後は燃えるゴミで捨てましょう。またBBQコンロを使った場合は底面や側面にアルミホイルを敷いておくと掃除が楽です。また、ゴミ袋は分別の種類分用意して捨てるときに分別されているようにすると帰り際が楽です。
せっかくのキャンプ!楽しいキャンプ料理を!
キャンプは特別な日なので、ストレスは出来るだけ少なく済ませたいものです。パーティーなら豪勢に、ソロキャンプならまったりとプチ豪勢にするとして、調理や撤収に苦労していては楽しさも半減です。この記事で少しでも楽しいキャンプのお役に立てれば幸いです。