アメニティドームってどんなもの?
日本を代表するアウトドアメーカー、スノーピーク。徹底したフィールドワークでの研究・開発から生まれるギアの数々は、今や世界から注目されています。アメニティドームはスノーピークのテントラインナップの中ではエントリーモデルとして定番のドーム型テントです。
スノーピークの人気テント
アメニティードームはキャンプ場でも目にする機会が多いスノーピークスの人気商品です。値段は27,600円(税別)からと比較的抑えられおり、キャンプ初心者の初めてのテントとして買いやすくなっています。また、スノーピークスならではのデザイン、高機能、高品質により、上級者からの需要も多く、ロングセラーとなっています。
テントの大きさは3種類
テント選びで注意したいのはテントの使用人数です。アメニティドームのテントの大きさは3種類、S,M,Lがあります。Sは3人用、Mは5人用、Lは6人用と、家族構成やグループなど、一緒にキャンプに行く人数によって選ぶことができます。
アメニティドームを見てみよう
アメニティドームはその名のとおりドーム型テントです。外見はスノーピークス定番のカラーリングで、無駄を省いた流線型のデザインです。一枚のフライシートによりインナーテントと前室に分けられます。まずは隅々まで見ていきます。
通気性がいいインナーテント
入り口は前後に2つ、いずれも出入りしやすい大きさで、メッシュにもなります。テントの中にいながら風の流れが感じられ、夏のキャンプを快適にしてくれます。その他上部にもメッシュになる窓、ベンチレーターがあり通気性は抜群です。
用途いろいろの前室
前室部分の出入り口は2つ、フロントとサイドです。フロントを閉じたままでもサイドから出入りできます。用途に合わせて使い分けれる他、2つとも開けると開放感があり、ちょっとしたキャノピー気分が味わえます。前室は椅子を置いてゆっくりくつろげる広さ。居住空間としてだけではなく、荷物を雨や夜露から守る役目も果たします。
安定感のあるフォルム
フレームは本体が3本、前室用に1本。シンプルですが、どっしりとした安定感のあるフォルムを作り出します。フレームはジュラルミン製で、強度を保ちながら軽量でもあります。折りたたみ式で持ち運びも簡単です。
アメニティドームの人気の秘密
アメニティドームの本当の魅力は見ただけではわかりません。自宅から運んで、キャンプ場で設営、大自然の中をアメニティドームと共にして、撤収。アメニティドームを使ってこそわかる魅力、そこに人気の秘密があります。
初心者でも簡単設営
インナーテントにフレームを通して立ち上がらせるだけで、もともと設営が簡単なことがメリットのドーム型テント。アメニティドームはさらに設営する人のことを考えています。フレームとそのフレームを入れるインナーテントのガイドは色分けされています。これなら説明書を見なくても、子どもでも間違うことはありません。
フライシートの工夫
インナーテントが立ち上がったらフライシートを被せますが、ここでも一工夫。インナーテントとフライシートのジョイント部分のテープの色は、それぞれ合わせる場所によって色分けしています。よく前後が逆だった、などの失敗がなくなり、スピーディーな設営ができます。
機能的にも優れたデザイン
自然の中に溶け込む、見た目にも美しいアメニティドーム。それは機能的にも優れているからこその美しさなのです。少し高さを抑えてシルエットに丸みを持たせることで、風がテントの上をスムーズに通るようにしています。
強風に負けない流線型
キャンプ場は見晴らしのいい丘であったり、水辺の近くなど、強風の起こりやすいところが多く、テントの破損の原因にもなります。また、テントの風対策が快適さを左右することも多いです。アメニティドームのデザインは、キャンプ場の環境を知り尽くしているからこそ実現した流線型なのです。
優れた防水性と撥水性
アメニティドームの耐水圧は「1,800mmミニマム」という表記です。ちなみに一般的に使われている傘の耐水圧は300mmから500mm程度なので、1,800mmの耐水圧が優れていることは一目瞭然です。一晩中雨が降っても安心して過ごすことができます。
「ミニマム」は自信の表れ
