イサキ料理のおすすめ22選!煮つけやイタリアンのレシピも!

市場には通年出回っていますが、初夏から夏にかけ旬を迎えるイサキ。淡白な白身は日本料理からイタリアンまでどのような料理でも美味しく食べることができます。今回はイサキを使った料理22選をレシピも含めてご紹介していきます。みなさんもイサキを美味しく食べましょう。

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イサキの生態

東北の南、新潟県から九州の南岸の温暖な海域に生息するイサキ。岩礁地帯を好んで群れで生息し、日中は水深50m付近の海底域に潜んでいますが、夜になるとエサを求めて海面付近まで浮いてきます。肉食で小魚や、甲殻類などをエサにしています。

イサキの名前の由来

イサキは磯に棲んでいることから「磯魚(イソキ)」、幼魚の時にある縞が斑紋の目立つ魚であることから「斑魚(イサキ)」に由来しているといわれます。そこから、「伊佐木」、「伊佐幾」という漢字が付けられたと言われています。

イサキの地方名

地方によって呼び名が様々で、オクセイゴ(東北地方)、クロブタ(神奈川)、コシタメ(静岡)、エサキ(北陸)、トビ(三重)、ウズムシ(近畿)、カジヤコロシ(和歌山)、イセギ(高知)、イッサキ(九州)、ハンザコ(大分)、ジンキ(宮崎)、ソフ(鹿児島)、クチグロマツ(奄美大島)と呼ばれています。

イサキ料理を食べてみよう!

イサキは6月~9月にかけて産卵期を迎えます。冬を越し産卵期を目前にした初夏の5月~7月くらいまでが脂がのって美味しいと言われています。産卵後は脂が落ち、味は落ちてしまいます。冬場は身が締まるため、冬にイサキを好む方もいます。

イサキとはスズキの仲間

スズキ目コショウダイ亜科イサキ科イサキ属に属する海水魚の魚です。体長は成魚で最大50cmほどで、褐色の体色をしている。幼魚の時には、黄色っぽい縦縞があり、イノシシの子供に似ているとして「ウリボウ」とも呼ばれている。

イサキは臭みが少なく食べやすい

新鮮なイサキの身は、魚臭さが少なく脂がのっていてクセが少ないため生の魚が苦手という方にでも食べやすいと言われています。美味しい新鮮なイサキを選ぶ時には、お腹に張りがあり目が黒いものを選びましょう。イサキは目が濁りやすいので、よく注意して選んでください。

イサキは様々な料理がある

白身の魚なので淡白な味わいをしながらも、脂分に甘みがあるのでイサキ独特の旨味があります。生で食べるなら刺身はもちろんですが、火を通しても美味しく、塩焼きや煮つけにしても良し、揚げての良しの万能魚です。また、卵や白子も美味しく食べることができます。

イサキ料理を作ってみよう!捌き方をご紹介

これからレシピをご紹介していきますが、料理をする前にまずはイサキを捌いてみましょう。新鮮なイサキを買ってきても捌き方を失敗していまえば、せっかくの料理が台無しになってしまいます。

イサキの捌き方①鱗をとって頭を落とす

鱗取り器で尾びれ側から頭に向かって、両面の綺麗に鱗を取り洗いあ流します。(包丁でも取れますが、イサキの鱗はしっかりとしているので専用の鱗取り器があると便利です)

【注意!】イサキの背びれは固く鋭いので、怪我防止のために前もってキッチンばさみで切っておきましょう。

後頭部から腹ひれの後ろ側を結ぶ線に包丁を右に傾けて中骨に当たるまで切り込みを入れます。

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