「ミニマム」という表記はテントのどの部分でもあっても耐水圧1,800mm(それ以上)という意味です。これはスノーピークの技術の高さを表しています。表面には撥水性を高めるテフロン撥水加工と太陽の紫外線から守るUVカット加工を施しています。
メンテナンスで性能を持続
何度か使用していると防水性と撥水性が劣化してきます。定期的なメンテナンスで高い防水性と撥水性を維持することができます。ファスナー部分の縫い目など構造上シームテープが貼れない箇所があります。その部分にはシームシーリング剤で目止めをすると高い防水性が保たれます。また、撥水の劣化には、撥水スプレーの使用で撥水性が向上します。
コンパクトにまとめられる
アメニティドームは専用のキャリーバックにテント、フライシート、フレーム、その他ペグ、ロープなどの小物がコンパクトに収納できます。車に積むときもわずかなスペースで収まります。また、自宅保管時も場所をとりません。S,M,Lそれぞれのキャリーバックの大きさ、収納時の重さは以下のとおりです。
キャリーバックのサイズ
アメニティドームS:大きさ58×18×23(h)cm重量:5kgアメニティドームM:大きさ74×22×25(h)cm重量:8kgアメニティドームL:大きさ73×23×27(h)cm重量:9.8kg
大きさを徹底比較!選び方の基本はサイズ感
アメニティドームのサイズは3種類。3人用のSサイズ、5人用のMサイズ、6人用のLサイズ。テント選びのポイントの一つとして、使用人数が上げられますが、しかし使用人数にとらわれない、それぞれの大きさで、それぞれの楽しみ方ができます。3種類のサイズの紹介と、それぞれの楽しみ方を紹介します。
Sサイズの基本情報
シリーズで一番小さなアメニティドームS。インナーテント:幅220cm奥行き150cm高さ120cm、フライシート:幅230cm奥行き355cm。3人家族が使用するのにぴったのりサイズです。また、カップルや友達2人でのキャンプにも活躍します。少し空いたスペースに荷物を置いたり、二人でトランプなどゲームを楽しめます。
Mサイズの基本情報
シリーズで真ん中の大きさ、アメニティドームM。インナーテント:幅265cm奥行き265cm高さ150cm、フライシート:幅280cm奥行き505cm。5人家族が使用するのにぴったりのサイズです。また3人~5人の友達グループでも使用できます。奥行き265cmは、人が寝ても足元に荷物を置けるスペースが十分確保されます。
Lサイズの基本情報
シリーズで一番大きなアメニティドームL。インナーテント:幅295cm奥行き295cm高さ165cm、フライシート:幅310cm奥行き540cm。家族以外に子どものお友達、祖父母など、大家族や友達グループに対応したサイズです。また少人数でテント内にテーブルを置いて、趣味を楽しむなどゆったり使うこともできます。
Mサイズが一番使いやすい?
アメニティドームの3サイズの中でもっともおすすめしたいのがMサイズです。少人数からグループまで使用人数が幅広く対応しています。5人用のテントとしては比較的コンパクトで、設営、撤収で扱いやすいです。
大きすぎず小さすぎないちょうどいいサイズ
キャンプは家族だけで行くとは限りません。友達家族と一緒だと、友達の子どもがテントに遊びに来て、子ども同士で遊ぶ場合も十分な広さです。また、子どもの友達が一緒に泊まることになっても、親子4人と子どもの友達1人、十分寝るスペースがあります。親はもちろん、子どもにとって、友達との貴重な経験ができます。
いろいろなシーンで活躍
友達同士でキャンプに行くことを考えると、仲の良い友達2人で行くときもあれば、3人~5人のグループで行くときもあります。そのどちらにも対応でき、しかも、少人数でも簡単に設営でき、取り扱いしやすい大きさです。
キャンプ場を選ばないサイズ
キャンプ場によってはサイトの1区画が狭いところもありますが、アメニティドームMのサイズならほとんどのサイトに設営できます。キャンプインフェスなどの限られたスペースでテントを張るときにも活躍します。テントスペースがコンパクトな分、タープのリビングスペースや、焚き火などの野外活動スペースが広く取れます。
ソロキャンプでも活躍!
ソロキャンプといえば、一人用で天井が低めのツーリング用テントなどを思い浮かべますが、思い切ってアメニティドームMを、ソロキャンプで使ってみましょう。メニティドームMを使えばソロキャンプの楽しみ方も広がります。